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犬の遺伝子の病気はどんなものがある?症状別に犬種も紹介

 2017/10/08 病気Q&A
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    日本ではペットショップで購入する方が
    多いのですが、ペットショップで売っているのは
    ほとんどが血統書つきのわんちゃんたちです。

    最近ミックスブリードが流行ってきていますが
    純血種の人気は続いています。

    ですが、純血種のわんちゃんたちは犬種によって
    特徴的な疾患も多くみられます。

    もちろん個体差はありますが、他の犬種に比べて
    「なりやすい」っていうことですね。

    一応おうちのわんちゃんの特徴を知っておくと、
    予防にも役立ちます

    そこで、わんちゃんの遺伝病について説明して
    いきます。

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    犬の遺伝子の病気にはどんなものがある?多い犬種は?

    純血種のわんちゃんたちは、優良ブリーダーさん
    たちが気を付けていてもミックスに比べると
    近親交配に近い状態になってしまいます。

    そのため、劣性遺伝によって発現する病気でも
    純血種のわんちゃんは発現しやすくなって
    しまうのです。

    ※劣勢遺伝・・・遺伝子上に乗っている情報は、
    大きく発現しやすいもの(優勢遺伝)
    発現しにくいもの(劣勢遺伝)に分けられる。
    病気の場合発現しにくい遺伝情報のはず
    なのだが、純血種の場合似た遺伝子が
    重なるために病気の発現率が高くなってしまう。

    ただ品種により弱い部分がわかりやすいので、
    飼い主さんが知っておくことで早期発見できる
    場合があります

    1.進行性網膜萎縮症(PRA)

    網膜を構成している細胞が徐々に機能を失って
    いくことが原因となっています。

    症状は初期段階では薄暗い所での見え辛さで、
    それが徐々に進んでいき、数か月から数年かけて
    失明に向かっていきます。

    痛みは無く症状の進行がゆっくりなため
    飼い主さんが気づきにくく、わんちゃんも目が
    見えない環境に慣れやすい病気です。

    完全に進行を止めることはできないので、
    抗酸化剤などでできるだけ進行を遅くするのが
    治療の中心になります。

    失明した場合は、階段から落ちたりする
    二次被害に注意する必要が出てきます。

    なりやすい犬種

    頻発犬種は昔はコリー種と言われていましたが、
    最近流行の犬種ではダックスフンドやプードル
    多いということが報告されています。

    2.遺伝性白内障

    眼球でレンズの役割をしている水晶体が白く
    濁ってしまうのが原因で、徐々に目が見えなく
    なっていきます。

    完全に進行を止めることができないため、
    治療は目薬で進行を緩やかにすることに
    なります。

    若齢であれば、人間のように手術も選択肢の
    ひとつとなります。

    なりやすい犬種

    加齢により全犬種が発症する可能性は
    ありますが、遺伝的に発症しやすいのは特に
    プードル、パピヨン、コッカー・スパニエル
    などです。

    3.コリーアイ、コリー眼異常(CEA)

    視神経や強膜をはじめとした目の様々な箇所に
    形成異常を引き起こします

    症状の程度や発症年齢も個体により違いが
    大きく、重度だと最終的には失明に至ります。

    有効な治療法は無く、失明した場合は生活環境を
    気を付けて怪我などの二次被害を防ぎます。

    わんちゃんは元々0.3くらいの近眼なので、
    おうちの中であれば盲目でもなんとか普通に
    近い動きができるようです。

    なりやすい犬種

    「コリーアイ」というという名前の通り、
    コリー種がなりやすい病気です。

    コリー種で代表的なのは、
    コリー、シェットランド・シープドッグ、
    ボーダー・コリーです。

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    4.フォンウィルブランド病(vWD)

    血液凝固において重要な役割を果たす、
    vWD因子の
    欠如や不足によって止血異常が
    起こります

    3タイプに区別されていて、タイプ1は軽度から
    中程度、タイプ2、3は重度の止血異常が起こる
    可能性があります。

    出血がない限りはほかのわんちゃんと変わりなく
    元気なため、歯科処置や手術によって初めて
    この病気が判明する子も少なくありません。

    治療は対症療法で、出血した場合には
    慎重な止血。

    そして出血しないようにすることです。

    なりやすい犬種

    ウェルッシュコーギー・ペンブローク、
    ド―ベルマン・ピンシャー、ダックスフンド
    などの犬種が比較的多く報告されています。

    5.イベルメクチン中毒

    イベルメクチンというフィラリア予防によく
    使用されている薬剤により中毒を起こして
    しまいます。

    MDRⅠ遺伝子の変異により、イベルメクチン
    への
    感受性が高くなっていること
    分かっています。

    予防はずばりイベルメクチンを投与しないこと。

    獣医師はフィラリア予防の際、コリー種に
    対しては万が一を考え、ミルベマイシンなど
    イベルメクチン以外のものを使用しています。

    なりやすい犬種

    なりやすいのは、特にコリー、
    シェットランド・シープドッグ、
    ボーダー・コリー、
    オーストラリアン・シェパードです。

    ただし、たとえコリーでも感受性には違いが
    あり
    、一概にコリーだから絶対に反応すると
    いうわけではありません。

    6.骨形成不全症

    犬種により発症する位置の違いがあり、骨格が
    正常に形成されず、生活に支障が出る可能性
    あります。

    大型犬だと股関節形成不全、小型犬だと
    膝蓋骨脱臼
    が多く見られ、他にも様々な位置の
    骨形成不全があります。

    発症した場合の治療は生活や体形の改善と、
    痛みのコントロール(内服など)です。

    若齢かつ症状が重度だと、外科手術も適応に
    なります。

    なりやすい犬種

    大型犬だとラブラドール・レトリーバー、
    ゴールデン・レトリーバーなどに
    股関節形成不全症が、小型犬だと
    トイ・プードル、チワワ、ポメラニアンなどに
    膝蓋骨脱臼が多く見られます。

