犬はさつまいもを皮ごと食べても大丈夫?正しい与え方とは?
ワンちゃんの大好物と言えば、
さつまいもも代表的な食べ物の
1つですね!
実際、犬用のおやつとして
さつまいもを主原料にした商品も
たくさん取り揃えられています^^
また、私はいつだかのテレビ番組で
さつまいもを生で食べる
ワンちゃんの様子が紹介されているのを
見たことがあるんです。
生のさつまいもをボリボリと
美味しそうに・・・!
インパクトが大きかったせいか、
その時の映像はけっこう覚えています。
解説によると、地域柄それは普通の光景
だと言うので驚きましたが、
これはおそらく、生で食べても
問題ないと言うことなのでしょう(笑)
簡潔にまとめると、
さつまいもは皮ごとでも
生で食べても基本的に問題はありません。
しかし、もっと知っておきたいことは
さつまいもを与える時の注意点です。
確かに、さつまいもは安心して
与えることの出来る食べ物ですが、
量を与え過ぎてしまうと
どんなことになってしまうのか、
あなたはご存知でしょうか?
この記事に書いてること♪
犬にさつまいもを皮ごと食べさせても大丈夫?
先ほどお話したように、
生のさつまいも(皮つき)を
ボリボリ食べるワンちゃんが
存在しているくらいなので、
もちろん、皮の部分を与えても
基本的に問題はありません。
ただし、ホクホクの実の部分よりも
消化しにくいため、
お腹のデリケートなワンちゃんには、
皮は取り除く方が無難かもしれませんね。
それでは、次に、
正しい与え方について
解説していきますね^^
生はOK?正しい与え方とは
最初に、生のさつまいもを
食べるワンちゃんについて触れましたが、
実際のところ、生のまま与えるのは
あまりおすすめしませんね・・・!
と言うのも、生のさつまいもは
消化率も悪くなりますので、
嘔吐や下痢の原因にもなります。
また、
採りたてのさつまいもならばともかく、
時間が経つにつれ、劣化は進みますし、
アクや苦味が溜まり
調理をした時のような甘味は
感じられないかもしれません。
ところで、同じ芋類である
じゃがいもはどうでしょう?
常識のように周知されていることですが、
じゃがいもの芽は有毒なので、
生で食べられてしまうと
中毒症を起こしてしまうでしょう。
その点、さつまいもに
有毒のものはありませんので、
生で食べてしまっても
心配の必要はなさそうですね。
そうなんです・・・!
なので、生のさつまいもを
美味しそうに食べるワンちゃんがいても
不思議ではありません。
ただ、生のさつまいもは
やはり美味しい食べ方ではありません;
それに、消化不良が心配ですね。
それでは、ここで
おすすめの与え方をご紹介しましょう♪
言うまでもありませんが、
さつまいもは、加熱する方が
甘味も増し美味しく食べることが
出来きるでしょう♪
なので、特に決まりはありませんが、
与える時には、
基本的に加熱してあげましょう。
また、皮の近くになるほど栄養素が
豊富に含まれていると言われているので、
実は、皮ごと与える方が
栄養摂取としては有効的のようですね。
そして、
加熱したものを小さく切ってあげると
より消化しやすくなるのでおすすめです。
お腹を壊しやすいワンちゃんの場合は、
皮も取り除くなど、
ワンちゃんの状態に合わせて
工夫をしましょう!
調理法は、シンプルに
ふかし芋や焼芋として与えたり、
ふかして潰したものを
スイートポテト風にアレンジしたり、
方法は様々のようです^^
ワンちゃんには、
さつまいもの甘味だけで十分!
もちろん、
味付けをする必要はありませんよ☆
ここで、犬のおやつにおすすめの
さつまいもレシピを
動画でご覧下さい😋
犬にさつまいもを与える時の注意点とは?
さつまいもを与える時の注意点として、
- 与え過ぎないようにする
- 食べやすい大きさにして与える
この2点は常に意識してあげましょう!
