犬が骨を食べた!鳥の丸呑みや骨付き肉は消化に問題あり?
昔から、
『犬には鳥の骨をあげてはいけない。』
と言われますよね。
私も、子供の頃親から
「鳥の骨は尖って胃に刺さるからダメ!」
と、言われていました。
うちのすずね(豆しば)も、
私たちがフライドチキンを食べていると、
『ジー』っと羨ましそうにみるんですよね。
時には、私たちの目を盗んで、
ゴミ箱をあさっている時もあります。(汗)
今のところ、運がいいのか刺さった事は
ありませんが…。
ネットでも、「うちの犬骨食べるよー。」
ってかたも、結構いらっしゃいます。
今回は、犬が骨を食べたら
どのような事になるのか調べました。
この記事に書いてること♪
犬が鳥の骨を食べた!消化に問題はある?
昔の人が、
「犬は鳥の骨を食べちゃダメ!」
と言っていたのは、あながち都市伝説では
なかったようです。
それでは、犬が鳥の骨を食べるとどうなる
のか、詳しく見ていきましょう。
どうして、鳥の骨はいけないの?
鳥の骨は、火を通すと縦に鋭く割れます。
犬って、あまりよく噛んで食べない
動物ですよね。
取り上げようとすると、余計に慌てて
丸呑みしちゃうなんてこともよくあります。
ほんと、食いしん坊ですよね。(笑)
そこが、カワイイとこなんですが…。
そんな、慌てた状態で食べると
鳥の尖った骨が、食道を傷つけてしまう
そうです。
ですが、犬の胃の消化液は強力なので、
胃までおさまると、ほとんど溶けてしまい
腸に尖った状態で通過することは
ないんだとか。
食道が傷つけられて大変なことになる
というケースは滅多にないそうですが、
焼いた骨などは特に鋭くとがるので
あげない方が賢明ですね。
鳥の骨を食べてしまった!どうしよう!対処法は?
犬が鳥の骨を食べてしまっても、
慌てる必要はありません。
先程も、お話したように犬の胃の消化液は
とっても強力。
ほとんど、胃で溶けてしまいます。
犬がお腹をこわす原因は、
フライドチキンなどの
脂っこいものを、
食べすぎた事によるものが、
多いようです。
何でも、おいしいからと言って
食べすぎはいけませんね!
犬が鳥の骨を食べてしまったのを
発見しても、慌てずしばらく様子を
見ましょう。
犬の体調がおかしくなってからでも、
治療は遅くありません。
いくら好きでも骨をおやつにあげるのはNG?
ペットショップなどでも、本物の動物の骨
(牛、豚、鹿など)おやつとして
売っていますよね。
犬にも、もちろん野生の本能が
残っていています。
ワイルドに骨をカジカジするのは、
犬にとって、野生本能が呼び覚まされ
何とも楽しくて、その上おいしいなんて、
最高!だと思います。
本来ならば、生の骨が、骨髄の中に
たくさんの栄養が詰まっているので、
いいそうなのですが、
生の骨ってなんだか、見た目もグロいし
寄生虫や細菌も心配でちょっと…と
躊躇しますよね。
そんな時は、骨を茹でてあげると
いいそうです。
ある程度大きな骨は噛みごたえもあるし、
ストレス発散や、噛むことであごが鍛えられ
歯みがき効果もあります。
でも、気をつけたいことは
のどに詰まらせないようにする!
ことです。
犬のあごは予想以上に強いので、
少々太くても、たやすく
かみ砕いてしまう子もいます。
何かの拍子で、大きな塊のままツルリと
丸呑みしてしまい、のどに詰まらせる
なんて場合があるので、
犬に骨をおやつとして与える時は
飼い主さんの目が届くところで
あげて下さいね!
まとめ
鳥の骨は、食道を傷つけてしまう
恐れがあるので、
あげない方が無難のようですね。
どうしても、骨を食べさせたい
という場合は、牛などの
しっかりした骨を選んであげましょう。
犬が夢中でおいしそうに
好物を食べるのを見るのは、
飼い主としてもうれしいものですよね♪
実は、犬も自分の野生本能を
満足させられる骨は、
大好物なんです♪
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