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犬の生理の期間はいつからいつまで?症状や対処法をご紹介!

 2024/07/23 日常
この記事は約 7 分で読めます。

    犬には生理があると知っていても
    初めての出血時は驚いたり、慌てたり
    してしまうものです。

    犬の生理は、人間の生理と似ている点も
    ありますが大きく異なる点もあります。

    そんな犬の生理にスポットをあてて、
    深く掘り下げてみたいと思います。

    そこで今回は人間とは異なる
    「犬の生理のあらゆる疑問点」
    について以下の内容でまとめてみました。

    • 犬の生理はいつから始まる?
    • 生理の期間はいつまであるの?
    • 生理のサイクルはどうなってるの?
    • 生理の前兆はどんな状態?
    • 生理の症状は?
    • 生理中の散歩はオムツor生理用パンツ?
    • 生理の時はどんな対応をすればいい?

    いままで何となく受け止めていた生理
    でもそのメカニズムを知ることで
    心配や負担を減らすことができますよね。

    犬の生理(ヒート)は発情期に伴い
    起こる現象ですが、その期間が長い
    だけに知っておきたいことは多いはず。

    初めて犬を迎える方や、不妊手術を行って
    いないメス犬の飼い主さんだけでなく、
    オス犬の飼い主さんにも覚えておいてほしい
    内容なので是非参考にしてください。


    犬の生理はいつから始まるの?

    犬の生理は体が大人になったときから
    始まります。

    子犬から大人の体になるのは生後6カ月
    ほどからで、大人になるとともに
    発情期が訪れ、それに伴い生理がおこります。

    このような事から犬の生理は思春期を
    迎える生後6カ月~10カ月ごろに
    始まることが多いようです。

    犬の生理の期間は?いつまであるの?

    犬の生理の期間は約1週間~10日間です。

    ここで人間と犬の生理の違いを確認して
    おきましょう。

    【人間の場合】

    出血している期間を「生理中」
    出血が終わると「生理が終わった」

    と判断することができます。

    【犬の場合】

    ”出血している期間だけが生理ではない”
    というのが大きな違いと言えます。

    犬には

    「発情前期」、「発情期」、「発情後期」
    と呼ばれる期間があり、ずっと出血している
    わけではありません。

    この後詳しく説明していきますが、
    生理が終わったと安心してしまうと
    妊娠してしまうこともあるので
    注意が必要です。

    高齢になると周期が長くなり、出血が減る
    傾向がありますが、人間のように閉経はなく
    犬の生理は一生続きます。


    犬の生理のサイクルはどうなっている?

    初めて生理になった後は犬種や個体差
    にもよりますが、1年に2~3回
    発情期の際に生理になります。

    「発情前期」、「発情期」を過ぎると
    約2か月発情休止期間(発情後期)
    約4カ月無発情期間を経て生理が
    繰り返されます。

    約6カ月の間は生理がない時期があるので、
    通常は1年に2回の生理があることになります

    春と秋に生理になることが多いようですが、
    夏と冬は絶対に生理にならないわけでは
    ないので、愛犬の生理周期を理解しておく
    ことは大切です。

    犬の生理の前兆はどんな状態?

    オスは発情しても外見上は大きな変化は
    ありませんが、メス犬は体にも変化
    起こります。

    外陰部が普段と比べると大きく膨らます。

    かなり目立つのですが、自分で舐めたり
    するので気付くのが遅れる場合もあります。
    日ごろからチェックするようにしておくと
    生理の前兆がつかみやすいでしょう。

    犬の生理の症状は?