さつまいもは、栄養価も高く
食物線維、ビタミン、
カリウム、βカロテンなど、
ワンちゃんにとっても
嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
そのため、おやつには
ピッタリの食材と言えますね♪
しかし、そんなさつまいもでも
与える時には注意点がありますので、
簡単にお話していきましょう。
与え過ぎには注意
栄養価が高いのは嬉しいことですが、
さつまいもは炭水化物が豊富で
カロリーが高い食材でもあります。
また、糖分も高いので
さつまいもを与え過ぎると
太る原因にもなるでしょう。
炭水化物を構成するデンプンは、
消化率が低く脂肪になりやすいと
言われています。
よって、さつまいもの与えすぎは
健康にも影響してしまい、
肥満や糖尿病のリスクも
高まると考えられているのです。
なので、与えすぎには
十分注意が必要です!
食べやすい大きさにして与える
ワンちゃんの習性からして、
本来食べ物をあまり噛まずに
飲み込むことが多いため、
大きいまま与えると
喉に詰まらせてしまう危険性もあります。
さつまいもを与える時には、
食べやすい大きさにして
与えるようにしましょうね。
量はどれくらいが適量なの?
さつまいもを与える量に
特に決まりはありません。
しかし、先ほどお話した通り、
与えすぎは肥満などの
原因にもなりますので、
適量を心掛けたいですね。
さつまいもは100g辺り132Kcalで、
けっこう高カロリーとなっています。
なので、例えば、小型犬であれば
1日10~20g程度を目安に
与えるのが好ましいそうです。
1㎝角位に切ったさつまいもを
2、3個程度でちょうど良いくらいです。
感覚的に、少ないかな?と
思うくらいの量がちょうど良いでしょう。
ご褒美や、食事のトッピング程度に少量
与える分には問題なさそうなので、
是非、適量を上手に与えて下さい☆
食べすぎてしまうとどうなるの?アレルギーはある?
さつまいもには、食物繊維が
豊富に含まれていて、その食物繊維が
便の状態を整えることでも
知られていると思います。
また、さつまいもには、“ヤラピン”
(切り口から出る白い乳汁)と
呼ばれる成分が含まれていて、
ヤラピンには
便を緩くする働きがあるため、
便秘予防・解消に効果的なのです。
しかし、与え過ぎると
下痢などを招く恐れも
あると言うことです。
それから、
便が緩い時に食物繊維を摂取することで
整腸作用が期待出来ますよね。
そのため、さつまいもを与えると
下痢が治るとも言われています♪
ただし、食物繊維がたっぷりだからと
さつまいもを与え過ぎると
便秘気味になることもあるそうです。
それがさつまいものメリットでも
ありますが、整腸作用や便秘対策として、
さつまいものメリットを活かすためには
あくまで“適量を与える”と言うことが
大きなポイントのようですね!
また、食の細いワンちゃんや、
満腹感を得たいワンちゃんにとっては、
栄養満天で腹持ちの良い食材として
是非おすすめしたいものです^^
さて、体に嬉しいことばかりの
さつまいもではありますが、
稀にアレルギー反応が
出てしまうワンちゃんも
いるそうですね・・・!
これは、さつまいもに含まれる
極微量なタンパク質や
または、デンプンに
反応してしまうのではないかと
考えられています。
どの程度の症状が現れるのかは
個体によって異なるかしれませんが、
症状としては
- 嘔吐
- 下痢
- 湿疹
- 目の充血
などがあります。
アレルギー関連から、
こちらの記事もおすすめです。
”犬がエビを食べた時の対処法!アレレルギー反応は起こるの?”へ移動する
”犬はきゅうりにアレルギー反応を起こす?どんな症状が出るの?”へ移動する
まとめ
さつまいもには
嬉しい栄養素がたっぷりですし、
ワンちゃんにとっても
おすすめの食材と言えますね♪
しかし、与える際には
いくつかの注意点があることを
理解出来たでしょうか?
今回のまとめとして、
- 与える時は加熱する
(生は消化不良を起こしやすい) - 皮ごと与えても基本的にOK
- 食べやすいよう小さくして与える
- 適量を意識して
与えすぎには注意する - 稀にアレルギー反応が
出ることもある
など、
さつまいもを与える時には、
これらのことを注意しましょう。
そして、さつまいもが美味しい季節には
是非、ワンちゃんと一緒に
おやつタイムを楽しんで下さい^^
もし、胃腸の調子を整えてあげたいけど
カロリーが気になる場合は
こちらの方法もおすすめです!
愛犬の腸内環境を整える方法として
チェックしてくださいね。
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