犬のじゃがいもアレルギー!その症状や注意すべきこととは?
人間には様々な食べ物によるアレルギーが
ありますが、犬にもあるのでしょうか?
ドックフードを食べていて症状が発症
した場合などは特定に時間がかかりそう・・
個体差もあるので意外にも安全とされている
食べ物がアレルギーの原因となる事も
あるようです。
そこで今回は安全で栄養価も高いとされている
「じゃがいも」によるアレルギーについて
以下の通り、まとめてみました。
- 犬がじゃがいも食べても大丈夫?
- じゃがいもアレルギーの症状
- アレルギー検査の方法
- アレルギーで注意すべき事
- さつまいもなら大丈夫?
愛犬の体に少しでも変化があったり
苦しそうな症状を見るのは辛いですよね。
じゃがいも以外のアレルギーでも共通して
いる内容も多いので参考にして下さいね!
この記事に書いてること♪
犬にじゃがいもを食べさせても大丈夫?
じゃがいもはとっても身近でカレーや煮物
サラダ、フライドポテトなど定番の食材です。
家庭の食卓に常に並ぶという事からも
ワンちゃんが口にする機会も多いと思います。
犬にじゃがいもを食べさせても大丈夫?
基本的には問題なく大丈夫と言えます。
じゃがいもには不足しがちなビタミンCや
葉酸、カリウム、食物繊維などが含まれている
ので便通が良くなる効果も期待できます。
又、水分も多く含まれるので、あまり水を
飲まないというワンちゃんにはおすすめ
かもしれません。
但し、与える時には注意が必要です。
【じゃがいもを食べさせる時の注意点】
- 消化に悪い為、生では与えない
- 芽や青い部分は絶対与えない
- 皮の周辺部分も避ける
必ず加熱した物を与えるようにしましょう。
特に芽や皮、青い部分には「ソラニン」という
有害物質が含まれているので注意が必要です。
「ソラニン中毒」になると、嘔吐、下痢、
めまい、痙攣などの症状から、呼吸困難などの
最悪のケースに至る場合もあります。
生のじゃがいもを食べてしまったかも?
という時は早めに病院で診てもらいましょう。
じゃがいもアレルギーの症状とは?
犬がじゃがいもでアレルギーを起こした場合
- 体中の痒み
- 発疹、じんましん
- 嘔吐、下痢
- くしゃみ、鼻水、目やに
- 元気がなくなる
など他の病気とも思えるような症状が出ます。
又、すぐにではなく数日後などに表れる事も
考えられるので、いつ何を食べたのかなど
メモをとっておくと良いでしょう。
又どんな物もそうですが、大量に与えない
という事も重要です、最初はドックフードに
混ぜるなどで少量から試してみましょう。
犬のアレルギー検査の方法は?
犬が痒がったり、発疹や嘔吐、下痢などの
症状が続く場合はアレルギーかもしれません。
そこでアレルギー検査の方法をご紹介します。
一般的には採血による検査で、アレルギーの
専門機関へ送っての検査となるため、
結果が出るまで2~3週間程かかります。
検査の種類も複数あるので、どの検査が適切か
などを判断する為にも、医師に日頃の様子を
伝える必要性が出てきます。
スムーズに対応出来るよう、どのような情報が
必要なのかなど予め獣医師に確認して、日記を
つけておくと良いでしょう。
犬のじゃがいもアレルギーで注意すべきことは?
犬のじゃがいもアレルギーで注意したいのは
食べさせ方です。
じゃがいもを食べさせる時は以下の事に
注意しましょう。
●生では与えない
生は消化が悪いので、消化不良を起こしやすい
ため、必ず加熱して中まで熱が通った状態で
与えるようにしましょう。
●芽や青い部分、皮は取り除く
芽や青(緑)い部分、皮には「ソラニン」と
いう有害物質が含まれている為、なるべく深く
多めに取り除いて与えるようにしましょう。
●大量に与えない
どんな物でもそうですが、初めて与える時には
ごく少量やフードにトッピングするなどして
様子を見るようにしましょう。
アレルギー症状は
初期ほどわかりにくいものです。
体の一部を執拗に舐めたり噛んだりする内に悪化
させてしまわぬよう、毎日のボディチェックが
大切だと言えますね。
じゃがいもアレルギーならさつまいもも要注意?
じゃがいもアレルギーがあるなら、
さつまいもはどうなの?と思いますよね。
さつまいもにはビタミンE群なども含まれて
おり抵抗力を高めてくれる効果や糖分も多い
ので美味しく犬にも人気の食材です。
しかし、じゃがいもと同じように食物繊維も
豊富なので与えすぎると下痢しやすくなります。
又じゃがいもよりカロリーが高い事から肥満へ
繋がる恐れがあるので要注意です。
「アレルギーはどんな食べ物でも起こりうる事」
を肝に銘じ、じゃがいもと同様に 与え方に注意
をして食べさせるようにしましょう。
まとめ
今回はじゃがいものアレルギーや症状、
与え方の注意点についてお話してきましたが、
アレルギーを甘く見ちゃいけないなと痛感。
症状が軽くても続くようなら必ず検査して、
まずはアレルゲンとなっている物を知る
という事がとっても重要だと感じています。
検査しないで放置しておく事で愛犬が長い間
苦しんでいた事も知らず、悪化させてしまい
最悪な状態になってからでは遅いのです!
特に環境やフードが変化した時には、いつも
以上に注意を払いスキンシップを多めにとる
など心掛けたいものですね。
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