ミニチュアダックスフンドの飼い方は
特別難しいということはありません。
ですが、しっかりとしつけをしておかないと
この先の性格や飼い主さんとの生活に
危険を与える可能性があります。
反対に、飼い始めの段階で
上手にしつけができれば良い子に育ち
楽に飼っていくことができるんです。
そこで、ミニチュアダックスフンドの
- トイレ
- 散歩
- シャンプー
- 爪切り
- 歯磨き
に関するしつけや注意点を
徹底的に解説します。
しつけをスタートする
ベストな時期もご紹介しますので
迎える前のこのタイミングに
じっくり勉強しましょう!
ミニチュアダックスフンドの飼い方のしつけ!5つの教える方法は?
ではさっそく、
ミニチュアダックスフンドの
飼い方のしつけから解説します。
最初にお伝えしましたが、
- トイレ
- 散歩
- シャンプー
- 爪切り
- 歯磨き
の5種類をそれぞれ詳しくまとめました。
どれもかなり重要なしつけなので
しっかり確認してくださいね。
1.トイレ
まずは、必ず迎えたその日から
毎日するトイレのしつけです。
はじめからトイレの場所を
理解している可能性はほぼ0%です。
大切なのは、覚えるまで根気よく
連れていく⇒するまで待つ
これを繰り返すことです。
また、トイレの場所は
なるべく変えないようにしてください。
せめて、しつけをはじめてから
慣れるまでは固定するようにしましょう。
そして、もうひとつ大切なのは
トイレで出来たらしっかりほめる事。
トイレで用を足すというのが
習慣付くまで連れていき、
成功したらよくほめてあげましょう。
2.散歩
次はトイレつながりで
散歩のしつけについてお伝えします。
散歩は生後5か月後頃からOKで
年齢でも変わりますが1日合計1時間、
朝夕の2回ほど連れて行きます。
ミニチュアダックスフンドは
足が短く腰に負担がかかりやすいので
長時間の散歩には注意しましょう。
また、排泄は基本的に家で済ませて
外でしてしまった場合は
しっかりと処理をしてくださいね。
3.シャンプー・お風呂
次はミニチュアダックスフンドの
シャンプーやお風呂についてです。
シャンプーやお風呂に関しては
しつけというよりも
ポイントをお伝えします。
ミニチュアダックスフンドの
シャンプーやお風呂は月に1回
ロングやワイヤーヘアーは
月に2回までがベストです。
上手にシャンプーをするコツは
- 子犬の頃から水に慣らす
- 顔に直接かからないようにする
- 耳に水が入らないようにする
- シャンプーの泡を残さない
- なるべく早く乾かす
のがポイントです。
シャンプーは犬専用のものを使用し、
特に被毛の長いロングヘアーと
ワイヤーヘアーは絡まりやすいので
リンスインタイプやリンスを使いましょう。
4.爪切り
次は苦手な飼い主さんも多い
爪切りについてのポイントです。
犬用の爪切りやニッパー、
爪やすり(電動やすり)を使用します。
爪切りのやり方については
百聞は一見に如かずということで
この動画でご確認くださいね。
犬の爪は途中まで血管が通っているので
切ってしまわないように注意しましょう。
ミニチュアダックスフンドに限らず、
犬の爪を伸ばしすぎるとカーブするので
肉球を傷つけたり割れて刺さるなど
怪我の原因にもなります。
また、愛犬とのスキンシップで
飼い主さんが怪我をしてしまうことも。
また、動画は
慣れているブリーダーさんなので
ワンちゃんを立たせています。
ですが、飼い主さんが座った状態で
足の間に寝かせてあげるのも
体制が安定してやりやすいので
ぜひ試してみてくださいね。
5.歯磨き
最後は歯磨きについてです。
犬にとっても歯磨きはとても大切で
疎かにすると歯石がついたり
その結果歯周病になってしまいます。
歯周病になると顎回りの骨も溶けたり
細菌が口腔以外に回ってしまい
危険な病気に発展することも。
犬の歯垢は食べカスにつく細菌で
2~3日で唾液によって石灰化します。
この石灰化したものが歯石で
毎日の歯磨きで予防できるのです。
口臭がきつくなったり
よだれも出てしまいますので
日ごろからしっかりケアしましょう。
歯磨きは1日1回、歯垢がたまる前に
生後2か月頃から初めてください。
次の章ではミニチュアダックスフンドの
しつけの注意点についてお伝えします。
しつけは、方法を間違うと
愛犬との信頼関係にも影響を及ぼしますので
まずは愛犬のことを第一に考え
慎重に進めてくださいね。
ミニチュアダックスフンドにしつけをする際の注意点は?
ミニチュアダックスフンドのしつけの
注意点とポイントは以下の3つ。
- 飼い主さんがリーダーになる
- 掛け声を統一する
- 心を鬼にする
ミニチュアダックスフンドのしつけで
もっとも重要なのは
飼い主さんがリーダーになることです。
愛犬からの信頼を得て
初めてしつけを開始できますので
常日頃から飼い主さんがリードし
上下関係を愛犬に理解させましょう。
その際、愛犬を混乱させないためにも
掛け声は統一してください。
その時によって、人によって
掛け声が変わると混乱してしまい
愛犬は混乱してしまうんです。
最悪の場合には信頼関係も壊れ
しつけも1からやり直し…なんてことも。
しつけ中のルールをご家族と話し合ったり
どう接していくか再確認しておきましょう。
また、ミニチュアダックスフンドは
本来猟犬なので吠え癖がつきやすいです。
本能から吠えてしまうので
その時は相手にせず、無視して
意味がないと理解させましょう。
しつけをしていると、
噛みつこうとすることもあります。
これは、主従関係が
しっかり出来ていないのが原因ですが
決して手を上げるなどはせず
まずは信頼関係を築いてください。
このように、
ミニチュアダックスフンドのしつけは
はじめが肝心なんです。
可愛いのはよくわかりますが、
しつけ中に飼い主さんの
気持ちがブレてしまうと愛犬もブレブレの
”手におえない子”になってしまいます。
ここは甘やかしたい気持ちをこらえ
心を鬼にして進めてくださいね。
良いことをしたときは
思い切り褒めてあげて、
しっかりメリハリをつけましょう。
ミニチュアダックスフンドのしつけはいつから始めるべき?
ミニチュアダックスフンドのしつけは
成犬になってからでは遅い可能性も。
ではいつから始めるべきなのでしょうか?
ミニチュアダックスフンドのしつけは
迎えたその日から開始するのが
もっとも良いとされています。
犬の生後2か月は、
人に換算すると3歳になっているので
そろそろお行儀良くする練習など
はじめていても良いころですよね。
子犬のうちに迎えるとは限りませんが
ルールを身につけるには
習慣にしてしまうのが早いので
出来るだけ早くに始めましょう。
まとめ
この記事では
ミニチュアダックスフンドの
- 5種類のしつけの方法
- しつけの注意点
- しつけをいつから始めるのか
について解説しました。
可愛い愛犬、特に子犬には
甘やかしてしまいがちですが、
しつけは犬にとって
人間社会で生きていくために必要なこと。
甘やかしてしまうと
いざということに静止ができない、
非常時に手に負えないなど
最終的に困るのは愛犬とあなたです。
言葉を交わせない分、
しっかりと社会性を身につけましょう。
ミニチュアダックスフンドは
頭もよく優しいので
しっかりしつけをすれば
とても飼いやすい犬種です。
ぜひ、ミニチュアダックスフンドを迎えて
可愛がってあげてくださいね。
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