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犬が皮膚病で黒い斑点ができる!疑うべき病気はコレ!

2.皮膚病 原因
この記事は約 5 分で読めます。

    愛犬の皮膚に黒い斑点を
    見つけた飼い主さんは、
    正直ぎょっとするのでは
    ないでしょうか。

    「黒い」ものができるというと、
    重い病気を連想する方も少なく
    ないでしょう。

    一体何が原因なのか、
    とても心配ですよね。

    黒い斑点を伴う病気にも様々な
    種類がありますが、多くは皮膚病
    によるものです。

    症状に黒い斑点を伴う皮膚病には、
    どのようなのがあるのか
    気になりますよね。

    この記事では、犬の皮膚病を含む
    黒い斑点ができる原因をまとめました。


    犬の皮膚病を含む黒い斑点ができる原因

    犬にできる黒い斑点は、
    一体何が原因なのでしょうか。

    症状に黒い斑点を伴う皮膚病
    などを詳しく見ていきましょう。

    1.膿皮症

    黒い皮膚及びかさぶたで考えられる
    皮膚病の一種が「膿皮症」です。

    膿皮症は犬の皮膚病の中でも
    一番かかりやすいといわれています。

    膿皮症の原因は犬に滞在している
    「ブドウ球菌」の異常繁殖
    によるものです。

    主に免疫力の低い子犬に多く見られます。

    細菌が皮膚の深部にまで達すると、
    のう胞や炎症により黒いかさぶたが
    症状として見られるようになります。

    2.皮膚メラノーマ

    メラノーマとは腫瘍のことです。

    良性であればほくろですが、
    悪性であればガンになります。

    ガンの場合は「悪性黒色腫」とも呼ばれ、
    主に口腔内、唇、まぶた、爪に
    多く発症します。

    初期段階ではほとんど症状がない
    ことが特徴で、気が付いたときには
    リンパ節や肺などに転移している
    こともある恐ろしい病気です。

    人間のメラノーマより、犬は
    はるかに発症率が高いことも
    特徴です。

    メラノーマは進行が早いため、
    早期発見が治療のカギとなります。

    メラノーマのできやすい箇所に
    黒いほくろのようなできものはないか、
    こまめにチェックをすることが肝心です。

    3.かさぶた

    黒いかさぶたは、皮膚病の
    可能性があります。

    黒いかさぶたは皮膚が炎症を
    起こし、炎症部分から出た
    血液や
    膿が乾燥したものです。

    かさぶたのほかにかゆみや炎症など、
    皮膚病の症状がないかよく観察を
    行うと良いでしょう。

    4.ホルモンのバランス

    犬の皮膚は非常にデリケートです。

    避妊、去勢をしていない犬の場合、
    ホルモンバランスの乱れから皮膚が
    色素沈着を起こしてしまうことが
    あります。

    また、成長ホルモンの乱れから、
    ほかのホルモンバランスに乱れが
    生じると、皮膚に黒い斑点が
    できるなどの皮膚障害が現れる
    ことがあります。

    なかなか治らない皮膚病は、
    ストレスが原因している可能性が
    あります。

    ⇒犬の皮膚病はストレスが原因だった!?病気と見分ける3つの方法

    この記事では、犬の皮膚病と
    ストレスの関係を紹介しています。

    犬の食物アレルギーは、どのような
    食材が原因なのでしょう。

    ⇒犬の皮膚病と食べ物の関連は?健康のために大切な食事法を伝授!

    この記事では、犬の食べ物は皮膚病と
    どのような関係があるのかを、
    詳しく紹介しています。


    5.色素沈着

    犬に生まれつきの色素沈着(シミ)が
    見られることは、とても多いことです。

    一般的に「ブチ」と呼びます。

    特に悪さをするものではなく、
    お腹や鼻先、口元など被毛の
    薄い部分に多く見られます。

    7.加齢

    私たち人間が歳を重ねるにつれ
    シミができるように、犬も加齢に伴い
    色素沈着が現れることがあります。

    加齢に伴うものですので、
    病気ではありません。

    高齢になると被毛が薄くなった
    ことで、色素沈着が目立つように
    なることもあります。

    犬の黒い斑点は安易に判断せず病院で診察を

    犬にできる黒い斑点は、生まれつきや
    加齢に伴うものなど、特に健康に
    害のない物もあります。

    しかし、膿皮症やメラノーマの
    場合は、放って置くとどんどん
    悪化してしまいます。

    特にメラノーマは悪性の場合、
    ガンになりますので、
    早期治療が必要になります。

    ただのほくろだと素人判断をせずに、
    動物病院で診察を受けることが
    大切です。

    犬の皮膚病は根気がかかるものが多いですよね。

    なかなか治らないと悩んでいる方は、
    こちらの記事がおすすめです。

    ⇒犬の皮膚病が治らないのはなぜ?効果的に治療を進めるためのPOINT!

    この記事では、皮膚病の治療を効果的に
    進めるポイントを紹介しています。

    まとめ

    犬の黒い斑点は、膿皮症やメラノーマなどの
    皮膚病、かさぶたやホルモンバランスの乱れ、
    色素沈着や加齢によるものが考えられます。

    色素沈着や加齢によるものなど、
    生理的な物から膿皮症や
    皮膚メラノーマという皮膚病まで
    原因は様々です。

    特に皮膚メラノーマがは悪性の場合、
    皮膚ガンになりますので、早期治療が
    必要になります。

    愛犬の皮膚に黒い斑点が見られた際には、
    飼い主さんは自己判断を避け、
    動物病院を受診することが大切です。

    犬の皮膚病の原因に、生活習慣や
    遺伝は関係があるのでしょうか。

    ⇒犬の皮膚病の原因とは!生活習慣や遺伝は関係あるの?

    この記事は、犬の皮膚病と生活習慣や
    遺伝との関連性をまとめました。

    犬の皮膚病ケアを自宅でも行いたい、
    そんな方にはこちらの記事がおすすめです。

    ⇒犬の皮膚病の対策おすすめランキング!自宅で簡単にできるTOP5!

    この記事では、自宅でもできるおすすめの
    皮膚病対策を、ランキング形式で
    紹介しています。



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    ライター紹介 ライター一覧

    原京子

    初めまして
    わんちゃんといっしょ編集部の原です。

    高校生の時から、動物が好きで
    ハムスターのジャンガリアンと
    ゴールデン計10匹と暮らしました。

    仕事も、

    ・動物病院
    ・動物園
    ・ペットショップ

    の動物業界を中心に活動してきました。

    今までの経験を活かし
    皆さんのわんちゃんとの生活の中で
    気になることや、心配なことを

    解決できるように
    サポートさせていただきますね(^^)

    今はハムスターを飼っていて
    大好きなのはハムのクロワッサン(横になって眠っている姿)です!

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