犬と赤ちゃんの同居は危険?注意するべき10の事とは?
犬と赤ちゃんが仲良くしている姿は、
とても微笑ましいものですね。
我が家では大型犬7歳と娘3歳が、
同居しています。
ひとりっこの娘にとって、
愛犬は本当の兄弟のようで、
たまに小競り合いをしながらも、
毎日一緒に楽しくすごせています。
ですが娘を妊娠したときは、
犬と赤ちゃんの同居がはじまることに
不安もありました。
今回はそんな筆者の経験を交えて、
犬と赤ちゃんの同居について注意すべき事を、
お伝えしていきます。
この記事に書いてること♪
犬と赤ちゃんが同居する場合に注意するべき10の事とは?
犬と赤ちゃんが同居するために注意すべきことを
要点ごとにあげてみましょう。
アレルギー
「生まれてくる赤ちゃんが
犬アレルギーだったらどうしよう。」
出産前の対策も難しく、
心配になってしまう大きな要因ですよね。
アレルギーの度合いによって、
様々な対応方法があり、
犬と赤ちゃんの生活空間をわける、
直接の触れ合いを避けるなど、
うまく付き合っているご家庭も多くあります。
犬アレルギーについては、
こちらの記事も読んでみてくださいね。
⇒犬による喘息も!赤ちゃんとペットが一緒に暮らす注意点は?
感染症
犬から赤ちゃんに
感染してしまう病気もあります。
ノミ・ダニを介して
感染する病気もありますので、
犬のノミダニ予防は、確実に行いましょう。
また、狂犬病は一年ごとに予防接種が必要です。
こちらの記事でも詳しく説明していますよ。
⇒犬のノミダニ予防の飲み薬!効果やリスクを徹底調査してみた
衛生面
赤ちゃんのすごす部屋は、
定期的に掃除を行い、清潔に
しておきましょう。
我が家は、大型犬で抜け毛の量が多いので、
1日2回ロボット掃除機に頼っています。
犬のシャンプーもこまめにできるといいですね。
トリミングサロンに相談して、
手入れしやすいよう、
カットしてもらうこともおすすめですよ。
シャンプーについては、
こちらも参考にしてみてください。
⇒犬のシャンプーの頻度は?やり方から嫌がる時の対処法まで!
犬のストレス
大きな声や音が苦手な犬にとっては、
赤ちゃんの泣き声は
ストレスに感じることでしょう。
また、ゆっくりとくつろいでいる時に、
耳やしっぽを引っ張られるなど、
かわいい赤ちゃんの行為も犬にとっては、
ストレスの要因となってしまいます。
対策として、ケージやベッドなど、
犬専用のくつろげるスペースを
用意してあげましょう。
犬のしつけ
最低限の犬のしつけがきちんとしておくことは、とても重要です。
たとえば、
人にとびつかないようにしつけておくことで、
赤ちゃんにとびついて
転倒させてしまう事故を防げます。
散歩中のリードの引きをなくしておくことで、
一緒にお散歩を楽しめます。
赤ちゃんがきたその日からでなく、
事前に赤ちゃんとの生活を考えて、
犬のしつけをしておきましょう。
犬の赤ちゃんに対する嫉妬
犬にとって赤ちゃんは、
大好きな飼い主をとられる驚異的な存在
かもしれません。
赤ちゃん中心な生活になってしまいがちですが、
犬との時間も大切にしてあげてくださいね。
筆者はよく娘をベビーベッドで寝かせた後に、
愛犬を呼んで抱きしめながら、
ソファで自分も仮眠していました。
癒し効果もあり、おすすめですよ。
噛む
犬が赤ちゃんを噛んでしまう事故は、
もっとも注意したいことの1つです。
ただ犬にも噛みつく際には理由があります。
乱暴な触れ方をされて驚いた、
エサやおやつの時間に手を出されたなど。
犬と赤ちゃんの触れ合いは、
大人が必ずついて見守るようにしましょう。
寝る場所の環境
赤ちゃんは夜中に泣いて起きることも多く、
一緒に寝ていると犬も落ち着きません。
また抜け毛など衛生面からも、
犬には専用の寝床を用意してあげることを
おすすめします。
こちらもチェックしてみてくださいね。
⇒犬と一緒に寝ると病気になるリスクが高い!?その理由とは?
舐める
犬の舐める行為は、愛情表現の1つと
言われています。
ですが、必要以上に人を舐めることは、
衛生上の観点からおすすめしません。
舐めつづけるときは気をそらす、
舐めることをやめさせる指示を覚えさせるなど、
妊娠中から対策しておきましょう。
事故
犬が赤ちゃんにとびついたり、
寝ている時に踏んでしまったりして、
赤ちゃんがケガをしてしまう場合。
逆に、赤ちゃんが小型犬の足を引っ張ったり、
抱っこから落としてしまったりして、
犬がケガをしてしまう場合もあります。
赤ちゃんはベビーベッドや
犬と別室に寝かせるようにし、
犬と赤ちゃんの触れ合いは
必ず大人が付き添いましょう。
犬と赤ちゃんが同居するメリットとは?
ここまで注意点をあげてきましたが、
ここでは犬と赤ちゃんが同居することで
得られるメリットをご紹介します。
我が家で1番にメリットに感じたことは、
赤ちゃんと2人きりの密室育児に
ならないことでした。
引きこもりがちになる赤ちゃんと2人の時間。
お散歩に出るだけでも、気分転換になりますよ。
犬と赤ちゃんが上手に同居するための育て方のコツは?
元々犬を飼っていて赤ちゃんを迎える場合は、
犬にとって、できるだけ環境を変えないように
心掛けましょう。
赤ちゃんが来たから、
犬を外に出すなどは、絶対にNGです。
赤ちゃんがいるときにおやつをあげるなど、
「赤ちゃんがいるといいことがある」
と犬に認識させることもおすすめです。
犬と赤ちゃんで起こりやすいトラブルとは?
我が家では、ありがたいことに、
特に大きい事故やトラブルもなく、
同居してこれました。
しかし唯一頭を悩ませたのは、
子供の食べこぼしを犬が食べてしまうことです。
子供の成長とともに、
食べこぼしは減っていきますが、
玉ねぎなど、犬にとって危険な食べ物も
あるので、注意が必要ですね。
まとめ
犬と赤ちゃんが同居するために、
注意すべきことはたくさんあります。
ですが、1つ1つは難しいことはなく、
赤ちゃんが来る前から
犬と暮らすうえで気をつけたいポイントを
きっちり守っておくことが、
大事なのだと思います。
犬も大切な家族です。
どんどん成長していく赤ちゃんにとって、
犬は遊び相手になったり、
精神的なより所になったりと、
いい影響もたくさん与えてくれます。
犬と赤ちゃんの同居、
あまり気負いしすぎずに、
楽しんで過ごしていけるといいですね。
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