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イモリの飼育のレイアウト!ケースやフィルターなど必要なものを紹介

いきもの

トカゲのような見た目のイモリは、
ポピュラーなアカハライモリをはじめ、
様々な種類がペットとして
販売されています。

ですが実際イモリを飼おうと思っても

  • どんなものが必要なのか
  • 飼育セットを飼うべきなのか

など、迷う人も多いのではないでしょうか。

今回はイモリの飼育に必要な
アイテム7つを、初めて飼う人にも
わかりやすく解説していきたいと思います。

これからイモリを飼おうと考えている人は、
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

イモリの飼育のレイアウトに必要なもの7選

イモリはカエルと同じ両生類で、
水中と陸を行き来しながら生活します。

水槽内はこのイモリの性質を考慮して
レイアウトをしてあげる必要がありますが、
実際に何が必要なのか気になりますよね。

次の章では、イモリの飼育に必要な
水槽内のレイアウトアイテム7つ
紹介していきたいと思います。

1.ケース/水槽

まずはイモリの住処ともなる
ケースや水槽が必要です。

ケースはプラスチック製のいわゆる
虫かごタイプや、金魚などを飼う
ガラス製の水槽があり、どちらでも
イモリを飼うことが可能です。

また、イモリは目の前で動くものを
餌と認識して食いつく習性があり、
水槽が狭すぎると間違って他のイモリの
指や尻尾に噛みついてケガをさせることも。

水槽の大きさを選ぶ時は
飼いたいイモリの匹数で
選ぶようにしましょう。

飼いたいイモリの数 水槽の大きさ
1匹~3匹 30cm~
4匹~6匹 60cm~

さらに複数飼う場合に気をつけたいのが、
オスとメスの混泳です。

イモリは一度の産卵で
40個ほどの卵を産みます。

数が増えればその分水槽が
必要になりますし、

生まれたイモリが成長し
オスとメスが一緒にいれば、
さらに産卵して増えることになります。

増えすぎて飼いきれないからといって
自然の川や池に放流することは
絶対にやってはいけないため、

産卵目的でない場合は、オスとメスは
別々の水槽で飼うようにしましょう。

こちらの記事では、
イモリの飼育におすすめの
水槽を紹介しています。

⇒イモリの水槽の大きさは?ベストなサイズのおすすめのメーカー5選

どんな水槽がいいか迷っている人は、
ぜひチェックしてみてくださいね。

2.フィルター

2つめのアイテムにフィルターがあります。

イモリは両生類なので
水中で食事もしますし、排泄もするため
どうしても日が経つと水が汚れてきます。

汚れた水はイモリにとっても
悪影響を及ぼし、場合によっては
病気になることもあるため、
定期的に水換えをする必要がありますが、

濾過フィルターを入れることで、
この水換えの期間を延ばすことができます。

もしレイアウト的に
フィルターを入れることができない場合は、
こまめに水換えをしてあげましょう。

3.水槽用の蓋

イモリは脱走の名人でもあり、
水槽やケースの表面を器用に登って
ちょっとした隙間から逃げてしまいます。

脱走してしまうとなかなか見つからずに、
そのまま干からびて死んでしまうことも
あるため、水槽の蓋は必須です。

また一般的な水槽に付属している蓋は、
外掛けのフィルターをかけられるように
隙間が開いているものがほとんどです。

もし隙間が開いてしまう場合は、
金網や鉢底ネットと木枠で隙間の無い蓋を
自作したり、別売りの蓋を購入するように
しましょう。

4.底砂

4つめの底砂ですが、水槽の底に
敷くことでバクテリアが繁殖し、
汚れた水の浄化をしてくれます。

ですがイモリは底砂の上に落ちた
餌を食べるために、誤って底砂を
誤飲してしまうことも。

底砂を選ぶときは、イモリの口に入らない
大きさのものを選ぶようにしましょう。

また誤飲が心配な場合は、底砂を敷かないで
飼育する「ベアタンク」方式が、
水槽内の汚れもわかりやすく
掃除も簡単なのでおすすめです♪

5.水草

水草は水槽内の二酸化炭素を
吸収して酸素を放出したり、
イモリの産卵時には、
卵の産み付け場所にもなります。

水草はアナカリスやカボンバなど、
ポピュラーな種類から、自分の好みの
ものをチョイスしてみましょう。

水深が浅い場合は、あえて長い水草を
寝かせて設置することで、簡易の陸地を
作ってあげることもできますよ。

6.温度湿度計

イモリは元々涼しい場所に
生息している生き物でもあり、
高温は苦手です。

水温はイモリの種類にもよりますが、
15度~24度くらいを保つように
してあげましょう。

また陸生傾向のある
ヨーロッパ系のイモリは、体が乾くと
死んでしまうため、水温計と一緒に
温度湿度計を設置して管理します。

7.陸地

水中にいることの多いイモリや
陸生に近いイモリのどちらも、
必ず水から上がれる陸が必要になります。

底砂を敷いている場合は、片方に
砂を寄せて陸地を作ったり、
市販の陸地ブロックを置いたり
すると良いでしょう。

また陸地と一緒に、イモリが隠れて
休憩できる隠れ家になる場所も
用意してあげてくださいね。

こちらの動画では、イモリの中でも
ポピュラーなアカハライモリの
飼い方を詳しく解説してくれています。

飼う前にぜひ参考にしてみてくださいね。

イモリの飼育はセットが便利?

ここまでイモリの飼育に必要な
アイテムを紹介してきましたが、

水槽やフィルターなどは種類も多く、
実際にどれを選んだらいいか迷うことも
多いかと思います。

もしどれを買えばいいのか不安な人は、
飼育に必要なアイテムがセットになった
商品が便利でおすすめです。

イモリの飼育を始めて飼い方に
慣れてきてから、自分の好みの
アイテムを揃えても、大丈夫です♪

イモリの飼育はセットでの購入が
お得なのかどうか、
飼育に必要な費用については、
こちらの記事で詳しく解説しています。

⇒イモリの飼育はセットがお得?それぞれにかかる費用をまとめてみた

ぜひチェックしてみてくださいね♪

まとめ

今回はイモリの飼育のレイアウトに
必要なアイテム7つについて、
解説してきました。

イモリの飼育のレイアウトに必要なものは、

  • ケースもしくは水槽
  • フィルター
  • 水槽用の蓋
  • 底砂
  • 水草
  • 温度湿度計
  • 陸地

イモリは陸と水の中を行き来する
両生類ですので、水槽の中には
陸地を必ず作ってあげる必要が
あります。

またイモリは水槽の壁を登って
脱走してしまうため、蓋は必ず
用意してください。

さらにイモリに似た生き物に
ヤモリがいますが、見分け方を
知りたい人は、こちらの記事を
参考にしてみてください。

⇒イモリとヤモリの違いは?見分け方&両生類なのはどっち?

イモリは両生類の中でも、比較的
飼いやすい部類に入るペットです。

ぜひ今回の記事を参考に、
かわいいイモリをお迎えしてみて
くださいね!

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