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犬の歯周病の症状って?注意したい5つの行動や仕草とは

歯周病 症状
この記事は約 10 分で読めます。

口臭が気になる愛犬…
病院に行くと歯周病と診断された
ことはありませんか?

まさか愛犬が歯周病になると思わず、
驚く飼い主さんもいるでしょう。

虫歯にはなりにくいといわれている
犬ですが、実は歯周病にはとても
なりやすく、

3歳以上の犬の約8割が歯周病を
発症している、もしくは歯周病予備軍
と言われているんですよ。

今回はそんな歯周病の症状と、
注意したい行動や仕草について
詳しくご紹介したいと思います。

放置されることの多い歯周病ですが、
放置すると怖い合併症を引き起こす
こともあります。

まずはしっかりと歯周病の知識を持ち、
正しい対処をしてあげましょうね。


犬の歯周病の6つの症状とは?

歯周病はその名の通り
歯の周囲の組織の病気です。

「歯肉」「セメント質」「歯槽骨」「歯根膜」
という四つの歯周組織に起こる病気で、
歯肉炎及び歯周炎の総称です。

歯周病になると主に
下記のような症状が現れます。

  • 歯肉が炎症で赤くなる・出血する
  • 口臭がきつくなる
  • 歯が抜ける・グラグラする
  • 歯肉や顔が腫れる
  • 口腔内の痛み
  • くしゃみや鼻水・いびきが出る

どのような症状が出てくるかは、
歯周病の重症度によっても異なります。

さらにかなり進行するまで、ほとんど
症状が出ない犬も少なくありません。

1.歯肉が炎症で赤くなる・出血する

歯周病は、「歯肉炎」と「歯周炎」
の2つを合わせた総称です。

まず歯周病は、歯周組織の中で
一番外側にある歯肉の炎症から
始まります。

この段階では軽度の歯肉炎と
呼びますが、しっかりとケアをすれば
健康な状態に戻すことができます。

しかし軽度の歯肉炎を放っておくと、
歯肉が腫れ、そこから出血が
見られるようになります。

出血が見られたら歯肉炎は
進行し出した状態といえます。

2.口臭がきつくなる

歯周病のもとになるのが
歯石や歯垢です。

これが歯につき細菌が繁殖する
ことで、生臭い口臭がするように
なります。

歯垢や歯石の元になっている細菌が、
糖を分解する過程で悪臭を発生
させるためです。

初期ならデンタルケアで改善する
ことも可能ですが、

さらに進行してしまった場合には
歯と歯肉の間にできた溝が歯石で
覆われてしまい、塞がれて空気が
入らなくなっています。

そうなると歯周病菌の中でもより悪さ
をする嫌気性菌という菌が活発に
活動し始めるので、匂いもどんどん
きつくなるのです。

犬の歯周病からの口臭について、
特徴など詳しくはこちらの記事で
まとめてありますよ。

⇒犬の歯周病は口臭から?臭いの特徴や他の怖い病気の可能性も

口臭には時に怖い病気が
潜んでいるの可能性もあります。

ただの口臭と安易に考えず、
酷い場合は病院に連れていきましょう。

3.歯が抜ける・グラグラする

細菌が歯肉だけでなく歯根膜や
歯槽骨にまで進行してしまうと、

歯槽骨が溶かされじめ、
歯肉炎から歯周炎となります。

本来歯茎に隠れているはずの
歯の根元(歯根部)が露出し、

歯が安定しなくなりグラグラと
しだすこともあります。

歯周炎も軽度であれば治療が
できますが、炎症が激しくなると、
最終的には歯が抜けてしまうこと
あります。

もし歯周病で歯が抜けてしまった
という場合には、こちらの記事
を参考に対処してくださいね。

⇒犬が歯周病で歯が抜けた!対処法や3つの注意点とは?

対処法やその際の注意点も
ご紹介していますよ。


4.歯肉や顔が腫れる

歯周病が進行すると、歯の根元の
細菌が炎症・感染し、
膿を伴うよう
になり、歯肉が
腫れてきます。

歯肉の腫れがひどくなると、
眼の下や顎の下まで腫れてきます。

それを放置すると膿が顔の皮膚を
突き破り、破裂して
膿と血が出てくる
こともあります。

そしてその膿はどんどん増え続け、
体内に侵入するために鼻腔や顎
の骨に穴を開けてしまうことも
あります。

そして血中に入った細菌が
全身に散らばることで、

腎臓や心臓、肝臓などにも多大な
ダメージを与えることもあります。

歯周病による腫れについて、
詳しくはこちらをご覧くださいね。

⇒犬が歯周病で腫れがひどい!放置すると破裂するって本当なの?

