これからセキセイインコの雛を
お迎えしにペットショップに
行こうとしているあなた。
善は急げとは言いますが、
雛にも安く手に入る時期があるのを
知っていますか?
筆者が雛を買いに行った時は
ただ単純に父に車を出してもらえる
という日だったのですが…
どうしても日程が都合つかない、
ということでないのであれば
時期を見直すのも手なんです。
そして、雛を選ぶときにも、
出来る限り長く一緒にいられる
元気な子を選んだ方が良いんです。
ということで、今回は
セキセイインコの雛の買い時や
選ぶときのコツをご紹介します!
インコの雛の値段は?
セキセイインコの雛の価格は、
約2000~3000円が相場といわれます。
これは小型ペットの中ではもちろん、
数あるインコの中でも安価な種類といえます。
ではなぜこんなにも安いのでしょうか?
その理由は、大量繁殖が容易で
小さいため場所も取らないということと、
ペアリングも比較的容易で
雛も食欲旺盛なので死亡率が低いためです。
ちなみに、成鳥はもう少し高くなり、
さらに手乗りに懐いている子は
5000~10000円する場合もあります。
その他にも、羽衣セキセイなど
希少な種類のセキセイインコは
例外として高値がつく場合があります。
インコの雛は安い時期がある!
セキセイインコの雛も
立派なペット産業の一つなので
流通の波があります。
といっても簡単なことで、
単純に入荷数が多い=雛が多い時期が
安くなる時期と言えます。
自然界においても動物の多くが
繁殖をするのが「春」です。
セキセイインコも同じで、春先は
繁殖の時期なので雛が多く入荷している
場合が多いです。
また、春以外でも「秋」も
繁殖がしやすい気候なのでブリーダーからの
入荷数が増える可能性が高いです。
安くなるかはお店によりますので、
少しでも安く飼い始めたい方は
色々なところを比較してみても
良いかもしれませんね。
こういった春や秋は、数が多く
より安価で手に入りやすいだけでなく、
実は元気な雛が多い時季でもあります。
続いては、元気な雛の選び方について
解説いたします!
インコの雛は元気な子を選ぶ
雛が生まれた時季によって
身体の丈夫さが変わってくることが
あるんです。
春や秋といった安定した気候は、
繁殖もしやすく育てやすい環境といえます。
逆に、暑さの厳しい夏や寒い冬といった
厳しい季節に無理に繁殖した親鳥の
子どもは、どうしても弱くなります。
穏やかな季節の春や秋であれば
親鳥も元気なので、雛も丈夫で健康的に
育つ可能性が高くなるんですね。
具体的には、春であれば2月下旬~4月、
秋であれば9月~10月中旬が
元気で健康な子が多いといえます。
ちなみに、ペットショップの多くは
こちらの動画のように複数羽一緒に
入っていると思うのでその中での様子を
チェックしてみましょうね。
ケージの中の反応でも元気かどうか
チェックするポイントは以下のとおりです。
- 元気に鳴いていてよく食べる
- 肛門付近が汚れていない
- 脚が曲がっていたり爪が欠けていない
- 羽全体に汚れがなくツヤがある
時季を見計らうということに加えて、
こういった雛の状態をチェックしたり、
店員さんに挿し餌時を見させてもらったり
することで元気な子と出会えるかもしれません。
しかし、安価で手に入りやすい分
育ちづらかったり短命なのでは?と心配に
なった方もいるのではないでしょうか。
続いては、セキセイインコの雛の
難易度について解説します。
インコの雛の育て方は難しい?
セキセイインコは安価な割には
実は、短命でもなく丈夫で、
育てやすいペットといえます。
ですが、雛となると成鳥とは違って
お世話の頻度が高くなり
時間的な拘束は大きくなります。
それは他の動物でも言えることですが、
インコの雛は環境の管理や餌やりが大変です。
なので、世話してあげる時間が取れる、
餌代や飼育用具を用意してあげられるだけの
余裕がある、ということが重要です。
上記の条件を満たせれば、
小学生くらいのお子さんでも
元気に育てられるでしょう。
現に筆者は小学校4年生の頃に
生後3週間の雛を2羽お迎えしました。
もちろん、親のサポートも少なからず
必要なので一緒に成長を見守ってくださいね。
例外として、購入時期が
厳しい気候の夏や冬の場合は、さらに
お世話や環境管理も難しくなります。
先述したように、この時期の雛は
春や秋に比べて体が弱い傾向があり
体調を崩しやすいので、室温や食べる量を
注意深く管理してあげないと危険です。
そういったリスクも踏まえて
やはり購入時期はよく考えましょう。
まとめ
雛の購入時期や元気な雛の選び方を
紹介してきましたがいかがでしたか?
今すぐほしい!という気持ちもわかりますが、
もし時季が春秋でなければ
少し待った方がいいかもしれません。
今の時代はペットショップに行けば
雛を手に入れることが出来てしまいますが、
自然の摂理のとおりに健康的に生まれた子
のほうが長く一緒にいられる可能性が高いです。
初めて雛を飼う、という方であれば尚更
時季を見てお迎えすることをおすすめします。
分からないことや気になることがあれば
ペットショップの店員さんに相談して
みても良いでしょう。
安価で簡単に手に入るといっても
命であることには変わりありません。
雛を育てるのには相応の責任が伴う分、
大切にしっかりお世話をしてあげることで
自分の心の成長にもつながる貴重な
経験になります。
今回の記事も参考にしてもらいながら、
これから楽しく幸せなインコちゃんとの
生活をスタートできることを祈っています!
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