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犬にイボみたいな黒い虫が!どう対処する?

 2016/02/12 5.病気
この記事は約 6 分で読めます。

    「んっ!?」突然、愛犬の体にイボのような
    黒い物体を発見した!
    しかも、その物体は
    あろうことか足があり、どうやら虫のよう。

    他に飼っている犬への感染も気になり、
    どうにか早く対処をし
    たいところです。
    あなたなら、どう対処しますか?

    愛犬の体から手でつまんで剥がし取る
    いっそ潰してしまう、自然に取れる
    ことを
    祈って放っておく

    正解は、全て不正解なんです。
    今挙げた対処の仕方は、実際に
    愛犬の体に
    黒い虫を発見した飼い主さんが
    間違ってやってしまった対処法です。

    では、黒いイボのような虫を発見したら、
    どうするのが正しい対処法なん
    でしょうか?

    ここでは、正しい対処法や虫の正体、
    間違った対処を
    したらどんな病気の危険
    あるのかをご紹介します。

     


     

    愛犬についた黒いイボ 正しい対処法は?

     

    puppy-406163_640

     

    黒いイボのような虫は、
    草むらなどに生息するマダニなんです。
    マダニに刺されて亡くなった人がいるという
    ニュースを
    聞いたことがあるかと思います。

    マダニは、犬にも寄生し、血を吸っ
    どんどん成長して膨らんでいきます。
    最悪な場合は、感染症を引
    き起こして
    命の危険がある場合があります。

    いかに、初期対応が大切であるかが
    分かりますね。

    愛犬の体にマダニを発見したら、
    すぐに動物病院で取り除いてもらうか、
    マダニの除去が出来る薬を
    塗布して
    もらいましょう。

    家の中は、犬にも安心なダニ用の殺虫剤
    撒いたり、定期的に掃除機
    かけるようにしましょう。

    また、散歩や外から帰ってきたら、
    ブラッシングしたり、ダニが付いていないか
    ェックするようにしましょう!

    イボらしきものの正体は?種類や原因を解説

     

    dog-495326_640

     

    マダニ以外にも気をつけたいダニの種類は?

    ニキビダニ

    ニキビダニは、生後母犬から感染する
    言われています。大抵の
    犬は、
    症状が出ることはありません

    でも、免疫力や抵抗力の低などが原因で、
    ニキビダニが異常に増殖し、脱毛やフケ、
    膚が赤くなるなどの症状が現れます。

    主に、犬の目や口の周り、前足の足先に
    寄生することが多く、ひどくなると
    全身へと広がって
    しまいます。

    細菌による二次感染が起こると、
    化膿や出血が見ら
    れるようになります。

    ニキビダニの完全な駆除は難しい
    言われ
    ているため、治療は駆虫薬による
    駆除が行われます。細菌感染
    している場合、
    抗生剤が投与されます。

     


     

    ヒゼンダニ

    ヒゼンダニは、ヒゼンダニに
    寄生された動物と接触することで、
    ゼンダニに寄生されます。

    ヒゼンダニの特徴として、動物の体か
    離れても数時間は生きていられるため、
    ブラシやタオルなど
    有するものから
    感染が広がることがあります。

    ヒゼンダニは、疥癬の原因でもあり、
    耳や目の周り、ひじ、かかとなど被毛が薄

    部分に発疹が出来たり、強いかゆみ
    症状として現れます。

    引っ掻いて傷が出来ると、フケやかさぶた、
    脱毛
    が見られます。細菌感染を起こすと、
    化膿することがあります。

    治療は、殺ダニ効果のある薬の塗布
    内服薬の服用によって
    行われます。
    細菌感染がある場合は、ニキビダニと同様に
    生剤の投与によって治療が行われます。

    気を付けて!間違った対処で病気になるかも

     

    schweizer-sennenhund-108590_640

     

    これまで見てきて、最初にお話したように
    ダニを発見しても放っ
    ておいては
    いけないことがお分かりだと思います。

    では、手で引き剥がしたり、潰すのは
    なぜ、いけないのか?について
    お話したいと思いま
    す。

    無理に引き剥がすとどうなるの?

    特に、マダニに言えることですが、
    無理に引き剥がす
    と、愛犬の皮膚に
    刺さったマダニの口の一部が残ってしまい

    化膿したり皮膚炎を起こしてしまいます。

    どうしてすぐに取り除きたい場合は、
    市販されている専用のピンセット

    取ることをおすすめします。

    マダニを安全に除去することのできる
    フランス製の器具を紹介した動画を発見!
    愛犬の万が一に備えて準備しておくのも
    良いかもしれませんね。

     


     

    1:40あたりからマダニの取り方
    ご覧いただけます。
    3:08あたりから急に音が大きくなる箇所が
    あるので、音量にはご注意ください!

     

     

    感染症の心配もあるので、なるべくなら
    動物病院で処置してもらうと良いですね。

    指で潰しても大丈夫?

    マダニの体内には、病原体が潜んでいます。
    なので、マダニを
    潰してしまうと、
    体内の病原体を愛犬の体内に押し出して
    まう危険があるんです。

    マダニの怖さは、マダニの体内に潜む
    病原体にあります。マダニを潰すことで、
    愛犬を感染症
    に感染させてしまう
    可能性があるので、潰さずに動物病院で

    処置をしてもらいましょう。

    定期的な予防をこころがけて

     

    puppy-110193_640

     

    愛犬をダニから守るには、草むらなどに
    近づかない、ドッグラン
    やペットホテルなど
    利用するときは、ダニや感染症予防
    して
    いる施設を利用する、予防薬を定期的に
    投与するなどを心がけ
    ることが大切ですね。

    また、多頭飼いをしている場合は、ブラシや
    タオルなどを別にして共有しないように
    しましょう。1匹が感染し
    ている場合は、
    感染していない犬と部屋を別にすると、
    感染を予防することが出来ます

     

    いかがでしたか?
    では、今回の内容をまとめてみましょう。

    • マダニは、愛犬の命を脅かす危険がある
    • ニキビダニは異常増殖すると症状が出る
    • ヒゼンダニはブラシやタオルなどの
      共有する物からも感染する
    • 飼い主の間違った対処で、愛犬を
      感染症に感染させてしまう
    • 愛犬を連れていく場所は、ダニの感染の
      心配がない場所を選ぶ
    • 定期的に予防薬を投与して、予防を
      心がけることが大切

    愛犬の皮膚に異常がないか、痒がるしぐさ
    ないか日々チェックするようにしましょう!

    愛犬の感染症予防には、こちらの記事も
    参考になります。ぜひ、ご覧ください♪

    「”犬のワクチン接種!回数や必要性は?”へ移動する」

    「”犬の予防接種!毎年必要なの?”へ移動する」

     


     


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    ライター紹介 ライター一覧

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    中村 あゆみ

    私が初めて犬に出会ったのは、10代の頃でした。
    シェットランドシープドッグ(通称シェルティ)の女の子です。
    この子と出会って、私は命の重さや犬の素晴らしさを知りました。


    今は亡きこの子に恩返しという訳ではありませんが、
    」多くの人に犬の素晴らしさを知って欲しい!命の大切さを伝えたい!
    そんな想いで、ホリスティックケアカウンセラーの資格を取得しました。

    カウンセラーとしての知識や経験を生かして、
    みなさんと愛犬のHAPPY LIFEに役に立てる記事を
    書いていきたいと思います♪

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