犬の皮膚病はストレスが原因だった!?病気と見分ける3つの方法
犬の皮膚病は、ストレスが原因
していることもあるって、知っていましたか?
なかなか治らない皮膚病は、
ストレスが関係しているかもしれません。
ストレスが原因で皮膚病を起こしている
場合、いくら治療を行っても、ストレスの
原因を取り除かなければ改善することは
できません。
では、ストレスが原因の皮膚病とは、
どのような症状があるのでしょう。
細菌や真菌、アレルギーなどからくる
皮膚病とは、どのような違いがあるのかも
気になるところです。
この記事では、ストレスが原因の皮膚病や、
犬のストレスサインなどをまとめました。
この記事に書いてること♪
犬の皮膚病はストレスが原因になることも
犬の皮膚病には寄生虫、アレルギー、
細菌や真菌から来るものが多く存在します。
しかし、そのほかにもストレスが
原因で皮膚病を発症する場合があります。
犬は大きなストレスを感じると、
体の一部を異様に舐める習性があります。
この行動はストレスから気持ちを
落ち着かせようとする意志で行うもので、
「カーミングシグナル」と呼ばれています。
主に手足など舐めやすく被毛が少ない
部分を、必要以上に舐めることが特徴です。
同じ部分をずっと舐め続けることで、
皮膚が傷つき炎症が起こり、
皮膚病を引き起こします。
また、ストレスを感じていると免疫力が
低下するため、ほかの皮膚病の発症率を
高めてしまいます。
犬の皮膚病の原因がストレスか病気かを見分ける方法
犬の皮膚病は種類が多く、原因も様々です。
皮膚病の原因がストレスから来るもの
なのかを見分けるには、どのような
ポイントに注目したらよいのでしょう。
ここでは、皮膚病の原因がストレスか
病気かを見分ける方法を紹介します。
1.皮膚以外の症状が出ていないか
例えば食物アレルギーの場合には、
皮膚症状のほかに下痢や嘔吐が
見られます。
ほかにも、脂漏症などの皮膚病では、
体臭がきつくなる、大量のフケが出る
などの症状が見られます。
ダニは種類によって肉眼で
確認できるものもいます。
ストレスが原因の場合は、
皮膚の炎症や痒みが主な症状です。
ストレスが原因で起こる皮膚病の場合は、
ほかの皮膚病で見られるような
皮膚以外の症状が目立たない
ことが特徴です。
2.他の行動も観察する
ストレスが原因になっている皮膚病の
場合には、皮膚疾患以外にもストレス
特有の症状が現れます。
尻尾をずっと追いかけまわす、
よだれを垂らしている、頻繁に
あくびをするなどです。
皮膚病の症状以外にも、ストレス性の
症状がないか良く観察することが
重要です。
また、犬にとってストレスになる
ような環境ではないか、今一度確認
してみましょう。
3.皮膚から膿や汁が出ていないか
患部から膿や汁が出ている場合は、
膿皮症などの皮膚病が考えられます。
このような場合は、ストレスが主な
原因ではないため症状に合わせた
治療が必要になります。
また、発疹や赤疹などがある
場合にも、ほかの原因が考えられます。
犬のストレス行動とは
犬はストレスを感じると、気持ちを
リラックスさせるために様々な
行動をとります。
飼い主さんは、愛犬家らのストレスサイン
を見逃さずに、しっかりと解決する
ことが重要です。
では、犬のストレスサインには、
どのようなものがあるのでしょう。
ここでは、犬がストレスを感じた
際にとる行動を紹介します。
●あくびが増える
私たち人間は、眠い時や退屈な時、
緊張した際などによくあくびをします。
犬ももちろん眠い時などにあくびを
しますが、ストレスを感じた際にも
あくびをすることがあります。
これは、一瞬でもストレスから
気を紛らわそうとする衝動から
来る行動です。
あくびをすることで気を紛らわすこと
ができるのは一瞬であるため、頻繁に
あくびをすることが特徴です。
飼い主に叱られた際にあくびをするのも、
ストレスを紛らわすためです。
●足をよくなめている
健康な犬でも体を舐めることが
ありますが、ストレスでも「体を舐める」
動作が見られることがあります。
ストレスで体を舐める際は、一部分を
必要以上に舐めることが特徴で、
場所は舐めやすい前足に多く見られます。
犬の舌はざらついているため、
異様に舐めることで被毛が抜け、
皮膚が傷ついてしまいます。
傷ついた患部が炎症を起こしたり、
細菌感染を起こしたり
することで、皮膚炎を発症する
場合があります。
犬が足などを異常に舐める行為は、
一種の自傷行為に該当します。
●毛が抜ける、フケが増える
犬はストレスで脱毛する場合が
あります。
これは、人間でいう円形性脱毛症
と同じです。
強いストレスを感じると、
皮膚が血行不良を起こし、
毛根から脱毛してしまいます。
皮膚病ではないため、ほかに痒みや
発疹などの症状がないことが特徴です。
また、血管が収縮することにより、
皮膚のターンオーバーに狂いが生じ、
大量のフケが発生してしまうことも
あります。
●体臭が強くなる
犬には「ストレス臭」というものが
存在します。
嫌いな場所に行った際や、長い時間
一人でいた、生活環境が変わった
などのストレスを感じると、
独特の臭いを放つことがあります。
犬のストレス臭は、ほかに症状が
見られないことが特徴です。
ストレスの原因がなくなれば、
臭いは自然と消えていきます。
臭いが消えないからといって何度も
頻繁にシャンプーを行うと、皮膚が
傷がつき、そこから皮膚病を発症
してしまう場合があるため注意が
必要です。
●しっぽを追い回している
成犬がしっぽをぐるぐると追いかける
行動を、「テイルチェイシング」と
呼びます。
子犬であれば自分のしっぽにじゃれついて
いることが多いので、特に心配はいりません。
しかし、しっぽの存在を知っている成犬が
しっぽを追い回している場合、高確率で
ストレス性の行動だと考えられます。
この行動が癖になると、自分のしっぽを
噛みつき傷をつけてしまったり、時には
噛み千切ったりしてしまったりする場合
があるため、注意が必要です。
犬の皮膚病に生活習慣や遺伝は
関係あるのでしょうか。
この記事では、犬の皮膚病と生活習慣や
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まとめ
犬の皮膚病の原因は様々ですが、ストレスが
原因で発症するものも存在します。
足などを必要に舐めて傷になり、
そこから皮膚炎が起こるものや、
ストレスで免疫力が下がることから
様々な皮膚病を引き起こしてしまいます。
愛犬はストレスを感じると、
あくびをしたり体の一か所を異様に
舐めるなどのサインを出します。
飼い主さんは、愛犬のストレスサインを
見逃さず、ストレスからくる皮膚病を
未然に防ぐようにすることが大切です。
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