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蛇の卵の産み方! 大きさや孵化までの日数はどのくらい?

へび

蛇の卵ってどうやって産まれてくるの?
孵化までどのくらいかかるの?

と、蛇を飼っている方や飼おうと
思っている方、純粋に蛇について疑問に
思った方などいるかと思います。

特に、蛇を繁殖させたい!と思っている
方は孵化までの工程を知っていないと
以下のようなリスクがあるため
知識が必要になってきます。

  • 有精卵が死んでしまう
  • 卵がカビてしまったり腐ってしまう
  • 親蛇が卵詰まりを起こしてしまう
  • 親蛇が餌を食べないまま体調を崩してしまう

こういった悲しい産卵になってしまわない
ためにも、今回ご紹介する蛇の卵の産み方
や孵化までの日数などを知って準備
をしてあげましょう!

蛇の卵の産み方!知っておきたい5つの基礎知識


出典 http://blog.livedoor.jp/kiukiu0wafuwafu/

ではまず最初に、蛇の卵の産み方について
知っておくべき5つのポイント
ご紹介したいと思います!

今回は蛇の中でもペットで多く
飼われている人気のコーンスネークを
例に見ていきたいと思います。

1.大きさはどのくらい

卵の大きさは、種類によっても様々ですが
コーンスネークの場合は5cmほど
カプセルのように少し縦長です。

孵化した幼蛇は細くて小さいながらも
すでに立派な蛇の形で、長い胴体の
姿で生まれてくるんですよ!

Youtubeではコーンスネークの貴重な
孵化の瞬間をとらえた映像がありましたので
可愛らしいベビーを見てみて下さい^^

つぶらな瞳で外の様子を伺っている
姿が可愛らしいですね♪

コーンスネークの場合は、一度の産卵で
12~25個ほどを一晩かけて産み落とす
ので優しく見守ってあげましょう。

2.孵化までの期間は何日?

適切な環境下にいれば、産卵してから
約50日で孵化が始まります。

孵化がせまってくると卵の大きさが
少し膨らむことで大きくなり、
縦に裂け目ができたらいよいよ孵化です。

抱卵中の親蛇は卵を守ることに徹して
餌を食べないことがありますので、
ケージやメス蛇を洗ってあげることで
産卵後のニオイを消すことで改善します。

ただし、餌を与えすぎて吐き戻したり
しないように、消化状況を観察しつつ
体力回復のためにも餌を与えましょう

3.卵を産む場所はどこなの?

産卵場所として、産卵床というのが
必要になってきます。

自然界と同じように、少し湿気がある場所
が良いので水を含ませて少し絞った
ミズゴケを用意してあげるのが
一般的のようです。

無事に産卵が終わって卵の表面が乾いたら
さらにミズゴケの水分を絞った孵化床を
別途用意しておき、慎重にそちらに
移してあげましょう。

この際、卵の上面がわかるように目印を
つけて向きを絶対に変えないように
慎重に移動させるのが重要です!

向きが変わってしまうと、卵の中で胚が
逆転して呼吸できずに死んでしまうため、
最も重要な飼い主さんの仕事といえます…

4.最適な温度は?

卵が孵化するにはその環境にも
気を配らなければいけません。

温度は25~30℃に保つように保温器具や
温湿度計を用意しましょう。

また、湿度も大事な要素となるため
65~90%を維持しましょう。

しかし、高温多湿な環境で
卵にカビがついてしまったり卵の中が
腐ってしまうこともありますので
通気性も確保しておくことが大事です。

5.どこから産むの?

蛇の体というと手足がなく凹凸が
ないので産卵するときにどこから
産むのか?と不思議に思いますよね。

実は蛇には総排泄孔という部位があり
糞をするのも交尾をするのも
産卵するのも同じ総排泄孔なんです。

ちなみに蛇のお腹と尻尾の境目も
この総排泄孔からになっていて
オスの場合はこの中に生殖器が
あるのでスペースが広いんだとか。

蛇独特の不思議な構造ですね!

ということで、以上が蛇の卵の産み方
の5つのポイントでしたが、
蛇の卵にはちゃんと黄身があるのは
ご存知でしょうか?

蛇の卵には黄身があるって本当?

普段目にする鶏の卵のように、
蛇の卵にも黄身はあります

この黄身部分が蛇の体を形成するための
重要な要素となるんです。

一方で爬虫類の卵には卵白はありません!

クッションの役割をする卵白がないため
卵の向きが変わってしまうと黄身の重さで
胚が圧迫されてしまい、呼吸ができず
孵化に失敗してしまうんです。

なので、卵の移動には細心の注意を
払う必要があるんですね…

では、鳥類などでもよく耳にする
卵詰まりという病気にかかること
あるのでしょうか?

蛇に卵詰まりはあるの?

卵から産まれてくる生き物の中には
卵が体内にとどまってしまい詰まってしまう
卵詰まりという恐ろしい病気があります。

これは蛇でも稀に起こりえる病気で、
排泄も出来ず体内で卵が腐敗して敗血症
に繋がってしまう危険があるため
早めの処置が必要となってきます。

気付いてあげられないと最悪の場合
そのまま命を落としかねませんので、
交尾してから40日以上経ってもお腹が
膨れたままなら病院で診てもらいましょう。

まとめ

今回は蛇の卵の産み方の疑問や
注意点などをあわせてご紹介して
きましたがいかがでしたか?

以下が蛇の産卵の特徴と流れでしたね。

  • 交尾から40日ほどで産卵
  • 5cmほどで一度に12~25個産卵する
  • 卵詰まりに注意する
  • 卵が乾燥したら慎重に孵化床に移動
  • 産卵から60日ほどで孵化
  • 孵化まで温度25~30℃、湿度65~90%を維持
  • 通気性を良くしておく

これらのポイントを踏まえて、
大切な蛇の産卵でも安全に孵化できるよう
準備をしておきましょう!

また、他にも日本にいる蛇について
詳しく知りたいというあなたはこちらの
まとめ記事を見てみると面白いですよ^^

⇒蛇で日本にいる種類は?最大のものや危険なものまで完全網羅

蛇の飼育方法について、餌やりの
頻度などが心配…という方はこちら
参考にしてみて下さいね↓

⇒蛇の餌の頻度は?食べないのはサイズが原因なの?

新たな命が生まれるというのは、
どんな生き物でも大変で尊いものですので
もしあなたの飼っている蛇が妊娠した場合は
優しく適切にサポートしてあげて下さいね

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