犬のしつけ!吠えるのを直して散歩のトラブルを解消する方法
わんちゃんのしつけって、猫ちゃんに比べて
大変ですよね。
特に外に出た時の振る舞いは、他の人の目も
気になるのでなるべくお行儀良くしていて
もらいたいのが飼い主さんの本音でしょう。
外出の代表がお散歩です。
色々な刺激があるので、どうしてもリードを
引っ張ったり吠えたりします。
特に困るのは、吠え癖ですね。
わんちゃんに吠えたりすると相手も吠え始めて、
気まずい雰囲気になることもしばしば。
そこで、わんちゃんのお散歩中の吠え癖の
解消法について紹介していきます。
この記事に書いてること♪
犬が散歩中に吠える原因とは?
わんちゃんが散歩中に吠える時の感情としては
大きく分けて2つあって、
「喜び」と「警戒」です。
何か興味を引くものや、こちらに気づいて
ほしい時に吠えているのが喜びで、
散歩中に帰宅中の飼い主にバッタリ会った
わんちゃんがよくやってます。
全部が全部ではありませんが、
「キュンキュン」と小さく鳴いても相手からの
リアクションが無いと、「ワンワン」と大きく
鳴くことが多いですよね。
こちらに近づいてほしくない、怖い、気に
入らないなどの負の感情で吠えているのが
警戒で、姿勢も怯えか攻撃かのどちらかに
なっています。
この場合は最初から全力で鳴いているか、
唸ってからが多いですね。
細かい状況によっても違うので、場合別に
説明していきます。
外に出ると吠える場合
おうちだと静かなのに、外に出ると凄い勢いで
吠える子がいます。
このような場合に多いのは、外が安全だと
思えずに警戒し続けて、何か刺激があると
吠えるというのを繰り返しているのです。
中には外には好奇心をくすぐるものが沢山ある
ため嬉しすぎてという子もいますが、
少数派です。
他の犬に吠える場合
他のわんちゃんにだけ吠える場合は
どうでしょうか。
この場合には遊びたい気持ちが爆発して
吠えてしまう喜びの時と、犬が怖いという警戒の
時があって、どちらも犬としての社会化不足が
原因と言われています。
喜びの場合は年齢とともに落ち着く場合も
多いし、もう少しおっとりしたわんちゃんと
遊ばせることで落ち着いたりします。
警戒の場合は他のわんちゃんが恐怖の対象に
なっている「犬嫌いの犬」に育っている可能性が
あります。
他の人に吠える場合
他の人間にだけ吠える場合は、飼い主さん命の子
だと飼い主さんを守ろうとしている場合も
あります。
わんちゃんにとって前からどんどん近づいてくる
大きい動物は警戒の対象になってしまうので、
とりあえず危険か安全か分からないので
吠えているんです。
悲しい理由としては保護犬の子にありがち
ですが、人間に虐待されていたために人間だけ・
男性だけ・女性だけに反応して警戒する子も
います。
それだけ1度インプットされたトラウマは
払拭され辛いのです。
散歩の時間になると吠える
これは、おうちの中のこととして考えられます。
ズバリ、要求吠えです。
わんちゃんたちは人間の動きや体内時計で、
かなり正確に時間を感じています。
いつも決まった時間に散歩に行っていると、
いつの間にか時間を覚えてしまい要求鳴きする
ようになるのです。
散歩中の無駄吠えを直す方法とは?
原因が色々なので、改善方法も色々です。
散歩のトレーニングは飼い主さんも覚えることが
多いので、てっとり早いのはプロのトレーナーの
元でわんちゃんと一緒にトレーニングを受ける
ことです。
吠えるという行動自体わんちゃんにとっては話を
しているのと一緒なので、彼らは良かれと思って
吠えています。
わんちゃんの気持ちや習性をしっかり勉強する
ためにも、飼い主さんもトレーニングを受ける
ことが最重要なのです。
それぞれの場合での、基本的な心構えだけ
説明していきますね。
外に出ると吠える場合
外が怖くないということを教えていきます。
キャリーバッグ→だっこ→おうちの前で
散歩スタイルでたたずむ→おうちの極近くだけ
散歩してみる→徐々に行動範囲を広げてみると
いった具合に、本当に少しずつ外に慣らします。
他の犬に吠える場合
喜びなら、ハイテンションになりすぎているので
わんちゃんを落ち着かせます。
また、落ち着いた性格の子と遊ばせてみると、
相手の気持ちも考えた遊び方を徐々に覚えて
きます。
警戒なら遠くで犬がいる環境から徐々に近づいて
いく、というように少しずつ日にちをかけて
近寄ります。
他の犬が怖くないということを覚えてもらうん
ですね。
他の人に吠える場合
「人間全部が大好き!!」というわんちゃんは
少数派なので、大抵が警戒して吠えています。
こちらも犬の場合と同様に、他の人が遠くにいる
環境から徐々に人通りの多いところも安全だと
いうことを日にちをかけて覚えてもらいます。
親しい人に警戒している時には、飼い主さんと
仲良しということを見せつける、おやつをあげて
もらうなどして警戒の必要が無いことを
教えます。
この場合には、飼い主さんは絶対わんちゃんから
目を離さず、咬みそうな不穏な雰囲気を感じたら
相手から引き離してくださいね。
大抵人間側のふるまいが悪くて咬傷事故は
起きますが、処分対象になってしまうのは
わんちゃんなのです。
散歩の時間になると吠える
普段の散歩の時間をバラバラにするなどして、
一定の時間を悟られないようにします。
なんなら1日の散歩時間を3~4回に分けるのも
アリです。
同居人がいる飼い主さんは、全員で協力して
取り組みましょう。
まとめ
お散歩は楽しく歩きたいものですよね。
海外旅行に行って、地下鉄にも乗っている
わんちゃんを見ると余計に憧れを抱く人も
多いのではないでしょうか。
しつけの中でも吠え癖は改善が難しい部類に
入り、憧れを実現するためにはわんちゃんだけ
ではなく飼い主さんの方にも努力が必要です。
わんちゃんのテンポに合わせて、根気強く
トレーニングを続けてくださいね。
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