セキセイインコを飼っていると
絶対に必要なのが、
愛鳥が生活するケージですね。
そして、
愛鳥の生活空間であるケージを
清潔に保っておくのも
飼い主の大事な役目です。
愛鳥たちを別のケージに移して、
底に敷いてある新聞紙を取り換えて、
止まり木なども洗って、
網についた羽やフンを取って…
と、ケージの大きさの割に
意外と作業が多くて
時間がかかってしまいますよね。
筆者も部活が忙しくてなかなか
お掃除の時間が取れなかったときに、
見かねた母がやってくれていた時の
有難さはひとしおでした。
とはいえ、特に一人暮らしの方は
誰かに手伝ってもらうのも難しいですし、
もどかしいですよね。
そんなあなたのために、
ケージのお掃除を格段に
楽にしてくれる便利なツールを
今回はご紹介します!
ケージの掃除を簡単にしてくれる7つのアイテム
ペットショップで購入できるものの他、
日常生活でもよく目にするアイテムを
有効活用して時短につなげましょう!
余談として、
ケージお掃除中の暇つぶしとして
室内のアスレチックを
用意してあげるのもおすすめです。
⇒セキセイインコのおもちゃは手作りで!簡単&安く作る5つのポイント
それでは、掃除の主戦力となる
7つのアイテムをご紹介します。
アイテム1.洗剤
まずは、洗剤についてです。
大前提として、
普通の掃除用の洗剤は
ケージ掃除には使ってはいけません。
というのも、洗剤に含まれる薬品が
デリケートなインコの体には
非常に有毒であるためです。
なので基本的には、
洗剤は使わずに
熱湯消毒や日光消毒で済ませましょう。
妊婦や年配の方がいて
どうしても心配な場合は、
ペットショップで販売されている、
鳥類に害のない石鹸を使いましょう。
アイテム2.ヘラ
ヘラは、金網にこびりついてしまった
フンをそぎ取るために
使用するアイテムです。
これはペットショップで購入できますが、
個人的には必需品と言っていいほど
便利なアイテムなので、
是非手に入れておきましょう。
乾燥してこびりついたフンは
なかなかブラシなどでは
取りきれません。
金網の掃除が一番時間がかかるので、
このヘラがあると一気にそぎ取れるので
格段に早く掃除が終わります。
アイテム3.ミニホウキ
シードの皮やペレットの食べこぼしなどを
ササっと回収するときに便利な
アイテムです。
最近は100均でも
園芸用やデスク用のミニホウキが
売られていますが、
それで機能は十分です。
ケージの横に置いておけば、
気付いたときに手軽に
食べ散らかした餌を掃除出来て、
清潔な環境が維持できますね。
アイテム4.歯ブラシ
使い終わって捨てようと思っている
歯ブラシがあれば活用しましょう。
ケージの隅や、凹凸があって
掃除しにくい部分も、
歯ブラシなら汚れに届きます。
掃除道具としても場所を取らないので
とても優秀なアイテムですね。
アイテム5.キッチンペーパー
こびりついたフンを落とすのに、
実はキッチンペーパーも
有効だったりします。
まず、落としたいフンの汚れに
キッチンペーパーを覆います。
そして上から熱湯をかけて
しばらく放置すると、
フンがふやけて簡単に落ちるように
なるんです。
先述したヘラがないときは
是非やってみてください。
アイテム6.スポンジ
エサ入れや、水入れは柔らかいスポンジで
掃除してあげましょう。
これは、容器に傷をつけない為です。
傷の部分に汚れが入り込んでしまうと
なかなか落ちず、取れなくなって
不衛生になってしまいます。
愛鳥が食事に使う容器なので、
特に汚れに注意しましょう。
アイテム7.ゴム手袋
実はインコのフンは、乾燥して飛散すると
「オウム病」の原因になってしまいます。
特に直接フンに触れる手元は、
掃除する際にゴム手袋をするように
心掛けましょう。
極力マスクも装着して完全防備で
掃除に臨みましょうね。
これらは、病気の予防になりますので
必需品として準備しておきましょう。
インコのケージの掃除頻度の目安は?
さて、便利なアイテムを
いくつか紹介してきましたが、
それではどの程度の頻度で
掃除すればいいのでしょう?
理想としては、
最低でも月に1回は必ず
ケージ全体を大掃除しましょう。
ケージをパーツに分けて、
熱湯消毒や日光消毒をしっかりして、
生活環境をリフレッシュ
させてあげましょう。
ちなみに熱湯消毒の際は、
プラスチックが変形しないように
人肌程度の温度のものを
用意しましょうね。
ケージは月に一回ですが、
底網だけは週1回、
底に敷いてある新聞紙などは毎日
掃除してあげましょう。
新聞紙を換えてあげるときの、
ちょっとした時短テクニックを
動画で紹介してくれている方がいたので、
こちらも是非参考にしてみてください。
ケージの中でも、底網のフンの汚れは
すぐに溜まってこびりつきますので、
週に一度は削ぎ落してあげるのが
理想的といえますね。
まとめ
ここまでケージ掃除を簡単にしてくれる
便利アイテムを紹介してきましたが、
いかがでしたか?
なかには、既に使っているアイテムも
あったかもしれませんね。
ケージとは、セキセイインコが
今後人生のほとんどを過ごす
大事な場所です。
そしてセキセイインコ自身は
そこをキレイに
掃除することができません。
また、水浴びをして自分の体を
洗うことは可能なので、
こちらの記事もぜひご覧ください。
清潔な生活環境にできるのは
飼い主であるあなただけです。
フンや餌のカスをそのまま放置していると
様々な健康被害につながり、
飼い主にも愛鳥にも危険です。
オウム病を始め、ダニの発生や
カビ菌による感染症など、
不衛生な環境が招く病気は多いです。
綺麗で快適な生活環境を
維持してあげて、
共に長く健康に過ごせるように、
頑張ってみてくださいね。
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