耳が遠い?老犬の難聴の見極め方と日常生活の注意点を解説!
高齢のワンちゃんを飼っていると、
犬に呼びかけても反応が薄くなったり、
今まではインターホンが鳴ったら吠えて
いたのに吠えなくなったなど、
「もしかして耳が聞こえてない?」
と思い始めていませんか?
我が家の犬も年齢と重ねるとともに
耳が遠くなり、今はほとんど聞こえていません。
元気なのですが、聞こえていないので
名前を呼んでも気が付きませんし、
物音がしても反応ないので
日常生活も少しだけ工夫が必要になりました。
今回の記事では、
耳が遠くなった老犬の日常生活で
気を付けるべきポイントを実体験を交えつつ
お伝えしていきます。
この記事に書いてること♪
犬も老化と共に耳が遠くなるの?
犬も人間と同様、老化と共に耳が遠くなります。
犬の老化は、
大型犬は7歳くらい
小型犬は9歳くらい
から始まるとされています。
我が家の2匹の犬は、2匹とも14歳を境に
耳が遠くなり始めました。
家の前を人が通る音がしたり、
インターホンが鳴るとワンワン吠える犬
でしたが、物音に気づかなくなったので
随分静かになりました。
私が帰宅しても気付かず爆睡している
ことも(笑)
聞こえる?聞こえない?老犬の難聴の症状と見極め方とは?
老化による難聴は、ある日突然聞こえなく
なるのではなく、
- 全体的に耳が聞こえづらくなる
- 音によっては全く聞こえない、
聞こえる音もある - ほぼ聞こえない
このように段階的に聞こえが悪くなってきます。
動物病院で耳に異常がないか確認
いくら高齢の犬だからといって耳が遠いのが
100%老化が原因とは言い切れません。
特についこの間までは普通に聞こえていた
と思うのに、突然聞こえなくなった場合や
耳を痒がったり気にするそぶりが見られる
場合は
老化ではなく耳に異常があることも。
少しでも気になる様子がある場合は、
素人判断はせずに獣医師の診察を受ける
ことをおすすめします。
知っている言葉を聞かせて反応を見る
なんだか耳が遠い気がするけど…
う~んどうだろう?
と、聞こえているのかいないのか判断が
つかない場合は、
犬が知っている言葉をかけて反応見ましょう。
飼い主の顔や口の動きが見えると
何を言っているのか分かってしまうので、
犬がよそを向いているタイミングで
「〇〇ちゃん」と名前を呼んだり、
「おやつ!」「お散歩!」など、
いつも敏感に反応する言葉をかけて
みましょう。
それで全く反応しない場合は聞こえていない
可能性が高いと思われます。
老犬の難聴は治療で治せる?
難聴の原因が疾患ではなく老化によるもの
の場合、治療で聴力を復活させることは
難しいとされています。
また、老化現象は難聴だけでなく
- 口臭が気になる
- 白髪が生える
- 毛並みが悪くなる
- 動きが鈍くなる
など、様々な症状が出始めます。
我が家の犬の場合は、
白髪と難聴が老化の始まりだった気がします。
老化による難聴は治療では治せませんが、
その他の老化のスピードはできるだけ緩やかに、
健康で長生きしてほしいですよね。
健康な老後を過ごさせるために
我が家の犬にはサプリを与え始めました。
老犬のために作られた犬康食・ワンは、
霊芝・田七人参・エゾウコギなどの
和漢植物が老犬の免疫・活力・ストレス
をサポートして健康維持を助けてくれます。
薬ではないのでフードに混ぜたり
おやつ代わりに長期間与えらえるのも安心です。
このサプリは
15年前からのロングセラー商品だそうです。
それだけ長い間選ばれ続けているのは
何だかとても安心感がありますね。
難聴になった老犬の日常生活の注意点とは?
犬はもともと耳がとても良い動物なので、
聴力に頼って生きてきた面もあります。
それが聞こえなくなってしまったわけなので、
日常生活に少しだけ注意をしてあげましょう。
犬は自分が難聴になった事を自覚できません。
普段通りにしているのに、何かが違う…と
不安になってしまうこともあるでしょう。
ハード面でもソフト面でも飼い主が
配慮してあげることで今までと変わらない暮らしが
できますので、この章を参考にしてください。
コミュニケーションの取り方を工夫する
声が聞こえないので目で見た状況しか
分からず不安に感じることもあるので、
犬の前には出来るだけ笑顔で接して
あげましょう。
また、こちらに呼ぶ時、おすわり、マテなどの
コマンドはジェスチャーも交えてあげると
ある程度は伝わります。
我が家の犬はお手・おすわり・マテ・ふせ
くらいしか教えていませんが、
やはり15年も一緒に暮らしているので
呼ぶ時は手招きすれば来ますし、
ある程度の言葉は口パクで伝わって
いるようです。
生活空間の安全に気を付ける
難聴になると同時に様々な老化の症状が
出てくることもあります。
犬の周りの生活空間は、段差を少なくし、
滑りにくい素材の床にする、
壁の角にぶつからないようにするなど
ようはバリアフリーの空間になるように
工夫して安全面でも気を付けてあげましょう。
まとめ
今回は難聴になった老犬の生活について
お伝えしました。
耳が聞こえなくなると一気にお年寄りになった
感じがしますが、
実際難聴の犬と暮らしてみると、
難聴自体は生活に大きな支障は与えないかな
と思いました。
聞こえないことへのケアをきちんとして、
難聴以外の老化を加速させないように
動物病院での定期的な健康診断と並行して
飼い主さんが出来るサポートをしてあげましょう。
他にも、老犬の睡眠時間などについては
こちらの記事をチェックしてくださいね。
老犬の体調変化にも気づけるように
記事を参考にしてくださいね。
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