犬の注射!お風呂は接種前後に入っても大丈夫?
ワンちゃんを感染症などの病気から
守るために欠かせないのが
ワクチンの予防接種ですよね。
そんな中で、
なぜ接種後はシャンプーを
控えるようにするの?
そもそも予防接種は
どこまでちゃんとするものなの?
と、当たり前のようにしていることに
疑問を持つことはないでしょうか?
飼い主さんが、その必要性を
しっかり理解することで
ワンちゃんのためにしていることに
より意味を感じることが出来るでしょう。
そして、正しい知識を持つことで、
ワンちゃんの健康を守れますよね!
そこで、今回は予防接種にまつわる
疑問やお悩みを解決しましょう!
犬のワクチン注射前後の入浴はダメ?
ワンちゃんがワクチン注射をした後は、
シャンプーは控えるようにと
指示をされるのが基本ですよね。
患部からバイ菌が入らないように
というのもあると思いますし、
シャンプーをすることは
ワンちゃんにとっても
身体的にも疲れてしまうもので、
その負担を与えないため
というのが大きな理由です。
また、ワクチンを打つということは、
生きている菌が体内に入り込む
ということです。
つまり、その菌が体に悪さをしたときに
体調を崩す可能性もあると考慮して、
シャンプーを控えるのですね。
普段でもトリミングなどに出したあとは
ワンちゃんって疲れてるのか
ぐっすり眠っていたりしませんか?
やはりシャンプーやトリミングは
とても体力を使うので、
予防接種前後はなるべく控えた方が
無難ですね!
獣医師によって考えは異なりますが、
種後は最低でも3日、
そして1週間、または2週間は
日を空けましょうと
指示をされることが多いようです。
それから、予防接種前のシャンプーも
負担をかけないようにするため、
少なくとも前日のシャンプーは
るべく避けましょう。
注射をするときは
体のコンディションも大事ですからね!
予防接種の予定を立てるときは、
シャンプーをする日から逆算して
計画的に行うと良いでしょう。
そして、予防接種当日は
安静にしてお過ごし下さい。
そもそも予防接種は義務なの?
予防接種と言っても、その種類は
様々ありますよね。
ワンちゃんを飼っている人なら
誰もが知っているかもしれませんが、
狂犬病の予防接種は日本の義務と
されています。
一方、3種から9種混合の
予防接種は任意の注射なので、
考え方も人それぞれのようですね。
それでは、なぜ予防接種を
する必要があるのでしょう?
一番は、やはりワンちゃんの
感染率の高い病気を予防するというのが
最大の目的ですよね。
ワクチンの種類の中でも、
- 犬アデノウイルス
- 犬ジステンパーウイルス
- 犬パルボウイルス
この3種類は最低限受けさせたいと
されるワクチンになります。
このようなウイルスたちは、
感染してしまうと致死率も非常に高く
とても恐い病気なのです。
特に、他のワンちゃんと
接触する機会の多い場合は
予防接種をするのが
妥当かと思いますよ!
また、トリミングやホテル、
ドッグランなどの
施設を利用したいときには、
必ずと言っていいほど
予防接種証明書が必要になります。
種類もたくさんあるため、
ワンちゃんのライフスタイルを伝えて、
獣医師とよく相談した上で
何種類接種するのかを決めましょう。
これらの予防接種は義務では
ありませんが、
恐ろしいウイルスに感染しないとも
言い切れないのが現状なのです。
病気になってしまってからでは、
手の施しようがないことも・・・。
後悔だけはしたくありません。
ただ、ワクチンにも副作用という
デメリットがあるのも事実です。
稀に、副作用によって
死亡してしまう例もあるそうなので、
安易に注射は出来ないと
考えるのも無理ありません。
~余談~
しかし、人間の赤ちゃんでも
予防接種を1日に何種類も打つのですが、
親としては恐ろしい病気は
予防しておきたいものですよ!
打ったあとは、体調大丈夫かなー?
とか、けっこう心配しましたが・・・
それでも、赤ちゃんに予防接種を
打たせない親はいませんよね。
入浴はOKと言われていたものの、
念のためと思ってその日の入浴は
控えさせていました。
少し話しが脱線しましたが、
予防接種をすることで、
感染症を防ぐことも出来ますし、
感染源にならないよう努めるというのも
大事なことかもしれません!