歯周病から起こす腫れは、
合併症を起こす可能性のある
とても怖い症状です。

腫れに気がついたらすぐに、
動物病院に連れて行く必要が
ありますよ。

5.口腔内の痛み

歯周病は口腔内の組織に
炎症が起きている状態です。

口腔内が炎症しているだけでも
犬にとっては違和感があります。

痛みを伴うこともあり、その結果
硬いものを噛まないなどの様々な
症状も見られます。

また、犬は常に痛みや違和感を
感じているので、

口を絨毯にこすりつけたり、
前足で顔をこするような仕草
もする
ことがあります。

6.くしゃみや鼻水・いびきが出る

歯肉から出た膿はどんどん溜まり、
内部に侵入してきます。

そして膿が鼻や喉にも回ることで、
黄色い膿性鼻汁が出てきたり、
くしゃみを伴うようになるのです。

膿が詰まるといびきの原因にも
なります。

また歯周病菌により歯根部の炎症、
感染が深部まで広がることで、

歯根部の炎症・感染が鼻腔に穴を
開けて、ろう管を形成して
しまうこと
もあります。

それが原因で鼻腔炎を起こし、
くしゃみ・鼻水、という呼吸器の
病気のような症状が出てきます。

この口(腔)と鼻(腔)が交通している
状態を“口腔鼻腔瘻”と呼びます。

この状態は歯周病の重度の
とても危険な状態です。

膿が内部の骨を溶かすので、
顎の骨が徐々に解けてしまう
ことがあります。

そうすると顎の骨が非常に弱くなり、
ちょっとしたことで骨折したり、

口から食べ物を食べることが
難しくなることもあるのです。

歯周病でくしゃみや鼻水が出る
原因について、詳しくはこちらに
まとめた記事があります。

⇒犬の歯周病ってくしゃみも出るの?鼻にも症状が出る原因を解説!

歯周病でくしゃみや鼻水が出る
場合には、歯周病が進行
してきているサインですよ。


犬が歯周病になると増える5つの行動や仕草

歯周病の症状をご紹介してきました。

では実際に犬が歯周病になると、
どのような行動や仕草をするので
しょうか?

歯周病になると増える行動や仕草を
まとめましたので、愛犬に思い当たる
節がないかチェックしてみて下さいね。

1.ぺろぺろしたり口を気にする

歯周病になると痛みや違和感
から、舌をペロペロしたり、
口を気にする仕草が見られます。

ヨダレが多くなることもあります。

また先程も言いましたが、
犬は常に痛みや違和感を
感じているので、

口を絨毯にこすりつけたり、
前足で顔をこするような仕草
もする
ことがありますよ。

2.硬いものを食べなくなる

歯周病で炎症が激しくなると、
歯が安定ぜずグラグラしてきます。

硬いものを噛むと出血したりし、
もちろん犬にも痛みがあります。

そのため硬いものを食べなくなったり、
ドライフードを嫌がるようにもなります。

痛みが酷くなると、
食事をできなくなることもあります。

3.おもちゃを噛んで遊ばなくなる

歯周病が悪化すると、歯に何らかの
刺激が加わるだけでも痛みます。

そのため今まで噛んで遊んでいた
おもちゃなどでも遊ばなくなり、
以前に比べて元気がなくなります。

愛犬にこのような変化が見られたら
飼い主さんはとても悲しいですよね。

歯周病は何よりも対策が大切です。

こちらに歯磨きで歯周病を改善する
方法をまとめた記事がありますので、
歯周病改善のための参考にして
くださいね。

⇒犬の歯周病を歯磨きで改善!?やり方と使えるグッズ5選をご紹介!

効果的な歯磨きの仕方と、
おすすめの歯磨きグッズも
ご紹介していますよ。

4.鼻を鳴らす・くしゃみを頻繁にする

細菌や膿が鼻腔内に入り込むことで、
歯周病ではくしゃみが増えます。

また膿の詰まりから鼻を鳴らしたり、
今までなかったのに急にいびきを
し出すこともあります。

くしゃみ、鼻水から呼吸器の病気を
疑って病院に連れていく飼い主さん
も多いのですが、

実は原因が歯周病だった
ということは少なくありません。

5.口の周りを触ると嫌がる

歯周病になると痛みや違和感から、
口の周りを触られるのを嫌がるよう
になります。

犬にもよりますが、ほっぺたや
顔を触るだけでも嫌がるようになり
異変に気がつくこともあります。

しかし普段からスキンシップが少ない
場合には気がつかないことも多く、
見過すことも多い行動です。

歯周病の早期発見のためには、
毎日のスキンシップも大切なのです。

他にも犬の歯周病に原因ついて、
なりやすい理由や行動パターンを
解説した記事がありますので、
載せておきますね。

⇒犬の歯周病の原因は?なりやすい理由や行動パターンを徹底解説!

