チワワのしつけはいつから?時期&順番が重要なポイント!
体が小さく、かわいいチワワ。
さらにその子犬となると、
まるでぬいぐるみ、
はたまた小動物のようですよね。
「こんな小さな子犬にしつけなんてかわいそう」
と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
でもどんなに小さくても、
チワワも立派な犬です。
一緒に暮らしていく上で、
しつけをしていくことは
とても重要です。
今回は、そんな可愛いチワワに
いつから、どんなしつけをしていけばいいのか、
チワワのしつけに最適な時期を
説明していきます。
この記事に書いてること♪
チワワのしつけはいつから始めるのが最適?
では具体的に
いつからチワワのしつけをはじめる
のがいいのでしょうか。
はじめる時期と、その理由を
ご説明します。
子犬のしつけを始める時期
結論から言ってしまうと、
「家に来たその日から」です。
同じ行動に対して、
昨日まではよかったのに
今日からは許されない。というのは
犬が混乱してしまいます。
という訳で、
一緒に暮らし始めるその日から、
しつけをはじめていきましょう。
しつけの時期&順番【完全版】
ここからは、どの時期に
どのようなしつけを行えばいいのか、
チワワの成長の過程にあわせて、
ご紹介していきます。
社会化期(~生後3ヶ月)
「まだまだ赤ちゃんだから。」
と甘くなってしまいがちの時期ですが、
「三つ子の魂百までも」
今後のしつけの土台となる、
大切な時期です。
この時期は最低限のしつけである
下記2点から行っていきましょう。
・トイレのしつけ
体が小さいチワワは、
一般的な大きさのケージでも
寝床のスペースと、
トイレのスペースに仕切ることが
できます。
いつでもトイレに行ける環境を
つくってあげましょう。
また子犬が、催すタイミング
というものがあります。
それは①寝起き②食事の後です。
このタイミングでトイレに連れていき、
「ワンツーワンツー」や「しーしー」など、
トイレの合図となるコマンドをかけ続けます。
成功したら、
たっぷり褒めてあげてくださいね。
・ハウス
子犬には一日16~18時間の
睡眠時間が必要です。
安心して眠れる「ハウス」を
用意してあげましょう。
しつけの方法は、
ケージの外で遊んだあと、
ケージの入り口の前までつれていき、
「ハウス」と声をかけます。
そのまま入れば、
ほめてあげましょう。
嫌がる場合は、おやつで誘ったり、
そのまま食事をさせてもいいですよ。
いずれにしても、入れたら
ほめてあげるのを忘れずに。
「ハウス=閉じ込められる嫌な場所」
を認識させないことがポイントです。
おすすめのサークルが
こちらの記事でも紹介されています。
チェックしてみてくださいね。
⇒犬のサークルのおすすめは?厳選10選をご紹介!
幼年期(生後3ヶ月~生後6ヶ月)
身体能力もあがり、活発になってきます。
また、予防接種を終えると、
お散歩や、外にも連れ出すことが
できるようになります。
体が小さいチワワは、
怖がりになりがちですので、
子犬の頃から、ぜひいろいろな
体験をさせてあげてくださいね。
この時期は以下のしつけが
重要になりますよ。
・甘噛みはやめさせましょう
この時期のチワワの歯は、
小さくも、犬歯がとがっていて、
甘噛みであっても、痛く感じます。
お客様などに怪我をさせないためにも、
「じゃれているだけ。」と黙認せず、
ダメなことはダメと、教えていきましょう。
甘噛みや、興奮時に噛む行動が
あったときは、「だめ」または「いたい」と
言って、遊びを切り上げてしまいましょう。
また、犬が落ち着いたところで、
遊びに誘います。
噛んでもいいおもちゃを
用意してあげてくださいね。
・お散歩デビュー
待ちに待ったお散歩デビュー。
首輪とリードをつけて、
さあ歩き出そうとしたら、
チワワは歩くのも完全に拒否!