    犬の生理のはっきりと目に見える症状は
    出血ですが、それ以外にもいつもと違う
    様子が見られます。

    行動にも変化があり、発情直前から発情中
    にかけてはそわそわして落ち着かない
    フェロモン発散のためおしっこを頻繁に
    するなどの様子も見られます。


    1.発情前期の症状

    発情前期は7日~10日間ほど続き
    出血があります。

    人間に比べると犬の出血量はそんなに
    多くはありませんが、床が汚れたり
    犬が寝ているベッドや敷物に血が
    ついたりすることはあります。

    頻繁におしっこをするという行動は
    この時期に見られます。

    まだオス犬を受け入れる時期ではない
    のですが、フェロモンによりオス犬が
    寄ってきてしまうことはありますので
    散歩の際などは注意しましょう。

    ここで初ヒート(生理)を迎えた
    ワンちゃんの様子とその飼い主さんの
    不安と愛情が伝わってくる動画を
    紹介しますので参考にしてください。

    2.発情期の症状

    発情期に入ると出血の量が少なくなり
    また血の色も真っ赤ではなく
    ピンクの 透明感のある薄い色になります。

    発情期は約10日~14日間続き、
    この時期に排卵が起こりオス犬を
    受け入れる
    ようになります。

    3.発情後期の症状

    卵子が受精できなくなると発情は
    終わりを迎えますが、この時期を
    発情後期と言い約2カ月続きます。

    この期間は、黄体ホルモンが長期に
    わたって分泌することにより妊娠して
    いなくても、妊娠しているような状態に
    なる「想像妊娠」を発症することがあります。


    犬の生理中散歩はオムツ?生理用パンツ?

    生理になると飼い主さんには
    悩ましい問題点も出てきますよね。

    「散歩の時にはどうすればいいの?」
    「オムツと生理用パンツはどっちがいい?」

    など特に初めての時は不安も多いはず。

    オムツも生理用パンツもそれぞれ
    出血の汚れを防いでくれるのですが、
    おすすめは生理用パンツです。

    オムツはやはり見栄えが悪いですし、
    かみちぎってしまう犬もいます。

    生理用パンツはかわいいものも発売
    されていますし、かなりフィットする
    ように作られているので散歩にも
    行きやすいです。

    ただし、生理用パンツもかぶれたり、
    膀胱炎を発症する危険性はぬぐえないので、
    清潔に保つように替えを何枚か用意すると
    いいでしょう。

    犬の生理の時にはどんな対応をすればいいの?

    最後に犬の生理期間中の対応
    注意すべき点についてお話しします。

    フェロモンによりオス犬が寄って
    きますので以下のような対応が
    必要になってきます。

    • 散歩時は特に注意をはらう
    • 外に繋いでおくことは避ける
    • 脱走されないよう気をつける

    又、いつもと少し違う行動をとったり、
    落ち着かなくなることがあります。

    でもこれは犬にとってもどうしようも
    できないことなので、怒ったりせずに
    穏やかに接してあげるというのも大切
    なことですね。


    まとめ

    いかがでしたか?

    犬は出血が始まると妊娠の準備が始まり
    出血が少なくなる(止まる)と妊娠可能
    期間という点が人間と大きく異なって
    いるのがわかりますね。

    ここで犬の生理についておさらいしましょう。

    1. 発情前期(出血)約7~10日間
      妊娠準備期間と言えます。
    2. 発情期(排卵)約10~14日間
      もっとも妊娠しやすい期間となります。
    3. 発情後期約60日間
      黄体ホルモン分泌による想像妊娠や
      母性が出やすい期間となります。

    こうして見ると犬の生理(ヒート)期間は
    約3ヶ月も続くことになります。

    生理期間の体調観察はもちろんですが、
    妊娠を望まない場合は、特に注意が必要
    となります。

    犬の負担を減らすためにも早めの
    不妊手術なども考慮し、獣医師と
    相談することをおすすめします。

    不妊手術には太りやすくなるなどの
    デメリットもありますが、発情しなく
    なるだけでなく子宮蓄膿症や乳腺腫瘍
    などの発症を抑えるメリットもあります。

    今回の記事が、これから犬を飼う方や
    発情期を迎える愛犬の飼い主さんに
    とって参考になればとても嬉しいです。



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