犬が血便や下痢をするのはストレスが原因?対処法を紹介!
愛犬が突然、血便や下痢をした!?
初めてのことなら、なおさらどうしたら
いいのか慌ててしまいますよね…。
特に最近はストレスによる原因で、
血便や下痢になってしまうワンちゃんが
とても多いんです。
だからと言って、ストレス以外に
原因がないわけではなくて、
病気が原因である場合もあります。
「じゃあ、どうしたらいいの?」って
ますます悩んでしまいますよね(>_<)
ここで大切なのは、飼い主さんが愛犬の
様子やウンチの状態を冷静に観察しなければ
ならないということです。
犬のウンチは、犬の健康を知るための
バロメーターです。
原因を知って、どんな対処が必要なのかを
一緒に見ていきましょう!
原因はこんなことが考えられる
環境の変化がストレスになる?
実際にワンちゃんに多いストレスの原因は、
引越しや結婚、出産、新しいペット、
留守番などワンちゃんの周りでの
環境の変化が挙げられます。
忙しくなった飼い主さんがワンちゃんと
接する時間が減ってしまうことで、
ワンちゃんはストレスを強く感じるように
なります。
また、社会化期に人や他の犬など
接する経験が少ないワンちゃんは、
他の犬や人に会うのを怖がり、
それがストレスになることがあります。
ここで、一つ動画をご紹介しますね。
この動画は、飼い主さんの接し方次第で、
愛犬が環境の変化に上手に順応して
新しい家族とも仲良くなれるってことが
分かります♪
ご興味のある方は、
ぜひご覧ください(*^_^*)
https://youtu.be/WXYCzjkTuXI
内臓疾患の炎症には注意!
胃や腸、肝臓などの内臓で炎症や腫瘍などが
ある場合、血便や下痢を起こします。
また、血便の色で出血の可能性がある箇所を
知ることが出来ます。
寄生虫にご用心!
回虫症や犬の鞭虫症、鉤虫(こうちゅう)症
などの寄生虫が体内に寄生し、
血便や下痢などの症状を引き起こします。
細菌やウイルスによる感染症は重症化すると危険!?
大腸菌やサルモネラ菌などの細菌による
感染症や重症化すると命に危険のある
レプトスピラ症、犬パルボウイルス感染症、
犬コロナウイルス感染症などの
ウイルスによる感染症があります。
アレルギーや食事内容に問題があった!?
ごはんの食べ過ぎ、脂肪を多く含むフードを
与える、突然食事内容を変えることで、
血便や下痢を起こすことがあります。
また、牛乳や肉類など食物アレルギーが
原因で血便や下痢を起こすことがあります。
動物病院でアレルギー検査を行って、
愛犬にどんなアレルギーがあるかを
知っておくことで、愛犬に適した
食事内容を見直してみるのも
良いかもしれませんね☆
異物の誤飲に要注意!
拾い食いをするワンちゃんの場合、
お散歩で草を食べる、落ちているものを
拾い食いする、留守番中に部屋にあるものを
飲み込むなどが原因でも、血便や下痢を
起こすことがあります。
一言に原因といっても
いろいろな原因が考えられますね。
こちらに下痢が治る
安全な食べ物を紹介しています。
ぜひ、チェックしてくださいね。
では続いて次の章では、
ストレスによる場合と
それ以外の原因による場合に分けて、
主な症状と対処法をお伝えしていきたいと思います。
ストレスによる血便・下痢の症状と対処法について
ワンちゃんの下痢には大きく分けて
2つのタイプがあります。
大腸性と小腸性の下痢です。
ウンチの量や形、下痢の回数などで
見分けることが出来ます。
ストレスが原因の場合は、
主に大腸性の下痢である場合が多いです。
ウンチの量は少なく、頻度が多い、
ウンチにゼリー状の粘膜が付いている、
赤い血が付いている、食欲はいつもと
変わらないなどが見られます。
ストレスが原因で血便や下痢をするのなら、
愛犬が感じるストレスの原因を探し出して、
改善してあげることが大切ですね。
下痢をしたときの食事ですが、
1回~1日は絶食するようにしましょう。
絶食は、ワンちゃんのお腹の消化機能を
休ませてあげるために必要な対処法です。
お腹の消化機能が回復したら、消化の良い
食事を回数を分けて与えてあげましょう。
また、下痢をすると脱水症状を
起こしやすいので、十分な水分補給を
心がける必要があります。
こちらに腸内環境を改善する
