インコといえば、人の言葉を
話すという芸当を想像する人も多い
のではないでしょうか?
人の言葉をそっくり話したり、
歌を唄ったり、物音をマネしたり…
巧みにおしゃべりする子を
テレビやSNSでもよく見かけますね。
インコと一言でいっても
その種類はたくさんあり、
大きさからその特性も様々です。
今回はインコの中でも特に
しゃべるようになる種類をご紹介します!
「この前テレビで見たあのおしゃべりインコは
なんていう種類なのかな?」など
ちょっとした発見があって楽しいですよ。
もしこれからおしゃべりするインコを
育てたいと思っている方がいれば
是非参考にしてみてくださいね。
セキセイインコ
トップバッターは、小鳥のペットの中でも
最もメジャーといっても過言ではない
『セキセイインコ』です。
おしゃべりといえば中型~大型のインコが
多いイメージですが、
実はセキセイインコのような小型インコでも
教え方次第でおしゃべりするんです。
セキセイインコでも、
特にオスのほうがおしゃべりが
好きな性格の子が多いと言われています。
声質がジリジリ、ギリギリと機械のようなので
カメラのシャッター音をそっくりに
マネできる子もいます。
セキセイインコの中にも
様々な種類がいて特徴もあります!
気になる方はこちらの記事も
是非ご覧ください。
⇒セキセイインコの種類一覧!性格や値段をまとめてみた【徹底検証】
オカメインコ
続いて、セキセイインコに次いで
人気の『オカメインコ』です。
大きさに相反して、実は言葉を覚えるのは
少し苦手かもしれません。
簡単な単語であれば覚えられますが、
長文を覚えるのは難しいようです。
しかし、日常の音のマネをするのが得意で
目覚まし時計やカメラのシャッター音、
その他外から聞こえてくる環境音など
身近な音を覚える傾向があります。
他にも、飼い主の口笛のメロディを
覚えるのも得意で、動画等でも
唄っているのはオカメちゃんが多いですね。
マメリルハ
引用元:横浜小鳥の病院
次は、ラブバードの一種で控え目で綺麗な
鳴き声も魅力の一つである『マメルリハ』です。
セキセイインコよりもやや小さい
マメルリハですが、実はお喋りできます。
といっても、少し滑舌が悪く聞き取りづらい
声なので、他の種類に比べると
はっきりとはお喋りできないかもしれません。
ですが、他のインコとは違って、
鳴き声が小さいほうなので、
そういった面では魅力的ですね。
長文を覚えるのは苦手なので
自分の名前などの短い単語を
教えてあげましょう。
ウロコインコ
続いては、中型インコで
くっきりとした白い縁取りの目が
特徴的な『ウロコインコ』です。
少し大きいのでお喋りが得意そうですが、
この種類も少し滑舌が悪く、
長文などは覚えるのが苦手です。
ですが、とても頭の良いかしこい種類なので
上手に教えてあげれば、
言葉を覚えたり、声の使い分けも
真似できる可能性が高いでしょう。
こちらの動画のウロコインコちゃんは
飼い主さんの教え方も上手で、
早口ながらもお話しできています!
ボウシインコ
次は、実は古くから日本で飼われていた
大型インコの『ボウシインコ』です。
歴史が長いボウシインコですが、
意外とあまり知られていない種類の
インコかもしれませんね。
後述しますが、おしゃべりを一番得意
としている『ヨウム』に次いで2番目に
おしゃべりが上手なボウシインコ。
おしゃべり以外にも、音真似も得意で
日常的な音をよく真似します。
しかし能力が高い分、なんと好きな人にしか
お喋りしない、相手を選んでお話しする
という驚きの特徴もあるんです。
また、かなり鳴き声が大きいという点で
飼うにはそれなりの環境が必要になります。
オトメズグロインコ
引用元:横浜小鳥の病院
こちらもあまり有名ではない種類の
『オトメズグロインコ』という中型インコです。
色鮮やかな見た目で、甘えん坊で良く懐く
ユニークな動きが特徴の種類です。
おしゃべりも得意なほうで、
短い言葉であればきれいに発音できます。
あの鳥の楽園である掛川花鳥園にも
「タロー」という、ユニークな動きで人気の
オトメズグロインコがいますね。
面白い動きをしたりおしゃべりできるインコ
が理想というあなたには、こちらの
オトメズグロインコがぴったりです。
ヨウム
ここで、一番のおしゃべり上手として有名な
『ヨウム』という大型インコをご紹介します。
比較的有名な種類なので、見たことが
ある人も多いのではないでしょうか?
とてもかしこくて、実は人間の5才児並みの
知能を持っているといわれています。
言葉をすぐに覚えたり、飼い主の口癖を自然に
真似し始めたり、なんと相手によって声色を
使い分けることもあるとか…
さらに、この動画のように歌を
メロディだけではなく歌詞つきで
唄う子も中にはいるんです。
まるで人間が歌っているようですね!
一説では言葉の意味も理解している、
と言われるくらいかしこいインコです。
ダルマインコ
引用元:横浜小鳥の病院
今度は再びあまり知られていない
『ダルマインコ』という種類のインコです。
顔まわりの色が鮮やかなのが特徴で、
目と目の間の黒いラインがだるまのようなので
この名前が付けられています。
日本ではあまり扱っているお店も少なく
決して有名ではないかもしれませんが、
とても賢くて好奇心旺盛なので
おしゃべりを覚えやすい種類なんです。
人とのコミュニケーションが大好きなので
必然的に言葉を覚えやすい性格といえます。
おしゃべりだけなら良いのですが、
大きいインコということで声も大きく
飼う際は近隣への配慮が
必要になるのが難点ですね。
アカビタイムジオウム
引用元:横浜小鳥の病院
最後に、インコではなくオウムからの
紹介になります。
大きな鳥ほど頭が良くておしゃべりも上手で、
インコよりもオウムのほうが
おしゃべりが得意なのでは?
と思われがちですが、
実はオウムはあまり滑舌が良くないので
得意かというと微妙なところです。
しかし、オウムの中でも特別で
『アカビタイムジオウム』という種類は
綺麗に言葉をしゃべることができます。
とっても頭が良いので、言葉を覚えるだけでなく
その意味も理解して会話ができる可能性も
十分にあるので驚きですね。
オウムではなくインコが気になる方は、
こちらのまとめ記事を参考にしてくださいね。
まとめ
おしゃべりが得意なインコを
9種類ピックアップしてご紹介しました。
インコはおしゃべり上手!と
ざっくりとした認識でしたが、
種類によって得手不得手があって面白いですね。
YouTubeには今回紹介した種類のインコの
おしゃべりや歌の動画がたくさんあり、
クスっとできるので、機会があれば
観てみることをおすすめします!
中型や大型インコは、飼う環境を
整えるのが大変なことが多いので、
もし今後飼いたいと思っている方は
飼える環境なのか事前によく考えましょう。
お家にこんなに賢いおしゃべりインコがいたら
毎日がさらに楽しくなりそうですね。
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