犬の皮膚病で目の周りが赤いのはなぜ?気になる原因をご紹介!
最近愛犬の目の周りが赤く、
気になっている。
犬の目の周りが赤いのは、
皮膚病によるものが多いと聞きますが、
目の周りが赤くなる皮膚病には
どのようなものがあるのか、
飼い主さんとしては気になりますよね。
また、皮膚病以外にも目の周りが
赤くなることはあるのかも
知りたいところです。
この記事では、犬の目の周りが赤くなる
原因についてまとめました。
この記事に書いてること♪
犬の目の周りが赤くなる原因【皮膚病・その他】
犬の目の周りが赤くなる症状には、
どのような原因が考えられるのでしょう。
ここでは、目の周りが赤い際に
考えられる病気などを紹介します。
1.アレルギー性皮膚炎
犬のアレルギー性皮膚炎には
大きく2種類があります。
ひとつは食物アレルギー、
もうひとつはアトピー性皮膚炎です。
症状はかゆみを伴い、幹部に乾燥や
ただれが見られるほか、目の周り
やまぶたに強い炎症が生じると
結膜炎を起こす場合があります。
アトピー性皮膚炎もハウスダストなど
環境に存在するアレルギー物質に対し、
体が過剰反応してしまうものです。
生物の体には、異物を体内から
除去しようとする働きがあります。
それが、何らかの原因で働きや
反応が強すぎ、自分自身を傷つけて
しまうことを、「アレルギー」といいます。
2.目や目の周りの皮膚がウイルス・細菌に感染している
ウィルスや細菌感染などによる皮膚病が
原因で、目の周りに炎症が起こる場合が
あります。
この場合には、目の周り以外にも
炎症が見られることがあります。
ひどくなると化膿し、まぶたが
開かなくなってしまう恐れも
あるため、早めに皮膚病の
治療が必要です。
3.眼瞼炎
眼瞼炎(がんけんえん)とは、
まぶたの周りが炎症を起こして
しまう病気です。
眼瞼とは「まぶた」のことです。
細菌や真菌、外傷などによって
まぶたに炎症が起き、赤く腫れる、
まぶたの周りの毛が抜けるなどの
症状が現れます。
悪化すると化膿し、慢性化すると
治療が困難になるケースもあります。
4.結膜炎、角膜炎
目が赤い場合には、結膜炎や角膜炎を
起こしている場合があります。
目の充血や瞼の裏側に炎症が見られます。
放って置くと自分で目をいじってしまい、
眼瞼炎になってしまうこともあるため、
注意が必要です。
5.涙やけ、流涙症
目の周りの刺激により、常に涙が
出てしまう涙やけや流涙症でも、
目の周りに赤みが見られます。
食物アレルギーなどが原因で
発症します。
涙やけで変色した被毛は元に戻す
ことは困難です。
ガーゼなどを湿らせ、優しく涙や
目やにをふき取ってあげましょう。
6.怪我
目の周りに何らかの原因で怪我を
してしまった場合、傷口の炎症により
赤くなることがあります。
また、傷を気にして触ったりしている
うちに、ばい菌が入り結膜炎などを
起こしてしまう場合もあります。
犬の皮膚病が目の周りに発症すると目の病気を引き起こすことも
犬は皮膚が薄く弱いため、
皮膚病を発症しがちです。
犬の皮膚病には様々な種類が存在し、
症状やできる場所も異なります。
皮膚病の種類の中には、顔に症状が
現れやすいものも存在します。
目の周りの皮膚は弱いため、
病気が目の周りにできてしまう
ことも少なくありません。
皮膚病が目の周りに発症すると、
違和感やかゆみ、痛いなどにより
気にして自分でいじってしまう
場合があります。
患部を引っ掻いたりして傷になり
そこから細菌感染などを起こし、
結膜炎や眼瞼炎など目の病気を
引き起こしてしまうこともあります。
⇒犬の皮膚病が治らないのはなぜ?効果的に治療を進めるためのPOINT!
⇒犬の皮膚病の対策おすすめランキング!自宅で簡単にできるTOP5!
まとめ
犬の目の周りが赤い際には、アレルギー、
皮膚病、目の病気、怪我など様々な
原因が考えられます。
目やまぶたの病気は、悪化すると化膿する
などして、目が開かなくなってしまう
こともあります。
また、一度失明してしまうと、
元に戻すことはできません。
目の周りの赤みが続くようであれば、
早めに動物病院を受診し、
治療してあげることが大切です。
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