    異常なのが正常という犬種もいて、人気犬種の
    ダックスフンドやビーグルなどは生まれつき
    骨軟骨異形成という状態です。

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    7.X染色体連鎖筋ジストロフィー

    性染色体のX染色体上のジストロフィン遺伝子の
    変異によって、骨格筋の萎縮と壊死
    起こります。

    近年ウイルスベクターを使用した遺伝子治療など
    も研究されていますが一般的ではなく、有効な
    治療法はありません

    治療は筋ジストロフィーにより起こった症状の
    対症療法となります。

    なりやすい犬種

    ゴールデン・レトリーバーが発症しやすいと
    言われています。

    他の犬種では、ラブラドール・レトリーバー、
    サモエド、ロットワイラー、
    ミニチュア・シュナウザー、ウェルシュコーギ
    などで報告されています。

    8.発作性睡眠

    医学的には、睡眠発作と呼ばれる症状ですね。

    感情が高ぶった時にいきなり耐えがたい眠気を
    感じて眠ってしまうのが症状で、わんちゃんでは
    オレキシンというホルモンの神経伝達障害に
    より発症します。

    カタプレキシー(身体の脱力)も伴うのが
    一般的で、この症状から顎を強くぶつけたり
    してしまう二次的な怪我が発生します。

    わんちゃんで問題となるのは眠気自体よりも
    併発するカタプレキシーのため、治療は
    抗カタプレキシー薬による症状の抑制
    中心となります。

    なりやすい犬種

    まだ報告数が少ないですが、ド―ベルマン、
    ラブラドール・レトリーバー、ダックスフンド、
    プードル、ビーグルなどが好発犬種と
    言われています。

    9.鼠径ヘルニア

    鼠径部の腹膜と筋肉に穴が開いていて、そこから
    腹腔内の脂肪や内臓が出ている状況です。

    事故などの後天的なものもゼロではないですが
    先天的なものが多く、動きにより出たり
    引っ込んだりするので大人になるまで気づかない
    子もいます。

    比較的子犬の時の健康診断で発見され
    やすいです。

    治療は外科手術による穴の縫合で、不妊手術の
    際についでに行われることが多いです。

    軽度であれば、そのままにしておいてもほとんど
    問題は起こりません。

    予防としては、満腹時にあまり腹圧が高くなる
    動きをしないことです。

    なりやすい犬種

    様々な犬種で見られますが、比較的
    ミニチュア・ダックスフンド、トイ・プードル、
    ミニチュア・ピンチャー、チワワ、ポメラニアン
    などの小型犬種に多いです。

    10.パテラ

    日本語では膝蓋骨脱臼と呼びます

    「パテラ」とは膝蓋骨のことで、病気の名前が
    長いため短縮してパテラと呼ぶことが
    多いんです。

    名前の通り膝蓋骨の脱臼を起こしやすくなり、
    走ったりジャンプしたりという膝への負担で
    簡単に外れてしまいます。

    軽度であれば生活環境を整えるだけで日常生活に
    支障はありませんが、重度になると外れたまま
    戻らなくなったり痛みを生じたりするので
    投薬や手術の適応になります。

    飼い主さんが気づきやすいのは、痛くなさそう
    なのに片足を上げたままにしていたりスキップ
    したりする動きです。

    なりやすい犬種

    様々な犬種で発生しますが、トイ・プードル、
    マルチーズ、ポメラニアン、
    ヨークシャー・テリア、
    チワワなどの
    小型犬種に多いです。

    この疾患も、前述の骨形成不全に属します。

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    犬の遺伝子疾患を予防する方法はある?

    発生を予防するには、疾患を発症した子を
    繁殖させないことです。

    遺伝性のためその世代での病気の発症を防止する
    ことは難しく、次世代のためを考えて疾患を持つ
    子は子供を作らないのが予防法です。

    わんちゃんにも遺伝子検査があるので、
    それを利用して病気の素因を持っているか
    検査するのもアリです。

    遺伝子検査キットについて公式サイトで詳細を確認

     

    まだ発症していなくても、なりやすさを
    飼い主さんにもわかりやすいように検査結果を
    出してくれるそうです。

    疾患によっては、イベルメクチン中毒のように
    防止したりパテラのように生活環境を整えたり
    手術により改善できるものもありますが、
    基本的に発症するかはその子の運です。

    発症したら生涯その病気と付き合っていくこと
    になります。

    まとめ

    純血種のわんちゃんを飼う以上、遺伝的な疾患の
    素因は何かしらあると思っていた方が良いです。

    純血種が悪いわけではなく、彼らは犬種の
    スタンダードとして素晴らしい種類です。

    ミックスでも個体差は大きいので、ずっと元気な
    子もいるし身体が弱い子もいます。

    自分のわんちゃんがなりやすい病気を
    知っておいて、せめて早期発見できるように
    スキンシップついでに様子をチェックして
    いきましょう。

    「うちの子スキップするの」と喜んでいる
    お友達がいたら、健康診断を勧めても良いかも
    しれませんよ♪

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    比嘉 めぐみ

    比嘉 めぐみ

    動物が好きで好きでたまらず、5年間小動物の動物病院で勤務していました。
    発信した情報が、みなさんとわんちゃんのお役に立てば嬉しいです。
    今興味があるのは行動学と東洋医学で、どちらも動物だとまだ分からないことも多いので、日々勉強していきたいです。