例えば、老犬には負担になったり、
副作用が出るなどの問題がある場合は
獣医師と相談した上で、
接種をしないと決めることは
決して間違いではありませんよ。
ワンちゃんの状態や住む環境なども
よく考え、獣医師と相談することで
最適な答えは出るはずです!
そして、ワンちゃんの健康を守ることが
飼い主さんの義務とも言えますよね。
別の記事では、更に詳しく
予防接種について紹介しています!
是非ご覧下さい。
犬の予防接種!毎年必要なの?へ移動する
番外編!注射を嫌がる犬に効果的な対処法
ワンちゃんが注射を嫌がって
ひどく暴れてしまう・・・
という経験をされることも
多いのではないでしょうか。
時には先生に噛み付いてしまったりして、
飼い主さんは申し訳ない気持ちと
今後も注射の度に不安な気持ちに
なってしまいますよね。
それでは、ここからは
注射を嫌がるワンちゃんには
どのような対処をすれば良いのか
参考にお話していきます!
暴れるのはどういう心理状態?
ワンちゃんにとっては、
チクリと刺さる注射は
痛みも伴いますし、
恐怖の対象になっても
仕方ないことかもしれません。
君のため!安全だから大丈夫!
と伝えても、不安の方が大きくて
とても理解はしてくれません。
そこで、まずは病院慣れを
してもらいましょう。
病院のイメージを変えていくという
意味では有効的かもしれませんよ。
~病院慣れのポイント~
✅病院の前を散歩コースとして歩く
✅順番を待つときに、
待ち合い室ではなく外で待つ
✅込み合わない時間帯を選んで
なるべく落ち着かせる
✅飼い主さんの不安や緊張を
ワンちゃんに伝わらないようにする
小さなことかもしれませんが、
普段の生活の中に、何となく病院を
見せるだけでも病院の存在をすんなりと
受け入れてくれるかもしれません。
また、待ち合い室では
待つ時間が長くなるほど、
不安は募るばかりになります。
なので、なるべく空いてる時間帯に
行くことをおすすめします。
そして、他の怯えている
ワンちゃんたちとの対面も
避けたいものです。
その不安な気持ちは、待ち合い室にいる
ワンちゃんたちに伝染してしまうのです。
また、落ち着いて待てるように
飼い主さんも緊張や不安が
伝わらないよう心掛けましょう!
まずは病院嫌いを克服し、
不安を取り除いてあげることも
同時に考えてみて下さいね。
そして、落ち着いた気持ちで
診察台に上がることが出来たら、
そこからが勝負ですよね・・・!
対策として、
注射が見えないようにして、
飼い主さんが
ワンちゃんの気を引いているうちに、
一瞬で打ってしまうというのも
1つの手かもしれません。
注射が終わったら
しっかり褒めてあげましょう!
気付いたら終わってるというのが
理想的ではありますが、
どうしても暴れる!となると、
無理にでも制御するしかありません。
しっかり保定してくれる人が
いれば良いのですが、
暴れるワンちゃんには
特に技術が必要なことですね。
噛み付きが出てしまうことも
多々あるでしょうから、
一時的に口輪などを装着して
確実な安全を確保しましょう。
口輪=注射と関連付かないように、
日頃から口輪とご褒美を関連付けて
慣らしておく必要があります。
手段として、いろいろな場面で
使える道具なので、
口輪のイメージだけは
嫌いにさせたくありませんよね。
別の記事では口輪の使い方について
詳しく解説しています!
参考にご覧下さい。
犬の口輪はどれくらいストレス?それ以上の効果はある?へ移動する
簡易的な口輪と保定の仕方を
紹介しています!
動画で参考にご覧下さい。
そして、飼い主さんも
不安を思わせるような態度を取らないよう
病院では堂々と居て下さい。
注射を打つのが大変だという
ワンちゃんもたくさんいると思いますが、
予防接種はもても大事なことです。
ですから、ワンちゃんにとって
良い方法があれば、
是非実践してみましょう!
まとめ
予防接種について、
疑問に思っていたことも
あると思いますが、
少しでも参考になりましたか?
予防接種前後の入浴は
ワンちゃんの体への負担を考慮して
控えるようにしましょうね。
そして、感染症における
予防接種については、
任意ではありますが、
恐ろしい病気は予防したいものですよね。
ワンちゃんの状態などから
ワクチンのメリットやリスクを
よく考えた上で、
獣医師と話し合い、
飼い主さんが注射を打つかどうかを
判断しましょう!
そうすることで、後悔しない選択が
出来るのではないでしょうか。
この記事をSNSでシェア