犬を抱っこすると怒る?噛みつく前に正しい仕方を伝授!
可愛いワンちゃんとの触れ合いの中でも、
抱っこというスキンシップは
日々のケアをする上でも
とても大事なことです。
どうせなら、お互いの癒しタイムとして
抱っこをすることが
出来たらいいですよね?
理想は飼い主さんだけが
癒されるのではなく、
ワンちゃんも安心して、
身を委ねることが
出来るようなものにしたいのです。
しかし、そんな抱っこでも
間違えた抱き方をしてしまうことで
抱っこ嫌いになる子もいます。
中には拒むあまり
噛みつくことも・・・!
そうならないためにも、
飼い主さんが抱っこ上手になって、
ワンちゃんを安心させて
あげましょう!
ここでは、
正しい抱っこの仕方について
お話していきますね!
この記事に書いてること♪
やり方次第で簡単!正しい抱っこの仕方とは?
ワンちゃんにとって、
抱っこをされることは
ストレスを感じるものの1つです。
普段は地に四足がついているのに、
足が宙に浮いていること、
高い位置にいることで緊張を感じます。
抱っこは信頼関係があってこそ、
リラックス効果を発揮するものですよ。
それでは、改めて
今の抱っこを見直し、
もっと抱っこ上手になりましょう!
ワンちゃんの大きさによって
抱っこの仕方が違うので、
ここからは大きさ別で
紹介していきたいと思います。
小型犬の抱っこの仕方
まずどちらかの腕を、ワンちゃんの
脇の下に通し、上半身を
包み込むようにして支えます。
反対の腕でお尻を支えて、
体を密着させましょう。
この時、ワンちゃんの様子を確認して、
落ち着いているようでしたら
ゆっくりと持ち上げましょうね!
最初は膝の上に乗せながら
手順を踏むと安定感があるので
是非トライしてみて下さい。
ワンちゃんを縦にして、
お尻の方だけで体重を支えるような
抱き方は、腰に負担がかかるので
控えましょう。
特にダックスフンドは胴が長く、
縦抱きは腰の負担になります。
椎間板ヘルニアの予防としても
抱き方には気を遣って下さいね!
抱き方は、お尻と言うよりは、
胴全体を支えるように注意しましょう。
またチワワなどの超小型犬や子犬は、
どちらかの手で、ワンちゃんの両前足に
親指と小指で引っかけるようにします。
他の指は胸全体を包み込むように
抱っこをしましょう!
そして、腕全体でワンちゃんの体を
支えるというイメージです。
暴れるとスルっと落ちてしまう
危険性もありますので、
片方の手でワンちゃんの顔の辺りを
軽く自分の胸に密着させましょう。
苦しくならないように、
力加減をして下さいね!
中型犬の抱っこの仕方
まず中型犬では、
飼い主さんは立て膝の状態になります。
この時ワンちゃんは
飼い主さんに対して横向きに
立たせましょう。
ワンちゃんが落ち着いているかを確認し、
ワンちゃんの両前足付け根部分の内側と、
両後ろ足付け根部分の内側に手を通し、
腕でゆっくり持ち上げましょう。
持ち上げたら、自分の胸の方に
だき寄せ、なるべく密着させて
安定させましょう。
大型犬の抱っこの仕方
大型犬になると、あまり抱っこを
する機会はありませんが、
病院で診察をするときなど、
抱っこで診察台に乗せる場面も
出てくるかもしれません。
いざとなったときの為に、
落ち着いた場所で抱き方の練習を
しておきましょうね!
まず、飼い主さんは立て膝になり、
飼い主さんに対してワンちゃんは
横向きで立たせて下さい。
頭の方にある腕を、ワンちゃんの顔の下に
ぐるりと回しておきましょう。
片方の手を、ワンちゃんの体の上から
外側の胸の方へ回し入れ、
お腹辺りに手を添えて下さい。
この時に、落ち着かせるよう
声をかけながら
撫でてあげても良いですよ。
そして、落ち着いている様子でしたら、
ワンちゃんの前足の方の膝を立てて、
その上にワンちゃんの前足を
乗せて下さい。
抱き抱える前の体勢でも
落ち着いていたら、
お腹の辺りに添えていた手を
お尻の方へ持って行きます。
後ろ足と前足の付け根を内側へ寄せて
包み込むようなイメージで
ゆっくりと抱き抱えましょう。
自分の胸の方へ密着、
少し乗せるようにして
自分の腰をしっかりと持ち上げましょう。
この抱き方を子羊抱きと
呼ばれていますよ。
是非慣らしとして、
練習をしておきましょう!
注意が必要な抱っことは?
ここで、注意が必要な抱っこも
紹介していきます!
出来れば控えたい抱っこなので
参考程度にご覧ください。
仰向け抱っこ
これは体の作りからして、
人間の赤ちゃんのような
仰向け抱っこは、ワンちゃんの
内臓に負担を与えてしまいます。
特に食後は食べたものが
逆流しやすく、嘔吐の危険性もあります。
なるべく仰向け抱っこは避けて下さい。
肩に足をかける抱っこ
これは、ワンちゃんが飼い主さんの
肩に前足をかけていると、
飼い主さんはワンちゃんの目線を
把握し切れませんよね。
急に興奮の対象を見つけたら・・・?
ワンちゃんが興奮して、
肩を踏み台にして、力も入れやすいので
飛び降りてしまう可能性があります。
怪我をさせないためにも、
ワンちゃんの目線には
目を向けられるように注意しましょう。
前足だけで持ち上げないで!
これはよく知られていることかも
しれませんね。
ワンちゃんは鎖骨という骨がないため
前足を横には開けない仕組みに
なっているのです。
ですので、
洋服を着せる時にも注意が必要ですが、
抱っこの際にも、前足だけを引っ張ったり、
持ち上げたりすると脱臼を引き起こす
可能性もあります。
ワンちゃんの体の構造をよく理解して
負担の少ない抱き方を
心掛けて下さいね!
子どもも抱っこ上手になれる?
子どもは力も弱く、
そして力の加減もまだ上手く
出来ないかもしれません。
最初は大人が補助をしてあげて、
ワンちゃんが子どもの抱っこを
嫌いにならないように、
子どもには丁寧に抱き方を
教える必要がありますよ。
しっかり教えてあげれば、
子どもも上手に抱っこが
出来るようになります!
抱っこの仕方まとめとして
動画をご覧ください。
注意点なども説明していますよ~!
まとめ
抱っこの仕方をもう一度見直すことで、
更にワンちゃんとの絆を
深めることに繋がればと思っています!
抱っこタイムは、
最高のリラックスタイムになることが
一番の理想ですよね。
抱き方の説明では、
足りない部分もあるかもしれませんが、
コレと言った決まりはないので、
ポイントだけでも押さえておきましょう!
- 体をなるべく自分に密着させ
安定感を重視 - 特に腰に負担をかけないように
注意する - ワンちゃんが落ち着いているのを
確認し、ゆっくりと持ち上げる - 仰向け、前足だけ持つ、
肩に足をかける抱き方は
控えましょう
自分のやりやすい方法があれば、
ポイントさえ押さえていれば
問題ありませんよ!
正しい抱っこの仕方を意識して、
是非ワンちゃんとのスキンシップを
楽しんで下さい^^
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