犬の高血圧の症状や原因は?食事で気を付ける3つのこと
血圧とは、心臓から血液が送り出される
強さです。
血圧は高すぎても低すぎてもダメ!
生活習慣病やほかの病気の症状でも、
高血圧って有名ですよね。
もちろん犬にも高血圧が起こります。
この管理のためには、薬も使いますが
食事も大事な治療のひとつです。
食事については、飼い主さんの出番!
そこで犬の高血圧の症状など基礎知識と、
食事で気をつけるべきことを紹介します。
この記事に書いてること♪
犬の高血圧ってどんな症状?
できれば初期の状態で見つけたいのが、
飼い主さんの望みですよね。
犬の高血圧の症状は、初期は眼の充血、
軽い心雑音、運動失調、糸球体高血圧などです。
飼い主さんの目に見える症状は
目の充血、運動不耐性などで、加齢による
症状とも似てます。
はっきりとした異常な症状が出ないので、
重症になるか基礎疾患が判明しないと
血圧に注目が行くことは少ないです。
重症になると心臓や血管への負担が
大きくなるので、命に関わる場合があります。
高血圧が進んでくると、失明やめまいなど
普段の生活にも支障が出てきます。
犬が高血圧になる原因とは?
そもそも、なんで高血圧が起こるんでしょうか?
犬の高血圧は原因となる病気があり、二次的に
高血圧が発現することが多いです。
心疾患、腎疾患、副腎皮質機能亢進症、
糖尿病など色々な病気が原因となるので、
高血圧が起きる原因を特定するのは
治療のために重要です。
犬の血圧を下げる方法はあるの?
血圧を下げるためには、薬と生活環境の
改善が必要です。
基礎疾患があれば、その病気の治療薬と
血圧降下剤を使います。
生活環境については興奮すると心拍数が多くなり
血圧が上がるので、なるべくストレスフリーを
目指します。
例えばインターホンが鳴ると、
狂ったように鳴く子がいますよね。
特に心臓病の子だったら、いっそのこと
インターホンの電源を落としちゃいましょう!
また、肥満は血管をもろくしたり心臓に
負担をかけやすいので、ややぽっちゃりくらいを
目指してダイエットするのもオススメです。
犬の高血圧!食事で気を付ける3つの事とは?
犬の高血圧に限らず、食事管理は
健康維持するためにとっても大事!
飼い主さんの健康のためにも良い工夫なので、
犬と一緒に健康生活を始めてみましょう♪
食事管理について気をつけたいことを
紹介します。
1.塩分を控えた食事にする
塩分に含まれているNa(ナトリウム)は、
血液中に多すぎると身体は血液に水分を送って
薄めようとします。
血液が増えると血管を押す力や流れる速さも
上がるので、血圧が上昇。
健康な犬猫はNaを尿からすぐに排泄できるため
塩分摂取は血圧に影響がないと言われて
いますが、塩分を排出するために腎臓をフル稼働
させているとそのうち普通よりも
早くガタが来ます。
そのため塩分は適正量に
とどめておくことが必要です。
人間が美味しいと感じる塩味はかなりの
塩分量なので、犬にはあげないように
しましょう。
2.肥満にならない食事メニューを考える
肥満になると、筋肉不足なども重なって
血流が悪くなります。
そのため心臓が速く動いて血液を動かそうと
するので、血圧が高くなってしまいます。
そして、犬が太るのは90%飼い主さんのせい。
可愛いからといって、おやつやごはんの
あげすぎには注意しましょう!
心臓のためには、
ぽっちゃり位が良いそうですよ。
犬は雑食ですが炭水化物を摂りすぎると
人間よりも太りやすいので、
たんぱく質中心のごはんをあげましょう。
3.良質なタンパク質やミネラル食物繊維を与える
食事の基本ですね♪
良質なお肉には、たんぱく質、脂質、
ミネラルなどがバランスよく含まれています。
そのため材料不明の『肉』とか、出所不明の
肉骨粉が入っているフードは避けましょう。
適量の不溶性食物繊維は糖の吸収を
穏やかにしたり便の量を増やして
排泄しやすくしてくれます。
手作りでも既製品でもこれらのバランスが
大事なので、フードを買うときには成分表示を
見るクセをつけることをおすすめします。
大きな声では言えませんが、国産フードだから
安全ってわけでもないんですよ。
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犬の高血圧におすすめなドッグフードはある?
高血圧におすすめなフードは、良質のたんぱく質、
脂質、炭水化物がバランスよく
配合されているものです。
肥満のためには脂質が無いほうが
良いと思いましたか?
脂質は血管や皮膚を丈夫にする材料なので、
適度であればあったほうが良いのです。
良質なお肉と脂質を使ったフードで
おすすめがあるので、ひとつ紹介します。
犬心(いぬこころ)というフードです。
新鮮な生肉をフード用に加工し、
ココナッツオイルなどの良質の脂質も
配合されています。
味も美味しいようで、
食が細い子の評判も上々です。
まとめ
犬の高血圧は、重大な病気が
原因のこともあります。
病気になってもなるべく血液の流れを
穏やかに保つためには、
体形や食事管理はとても重要です。
もしかしたら、犬の健康管理は飼い主さんの健康
にもちょっと貢献するかもしれません。
多すぎる塩分や炭水化物は、飼い主さん自身に
とってもあまり良くはありませんからね。
犬と2人3脚でヘルシーな生活をしていくのも、
楽しそうじゃないですか?
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