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犬の涙やけが赤いのは病気の症状?色の変化で重症度がわかる

涙やけ

犬の涙やけが赤い

犬を飼っていると、
愛犬の涙やけで悩んでいる
方は多いでしょう。

中には愛犬の涙やけが赤い
と悩んでいる方もいるので
はないでしょうか?

愛犬の可愛い顔が赤く涙やけ
してしまっていたら、とても
気になりますよね。

普通は茶色のはずなのに、
何でうちの子は赤いのかなと、
飼い主の方なら心配になると
思います。

涙やけが赤い原因は一体
何なのでしょうか?

またなぜ涙やけは犬によって
色が違うのでしょうか?

今回は犬の涙やけが赤い原因
と涙やけの色の違い
について
ご紹介します。

実は涙やけが赤い場合、
病気の可能性もあるんです。

愛犬の涙やけの状態を知って
早めに対処してあげましょうね。

犬の涙やけの色の違いの多くは被毛の色の違い

そもそも犬の涙やけとは
「流涙症」という病気が
主な原因
です。

本来は涙腺から涙管を通って鼻
へと流れる涙が、何らかの原因
で過剰分泌されてしまい、通常
より多く涙が出る状態になります。

そして目の周りに溢れた涙が
被毛を変色させてしまう症状
を涙やけといいます。

そして涙やけには
薄茶・茶褐色・赤褐色・黒
などさまざまな色がありますが、

その色の違いの多くは、被毛の
色によって異なっているだけです。

透明の涙が被毛について、
変色しているだけなのです。

例えば同じ犬種でも、毛色が
赤褐色に近いと涙やけが目立
ちにくく、

白やクリームなど薄い毛の犬
は涙やけが目立ちやすい傾向
があります。

でもでも、
涙やけが赤いと、何だか
心配になってしまいませんか?

次に涙やけが赤いときに考えられ
る原因についてご紹介しますね。

犬の涙やけが赤いときに考えられる原因

赤い涙やけをしていると、
病気なのかと心配になり
ますよね。

しかし先ほども言いましたが、
多くの場合は被毛の色が違うだ
で、普通の涙やけと変わりません。

しかし中には涙に血が混ざって
いる可能性もあります。

詳しくご紹介していきますね。

1.赤系や薄い被毛の色の犬種は赤い涙やけが出やすい

特に赤や赤茶色の被毛の色の
子は赤い涙やけになりやすい
傾向があります。

逆に被毛の色が赤系の犬は
涙やけが茶色くなります。

また白やクリーム系の色素が
薄い犬も、赤い涙やけになり
やす
ですよ。

目からでた涙がやけて赤い色
がつく原因は、

涙管や涙があふれ出た被毛部分に
赤い色を出すバクテリアが繁殖
しているためと言われています。

ですので抗菌作用のある洗浄液
で拭いてあげると、赤色も軽減
されることがありますよ。

2.涙に血が混ざっている可能性も!

場合によっては涙に血が
混ざっている可能性もあります。

涙やけは何らかの目の病気や
トラブルで、涙が多量に出て
起こることがあります。

そして涙やけが赤い場合は
それに伴って出血している
可能性があるのです。

疑われる目の病気には

  • 結膜炎や角膜炎
  • 眼頚内反症や外反症
  • 涙嚢炎
  • 麦粒腫
  • ドライアイ
  • チェリーアイ

などがあげられます。

特に涙嚢炎という病気が原因の
場合には涙や目やにが多くなり
膿がにじみ出て出血を伴うこと
もあります。

どの病気の場合も動物病院にて
適切な治療が必要になりますので、

出血かな?と思ったらすぐに
動物病院に連れ
て行きましょう。

病気が原因の涙やけについて、
詳しくはこちらの記事をご覧
下さいね。

⇒犬の涙やけはアレルギーや病気が原因・・・これって本当なの!?

しっかり原因を突き止める
ことで涙やけの適切な対処
ができますよ。

涙やけの重症度がわかる色の種類とは

犬の涙やけの色の違いは
被毛の色の違いという事
をご紹介してきましたが、

色の種類や濃さによっては、
涙やけが軽度なのか重症なの
かを見分けることができます。

涙やけは放っておくとどんどん
悪化し、病気や皮膚のトラブル
にも繋がります。

そのようなことにならないよう
に、早い段階で適切な対処を
するようにしましょう。

次に涙やけの色や濃さについて
詳しくご紹介していきますね。

1.初期の場合は薄い茶色

多くの場合は涙がでて
被毛についたばかりだと、
薄い茶色か薄い赤褐色です。

この時点でこまめに拭く事で、
涙やけを悪化させずに済む
でしょう。

また色が薄くても、いつも
よりべっとりとしていないか、
量も急激に増えていないか
なども確認しましょう。

2.悪化したら濃くなることが多い

涙やけが濃い茶色や黒くなって
いる場合は、悪化している
サインです。

過剰に出た涙をそのままにして、
重症になってしまっている可能性
があります。

た黒や茶色い目やにが、目の下
にこびりついて変色している場合
もあります。

黒や茶色い目やには、たんぱく質
や老廃物や汚れなどが混ざった
ものでしょう。

この場合も放っておくと菌が繁殖
し涙やけの原因にもなりますので、
こまめに取り除くようにしましょう。

3.涙やけ部分の皮膚が赤い場合は炎症を起こしているかも

また涙やけは重症化すると、
涙やけの部分の皮膚が赤く
炎症してしまう事もあります。

涙やけを放っておいたり、
酷い涙やけが続いたことに
よって起こる場合があります。

炎症を起こすと犬もとても痛がる
だけでなく、膿んでしまうと菌が
入り込み重大な病気になる場合も
あります。

炎症がみられたら場合はすぐに
動物病院に連れて行き、適切な
処置をしてもらいましょう。

中にはしっかりとお手入れをして
いたのにも係らず、皮膚が赤く
炎症してしまうことがあります。

実はそれは、誤ったお手入れ
方法が原因かもしれません。

洗浄液で濡れたまま放置したり、
強く擦り過ぎること炎症の原因
になります。

ケアの際に特に気をつけて
頂きたいのは、

  • 涙やけがあったら洗浄液をつけた
    コットンで優しく拭き取ってあげる
  • 皮膚ではなく被毛を拭くようにする
  • 濡れたままにはしないで仕上げに
    乾いたガーゼなどで拭いてあげる
  • 目の周りの毛を短くカットする

ということです。

またこちらで涙やけのお手入れ
対策グッズをご紹介しています
ので、愛犬にあったお手入れ方
法を見つけてあげて下さいね。

⇒犬の涙やけは薬で治る!?すぐに手に入る対策グッズ5選

こちらの記事では自宅でできる
ケア方法をご紹介しています。

⇒犬の涙やけのケア決定版!自宅でできる10個のとっておきの方法

正しいケア方法で、
しっかりと涙やけを
改善してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は犬の涙やけが赤い原因
と涙やけの色の違いについて
ご紹介しました。

赤い場合に考えられる原因は、
元からの被毛の色によるもの
と中には病気の可能性もある
ということでしたね。

また涙やけは放っておくと
どんどん色が濃くなり、

酷くなると皮膚が炎症を起こし
ただれてしまう場合もある
いうこともお話してきました。

涙やけは見た目だけの問題では
なく、内臓のトラブルなどが
潜んでいる場合もあります。

見た目が気にならない場合も
放っておく
と他のトラブルに
なる可能性
もありますので、

まずは動物病院に相談する
ことをおすすめします。

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