ポイントなどを調べてみました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
ストレス以外の原因の血便・下痢について
黒っぽいタール便
ストレス以外の原因が考えられる場合は、
ウンチの色や状態を観察します。
全体的に黒っぽいタール便のウンチが
出た場合は、異物の誤飲や内臓疾患が
原因で、体内のどこかが傷付けられて
出血した可能性があります。
出血は、口腔内の出血や気管や肺、胃潰瘍、
胃がんなどからの出血が考えられます。
深刻な状態である可能性も高いので、
すぐに動物病院で診てもらいましょう。
ケチャップやトマトジュースのような血便
ウンチの状態がケチャップや
トマトジュースのような血便で異臭がする
場合は、感染症の疑いがあります。
血便や下痢以外の症状には、発熱や嘔吐、
貧血、敗血症などを伴う怖い病気です。
感染症は、子犬や老犬など免疫力の低い
ワンちゃんがなりやすく、
重症化すると命の危険があるので、
すぐに動物病院で治療を受けてください。
また、予防には定期的な予防接種や検診を
受けることが大切です。
赤褐色や暗い赤色の血便
ウンチの状態が赤褐色や暗い赤色の場合は、
寄生虫が小腸で寄生して吸血することで
出血したことが考えられます。
感染症と同様に、命の危険がある場合も
あるため、動物病院で寄生虫の駆除を
してもらってください。
中毒を起こすものを食べた場合にも
同じ症状が見られます。愛犬の目につく
場所には、中毒の危険になるものを
置かないようにしましょう。
下痢にはドッグフードの見直しも有効
下痢が続くと心配ですし、後始末も大変。
何より脱水症状を起こしかねないので
いつも以上の観察も必要になります。
病気以外の下痢であればドッグフードで
改善ができるかもしれませんよ!
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この機会の健康な体作りを意識して
ドッグフードを見直してみるというのも
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プラスこんな症状の場合はどうする?
さらに嘔吐をしたら?
元気だった愛犬が、急に元気が無くなって、
血便の下痢の色は赤黒い色(ー_ー)!!
さらに嘔吐をした場合は、
胃腸炎の可能性があります。
胃や腸の粘膜が炎症を起こし、細菌や毒素が
侵入すると敗血症を伴うこともあり、
最悪の場合、命の危険があります!
ところが、胃腸炎の原因は残念ながら
まだ解明されていない病気なんです。
不明な点が多い病気でもあるので、
獣医さんの指示を仰ぎましょう。
ゼリー状のものが付いてたら?
血便の下痢にゼリー状のものが
付いていたら、大腸炎の可能性があります。
このゼリー状のものは、大腸が分泌する
粘液が固まったものです。
大腸が炎症を起こすと、過剰に分泌されて、
ウンチと一緒に出てくる訳なんです。
大腸炎の原因には、ストレスや体に合わない
物を食べる、寄生虫や細菌感染、
食べ過ぎなどがあります。
まずは、動物病院で寄生虫や細菌感染の
可能性がないか診てもらいましょう。
それ以外の原因なら、腸内環境を整える
サプリメントや整腸剤を与えて、
大腸の炎症を改善させましょう。
まとめ
いかがでしたか?
では、今回の内容をまとめてみましょう。
- 血便や下痢の原因には、ストレスや
内臓疾患、寄生虫、感染症、食事内容や
アレルギー、異物の誤飲などがある - 下痢には、大腸性と小腸性の下痢がある
- 血便や下痢の原因がストレスなら、
ストレスの根本的な原因を改善する - 血便や下痢は、ウンチの状態や色で
原因を見分ける - 命の危険がある感染症や寄生虫などが
疑われる場合は、すぐに動物病院へ - 腸の消化機能の回復には、腸内環境を
整えるサプリメントや整腸剤を活用する
愛犬の不調に一早く気づくためには、
愛犬のウンチを毎日観察することが大切です。
愛犬のウンチは、愛犬の体からのお手紙だと
思いましょう!
下記の記事もぜひ参考にご覧ください。
「”犬の留守番は何時間まで大丈夫?”へ移動する」
「”犬の食べ物!禁止なものは?果物編”へ移動する」
「”犬に絶対与えてはダメな野菜とは?”へ移動する」
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