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犬が吐くなら病院へ!治療法や費用をまとめてご紹介!

 2018/11/10 2.吐く 対処法
この記事は約 7 分で読めます。

    犬が吐く原因はさまざまですが、

    犬の吐くのを繰り返す場合や元気がない時、
    また嘔吐以外にも症状がある場合はすぐに
    動物病院へ連れて行く必要があります。

    そして犬が吐くので病院に連れていく際、
    費用はどのくらいかかるのか、
    またどんな治療をするのか、
    やはり不安になるのではないでしょうか。

    私は以前動物看護師をしていましたが、
    実際に費用面での相談をよく受けたこと
    がありますよ。

    また私自身も犬を飼っているため、
    治療方法や費用が気になる気持ちは
    良く分かります。

    そこで今回は、
    犬が吐くので動物病院に連れて行く際、
    治療法やかかる費用についてまとめて
    ご紹介
    したいと思います。

    事前にチェックし準備しておくことで、
    安心して診察を受けることができますよ。

    動物病院に連れて行く前に確認して、
    スムーズに受診できるようにしましょう!


    犬が吐く時に病院へ行くとどんな事をするのか

    犬が吐く症状で動物病院に行くと、
    まずはどのような症状なのか
    看護師や獣医師から聞かれます。

    • いつから
    • 頻度
    • 嘔吐物の状態
    • 犬の様子
    • 食欲の有無
    • 他に気になる症状
    • 既往歴(カルテがない場合)