また犬の歯周病が悪化する理由や、
悪化を予防する3つの方法をご紹介
した記事もありますので、合わせて
参考にしてくださいね。

⇒犬の歯周病が悪化する理由は?毎日の習慣で悪化を予防する3つの方法

毎日の習慣をちょっと変えるだけで、
愛犬の歯周病の悪化を予防すること
ができますよ。


犬の歯周病は合併症や命の危険もあるのですぐに病院へ

このように様々な症状と、特徴的な
行動や仕草が現れる歯周病ですが、

このような症状を見逃したり、
安易に考えて歯周病を放置すると、
歯周病はどんどん進行していきます。

そして時に、非常に怖い病気を
引き起こしてしまうことがあるのです。

  • 歯根膿瘍の破裂
  • 心不全や腎不全
  • 顎の骨がもろくなり骨折

菌が臓器に入り込むことで、
心不全や腎不全を発症し、
場合によっては命の危険を
伴うこともあります。

そのため
もし愛犬に歯周病があると診断されたら、
動物病院にてしっかりと治療を受け、
積極的に改善に励むようにしましょう。

歯周病が重度の場合は、
病院にて手術が必要になりますよ。

歯周病の手術については、
こちらの記事でご紹介しています。

⇒犬の歯周病の手術は?麻酔ありORなしのメリットや3つの注意点!

また軽度の歯周病であれば、
飼い主さんがしっかりと対処法を
行うことで、改善がみられます。

効果的な対処方については
こちらをご覧くださいね。

⇒犬の歯周病はどう改善する?実際に効果があった10個の対処法を紹介

歯周病がひどくならないよう、
1日でも早く対策をするように
しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は犬の歯周病の症状と、
注意したい行動や仕草について
ご紹介してきました。

歯周病で見られる6つの症状
  • 歯肉が炎症で赤くなる・出血する
  • 口臭がきつくなる
  • 歯が抜ける・グラグラする
  • 歯肉や顔が腫れる
  • 口腔内の痛み
  • くしゃみや鼻水・いびきが出る
歯周病になると増える行動や仕草
  • ぺろぺろしたり口を気にする
  • 硬いものを食べなくなる
  • おもちゃを噛んで遊ばなくなる
  • 鼻を鳴らす・くしゃみを頻繁にする
  • 口の周りを触ると嫌がる

放置されることの多い歯周病ですが、
放置すると怖い合併症を引き起こす
ことがあるということも分かりましたね。

そのため愛犬が歯周病だと言われたら、
絶対に軽視してはいけませんよ。

歯周病の重症度に合わせて、
しっかりと治療や対策を行い、
改善してあげましょうね。

普段から行える対策としておすすめ
なのが、ドッグフードで歯周病ケア
する方法です。

こちらに歯周病の予防改善に効果的な
ドッグフードをご紹介した記事があります
ので、ぜひチェックしてみてくださいね。

⇒犬の歯周病用ドッグフード!予防やケアに有効なランキングTOP5!

またそのようなドッグフードと合わせて、
サプリを与えるのも効果的ですよ。

⇒犬の歯周病にはサプリが効果的!?口内環境を整えてくれるTOP5!

口内環境を整えることで、
歯周病の予防や改善が期待できます。

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ももこ

ももこ

初めまして
わんちゃんといっしょ編集部のももこです。

専門学校にて動物のことを学び、
卒業後は動物看護士として働いていました♪

・動物看護士
・ペットトリマー
・ドックトレーナー
・愛玩動物飼養管理士
・ホリスティックケアカウンセラー

の資格を持っております。

また動物大好きで
猫4匹と犬2匹と賑やかに暮らしています♪

時間があるときには
里親ボランティアなどに参加したり♫

いま一緒に暮らしている
わんちゃん,ねこちゃんは皆引き取った子達です♪

学んできたことや経験・専門知識を生かし
皆様に良い記事をお届けできればと思います(^-^)

宜しくお願い致します。

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