ジャックラッセルテリアのしつけはいつから？時期&順番総まとめ！

元気はつらつな
ジャックラッセルテリア。

少し前まで珍しい犬種でしたが、
今ではすっかり人気犬種になり、
よく見かけるようになりましたね。

これからジャックラッセルテリアを
家族に迎えたいと考えている方も
多いのではないでしょうか？

ジャックラッセルテリアは
小型犬に分類されますが、とても活発で
中型犬にも匹敵する力がある犬種です。

つまりはしつけをきちんとしないと、
後々大変なことになることもあるのです。

でも、基本的なしつけさえ押さえておけば、
高いレベルのドッグスポーツを楽しめたりと、
最高のパートナーになってくれますよ。

今回は、そんなジャックラッセルテリアを
家に迎える場合、
いつからどんなしつけを始めたらいいのか、
最適なしつけの開始時期をご紹介します。

ジャックラッセルテリアのしつけ始める最適な時期はいつ？

ずばり、家に迎え入れたその日が、
しつけのスタートです。

「家に慣れるまで」「もう少し大きくなるまで」
と後々にすると、犬は飼い主の対応の変化に
混乱してしまうことになってしまうからです。

飼い主さんと安心できる関係を
築いていけるためにも、
一貫した態度としつけの方針を
家族で決めて行ってあげてくださいね。

ジャックラッセルテリアのしつけの時期＆順番【動画あり】

1歳までの子犬期は
ジャックラッセルテリアのしつけにとって
とても重要です。

どの時期にどのような内容の
しつけが必要になるのか、
その成長段階とともに
説明していきます。

社会化期（～生後3ヶ月）

「まだまだ赤ちゃんだから、
しつけなんて、かわいそう」と
思うのは間違いです。

人間でいうと4歳までの時期ですから、
家庭犬としての生活習慣を身に着けていく
大切な時期なんですよ。

犬との生活で必要となる
最低限のしつけからはじめましょう。

この時期に必要なしつけは
以下になります。

トイレのしつけ

一緒に暮らしはじめる日から
まず必要となるのはトイレのしつけです。

ジャックラッセルテリアは
勝気な性格な犬も多いので、
成長とともにマーキング癖が
出てくることもあります。

子犬の頃からしっかり、
しつけておくことを心掛けましょう。

トイレのしつけ方法の動画を紹介します。
子犬を褒めながら、
うまくトイレに誘導していますね。

甘噛みをやめさせる

活発で興奮しやすいジャックラッセルテリア。

特に子犬時代は飼い主さんに
遊んでもらうと、つい嬉しくなって
甘噛みしてしまいます。

先に述べたように、小型犬といえども、
力の強い犬種ですから、大きくなって、
人に怪我をさせてしまわないよう、
しっかり甘噛みはやめさせていきましょう。

子犬の甘噛みへの対処法を紹介している
おすすめの動画です。
2分半すぎから、そもそも甘噛みを
させない子犬との遊び方を説明しています。

子犬の噛み癖のしつけ方は
こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
⇒犬のしつけ！噛む子犬を矯正する3つの秘訣とは？【動画あり】

幼年期（生後3ヶ月～生後6ヶ月）

人間でいうと5～9歳になります。

やんちゃになってくる年ごろでもあり、
お勉強をはじめたり、
友達との関わり方を学んでいく時期ですよね。

この時期に必要なしつけは
以下になります。

お散歩デビュー

予防接種が済むと、
お散歩デビューです。

ジャックラッセルテリアは、
運動量がとても多い犬種ですから、
毎日の散歩は必須です。

しっかりとマナーを身に着けていきましょう。

最初ははじめて見るものに
びっくりしたり、
怖がって歩かないこともあります。

抱っこしてあげたり、
優しく声をかけてあげてくださいね。

いろいろな物を見せて、
知らない人、犬と接することも
散歩での重要な役割です。

ハウスのしつけ

子犬のうちは、ケージやサークルで
過ごすことも多いですよね。

この時期にハウスのしつけを行い、
囲われた空間の中に入ることへの抵抗を
なくしておくことをおすすめします。

興奮しやすいジャックラッセルテリアですから、
ハウスという安心できる居場所に入れることで、
クールダウンできたりと、
今後のしつけにも役に立ちますよ。

ハウスのしつけ方法の動画です。
「ハウスの中に入ると、いいことがある」
と犬に認識させるのがポイントですよ。

青年期（生後6ヶ月～1歳）

人間でいうと9～17歳の時期です。
体は成犬と変わらない大きさになり、
できることも増えてきます。

でもまだまだ心は子供ですし、
活発に動きまわりたくて、
しょうがない時期です。

しっかり運動させてあげることで
問題行動の抑制にもなりますよ。

この時期に必要なしつけは
以下になります。

無駄吠えさせない

ジャックラッセルテリアは
興奮しやすい性格から
無駄吠えが癖になりやすい犬種です。

特に、警戒心も出てくるこの時期に
習慣化してしまうと、
後で治すことに苦労します。

そもそも無駄吠えさせない意識を持って、
厳しくしつけていきましょう。

こちらの記事も無駄吠えのしつけ方法が
紹介されています。
チェックしてみてくださいね。
⇒犬のしつけ！吠えるのを直して散歩のトラブルを解消する方法

アイコンタクト

ジャックラッセルテリアは
訓練性能が高い犬種です。

いろいろなことを覚えることができ、
飼い主と一緒にアクティブに
活動することが大好きです。

いろいろなトレーニングを
行っていく上で、アイコンタクトが
とれることはとても重要です。

ぜひ、常日頃からアイコンタクトを
意識した接し方をしてくださいね。

散歩中にアイコンタクトを行う動画です。
外からの刺激が多い散歩中でも
積極的にアイコンタクトをとっていきましょう。

成犬からでもしつけは可能？

結論からいうと、
成犬からでも十分にしつけは可能です。

ただ、無駄吠えが習慣化していたり、
そもそも子犬時代の社会経験が乏しかったりと、
手こずってしまう場合もあります。

そんな場合は、
ぜひしつけ教室をおすすめします。
いろいろな人や犬に接したりと、
社会経験を積むこともできますよ。

なにより元々賢いジャックラッセルテリア。
メキメキと成長が見られるはずです。

まとめ

今回ご紹介したしつけは
一緒に暮らしていくための
基本中の基本となるしつけです。

これらをきちんと行っていくことで、
多彩なジャックラッセルテリアに
いろいろなトレーニングを行っていくことが
スムーズになります。

運動能力も訓練性能も高い犬種なので
ぜひいろいろなことに
チェレンジしてみてくださいね。