なんてこともよくあります。
体が小さいチワワからすると、
はじめて見る車や、聞こえてくる音は
とても怖く感じるものかもしれません。
そんな時は、だっこで、
まずは外の環境に慣らしてあげてくださいね。
青年期(生後6ヶ月~1歳)
やんちゃ度が増して、
手を焼くこと増える時期です。
その一方で、いろいろなことを
理解できるようになるので、
お手などの芸を教えはじめるのも
いい時期ですよ。
さて、この時期の重要な
しつけは以下になります。
・食事のマナー
食事は絶好のしつけの機会です。
この時間を利用して、
「おすわり」「まて」「よし」を
教えていきましょう。
飼い主がごはんを手に持ちながら、
「おすわり」と言って、
チワワの腰を下方向に押してあげます。
最初はこの段階でごはんをあげてください。
「おすわり」ができるようになってきたら、
次は「まて」です。
「おすわり」の状態で「まて」を指示し、
手を使って、少し制止させます。
最初はすぐに「よし」と言ってあげて
ごはんを与えます。
少しずつ長い時間の「まて」に
挑戦していきましょう。
・クレートトレーニング
クレートトレーニングとは
移動用のキャリーケースや、バリケンに
落ち着いて入っていられるように
トレーニングすることです。
小さなチワワだからこそ、
このしつけができていれば、
いろいろな場所に
一緒にお出かけできるようになります。
「ハウス」ができていれば、
スムーズにいくことが多いですよ。
チワワのクレートトレーニングにも
ピッタリなキャリーバックは
こちらも参考にしてみてくださいね。
⇒犬のキャリーバック!おしゃれで人気ランキングTOP10
成犬からのしつけのポイント
チワワは1歳ほどで、
大人の大きさに成長します。
ですが、心の成長はまだまだ続きます。
引き続きしつけを行っていきましょう。
縄張り意識や、警戒心が
出てくることから、
成犬から特有のしつけのポイントも
ありますよ。
・アイコンタクト
食事の際や、リードを装着する時など、
アイコンタクトがきちんとできているか、
確認してみましょう。
食事の時間であれば、
「まて」のコマンドをした後、
目があったタイミングで、
「よし」と言って食べさせます。
リードをつけるときは、
まず「おすわり」させて、
目があったタイミングで
ほめてリードをつけます。
アイコンタクトを意識するだけで、
チワワとより深い信頼関係を
築いていくことができますよ。
・無駄吠え
一般的にチワワは
無駄吠えしやすい犬種と言われています。
小さなチワワにとって、
見知らぬ人や物、また聞きなれない音は
こわいと感じやすく、
自分を大きく見せるためにも、
吠えてしまうパターンが多いようです。
無駄吠えをしたら、
犬を抱き寄せ、そっと口をふさぎます。
力加減は気をつけてあげてくださいね。
少しでも静かにできたら、
ほめてあげてください。
チワワのしつけに役立つ本
チワワのしつけについて、
詳しく書かれている本をご紹介します。
チワワの教科書
チワワ初心者の方に
まず読んでいただきたい本です。
犬種としての特徴から、
迎え方・お手入れの仕方まで、
チワワとの生活がぎゅっと
詰まった1冊です。
チワワがいちばんよろこぶ飼い方・しつけ方
かわいい見た目によらず、
気の強さがあるなど、
しつけをするにあたって難しい面も
きちんと書かれている1冊です。
また、チワワの写真も
たくさん載っていますので、
見ているだけでも、かわいい姿に
癒されること間違いなしです。
⇒チワワがいちばんよろこぶ飼い方・しつけ方の商品ページをチェックする
まとめ
言うまでもかわいい
チワワの子犬時代。
そんな時期は、
しつけをするにあたっても
とても重要な時期になります。
うまくいかないことも
あるかと思いますが、
焦らずゆっくりしつけを
行っていきましょう。
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