    これらは問診で必ず聞かれるので、
    しっかりと把握しておくようにしましょう。

    吐く原因に心当たりがある場合には、
    ここでしっかりと伝えるようにしましょう。

    診察では
    聴診器で心音や腹部の確認を行い、
    肺や胃腸の音に問題がないか確認
    します。

    口内や目も確認され、犬の全身の
    状態から疑われる原因を判断します。

    そしてエコー検査や腹部のレントゲン、
    血液検査や糞便検査など、医師の
    判断で検査の必要があると判断され
    れば、詳しい検査を行います。

    1.検査

    疑われる原因により
    検査内容は異なります。

    ここではよく行われる検査、

    • 腹部レントゲン
    • 血液検査
    • 糞便検査

    について詳しく見ていきましょう。

    ●腹部レントゲン

    犬の体の内部を、
    レントゲンや超音波(エコー)を使って
    画像診断します。

    異物の誤飲や内蔵などの病気が
    疑われる場合に行います。

    麻酔は必要なく、犬の体を傷つける
    こともなくすぐにできる検査です。

    異物によってはレントゲンやエコーで
    写りやすいものと、そうでないものが
    ありますが、

    画像を目で見て判断できるため
    よく選択される方法です。

    ●血液検査

    血液の状態や、血液に含まれる
    酵素や電解質等の数値を見ます。

    血液の中には、からだの状態に関する
    様々な情報が含まれているため、

    動物の体調を把握するのには
    とても重要な検査になります。

    血液中に含まれるウィルスや
    それに対する抗体(免疫)を調べて、
    感染症でないか検査するこもあります。

    ●糞便検査

    嘔吐の症状に加えて
    下痢や軟便がある場合には、
    糞便検査を行います。

    もし便に異常がない場合でも、
    正確な病気の診断のために行う
    こともあります。

    糞便検査ではウイルスや細菌の有無、
    寄生虫感染や消化不良の有無など、
    様々な原因を調べることができます。

    これらで原因が分かれば良いですが、
    はっきりと原因が分からなかったり
    さらに検査が必要と判断されると、

    バリウム検査や内視鏡検査が行われます。

    より詳しい内部の検査ができるため、
    適切な治療へと役立ちます。

    2.治療

    検査をしたあとは、疑われる原因
    に合わせて治療が行われます。

    ここでは

    • 絶食
    • 絶水
    • 病気の治療

    についてご紹介します。

    ●絶食

    検査で何も異常がなく、
    犬も元気で問題ない場合は
    24時間の絶食が勧められます。

    嘔吐の原因が食べ過ぎやストレス、
    疲れや胃腸炎などにも効果的です。

    元気なのに吐くということは、
    胃腸が弱っているサインですので、
    絶食をし休ませてあげる必要があります。

    また、食べた物の消化に費やされる
    エネルギーを、弱った器官を癒すため
    に使う事が出来るので、

    胃炎を繰り返すような
    元から内臓が弱い犬にも勧められます。


    ●絶水

    合わせて絶水も治療法の一つです。

    嘔吐が一過性で、吐いた後に元気や
    食欲があるようならば、

    しばらくは絶食絶水で安静にして
    様子を見ることになります。

    症状がぶり返さないか確認し、
    ぶり返したら再度検査が行われます。

    ●病気の治療

    検査で病気が分かった場合には、
    すぐに病気の治療が施されます。

    手術や入院になることもありますし、
    薬の処方のみの場合もあります。

    また、嘔吐がひどい場合には
    吐き気どめや整腸のお薬、

    脱水症状を防ぐための
    皮下点滴が施されます。

    胃内異物が確認された場合には、
    麻酔を使わないで吐き出させる
    催吐処置、

    異物を取り除くための内視鏡検査、

    内視鏡で取り除けない場合には
    開腹手術を行います。

    犬が吐く時に病院へ行く場合の費用

    犬が嘔吐で病院に行く時の診察や
    治療内容のご紹介をしてきましたが、

    もう1つ気になるのが、
    その際の治療費についてですよね。

    だいたいの目安にはなりますが、
    必要な検査の項目ごとにご紹介します。

    犬が吐く時に病院でかかる費用
    • 診察料・・・初診1500円~3000円/再診500円~1000円
    • 検便検査・・・1000~2000円程度
    • 血液検査・・・簡易検査3000円程度/詳しい検査8000円程度/さらに詳しい検査10000円以上
    • 皮下点滴・・・3000円~6000円程度
    • 腹部レントゲン・・・6000円~10000円程度
    • 薬(吐き気止めや整腸剤など)・・・1種類1週間分で1000円~3000円程

    もちろん検査や薬の種類、量が増えると
    それに伴いかかる費用も増えていきます。

    また犬の体格でも異なるのはもちろん、
    動物病院によっても違いがありますよ。

    詳しい費用については診察時に
    看護師や獣医師に聞きましょう。

    また気になる症状や考えられる可能性
    を診察時にはっきりと伝えておくことで、
    必要最低限の検査で済むこともあります。

    適切な診断と処置のためにも、しっかり
    確認し伝えられるようにしておきましょう。

    病院に行く程ではないけれど犬が吐く
    とき、自宅でできる対処法をご紹介した
    記事があります。

    ⇒犬が吐く場合はどう対処する?自宅でできる応急処置を伝授!

    こちらでは、絶食での対処方法
    について詳しくご紹介していますよ。

    ⇒犬が吐く時は絶食させた方が良い?期間や注意点も解説!

    吐く原因に合った対処方法を
    行うようにしてくださいね。

    まとめ

    いかがでしたか?

    今回は
    犬が吐くので動物病院に連れて行く際、
    治療法やかかる費用についてまとめて
    ご紹介してきました。

    事前にチェックし準備しておくことで、
    安心してスムーズに診察を受けることが
    できますよね。

    治療法や費用は症状でも異なります
    ので、大体の目安にしてくださいね。

    また犬が履く原因は様々ですので、
    中にはドッグフードが原因で吐いて
    しまう犬もいます。

    こちらの記事では、
    犬の嘔吐を予防・改善できるドックフード
    をご紹介していますので、是非合わせて
    ご覧くださいね。

    ⇒犬が吐くならこのフードがおすすめ!改善や予防にも効果的なTOP5!

    またドックフードと合わせて、
    サプリを与えるのもおすすめです。

    ⇒犬の嘔吐はサプリで改善できる!?効果的なランキングTOP5!

    サプリで胃腸の調子を整えて、
    嘔吐を予防・改善してあげましょう。



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    ももこ

    初めまして
    わんちゃんといっしょ編集部のももこです。

    専門学校にて動物のことを学び、
    卒業後は動物看護士として働いていました♪

    ・動物看護士
    ・ペットトリマー
    ・ドックトレーナー
    ・愛玩動物飼養管理士
    ・ホリスティックケアカウンセラー

    の資格を持っております。

    また動物大好きで
    猫4匹と犬2匹と賑やかに暮らしています♪

    時間があるときには
    里親ボランティアなどに参加したり♫

    いま一緒に暮らしている
    わんちゃん,ねこちゃんは皆引き取った子達です♪

    学んできたことや経験・専門知識を生かし
    皆様に良い記事をお届けできればと思います(^-^)

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