犬と一言で言っても、本当に色々な犬種が
いますが、その中でも同じ犬種であるのに、
毛色が色々あるというワンちゃんがいます。
毛色のバリエーションが楽しめる犬種の
ひとつに、チワワがいます。
チワワは実にさまざまな毛色があり、
産まれた子犬の毛色は何色かということを
ブリーダーが判断し、血統書登録します。
ですので、出身犬舎によって毛色の呼び方が
違うということもありえるのです。
このように、多くの毛色があるチワワですが
スタンダードなカラーと、レアカラーに
分けられます。
レアカラーとは珍しい毛色のことで、
希少カラーとも呼ばれています。
そのレアカラーの中でも、もっとも希少な
ブルーマールという毛色について
調べてみました。
チワワのブルーマールは病気をしやすいって本当なの?
出典:https://animalsquare.jp/puppies/
ブルーマールってどんな毛色?と
思われる方もいらっしゃると思います。
マールという言葉が付くチワワの毛色は
実は他にもあります。
ブルーマールという毛色が一番多いですが
チョコマールや、イザベラマールなども
マールカラーです。
このマールという毛色ですが、独特の斑模様
をした毛色のことで、大理石のような模様と
表現されることもあります。
マールカラーの犬は、マール因子という
遺伝子を持つことにより発現します。
独特な毛の色、模様ですので非常に数が
少ないですし、とても繁殖が難しいと
されている毛色です。
少数派の毛色ですし、繁殖にも非常に
気を使うことから、どうもこの毛色の
チワワは病気になりやすいと
認識されてしまっているようです。
チワワのブルーマールが病気をしやすいと言われる理由は?
出典:https://animalsquare.jp/puppies/
では、このマールの毛色のチワワは
本当に病気をしやすいのでしょうか?
またどのような根拠で病気をしやすいと
言われてしまうのでしょう?
厳密に言えば、ブルーマールのチワワが
病気をしやすいのではありません。
無理な繁殖により生み出された結果、
ブルーマールという希少カラーで産まれた
チワワが、短命であるということなんです。
しかし、どんな生き物も無理な繁殖によって
生み出された場合、何らかの疾患が出るのは
むしろ当たり前だと言えるでしょう。
チワワのブルーマールの病気のリスクを下げることはできる?
出典:https://chihuahua.min-breeder.com/
チワワのブルーマールに限らず、
生まれつき、つまり遺伝子的に問題のある
チワワは、残念ながらリスクを下げる
ことは不可能です。
病気の原因となる遺伝子を持って
産まれた場合でも、発症するかしないかは
誰にもわかりません。
発症しないまま寿命を終えた場合は、
その病気の遺伝子があったことすら
わからないままのことが多いです。
しかし、幼くして発症してしまったり
成犬時に突然原因不明の病気になった
場合は、遺伝的なことが考えられます。
ブルーマールのチワワの病気のリスクを
下げる方法は、無理な繁殖を行う
ブリーダーからは迎えないことです。
チワワのブルーマールの毛色の特徴とは?
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チワワのブルーマールの毛色の特徴は、
簡単に言えば、斑模様です。
ブルーマールの毛色でも、個々に
に特徴があり、一匹として同じ模様は
ありません。
このこともまた、マールカラーファンには
たまらない魅力なのでしょう。
また、先ほど少し述べましたが、マール
にも、ブルーマールだけでなく
チョコマール、イザベラマールという
カラーもあります。
本当に独特の毛色で、綺麗な
大理石模様のワンちゃんですよね。
チワワのブルーマールの性格とは?
チワワの性格は、非常に忠実で
ワンオーナードッグとも呼ばれるほど
誠意のある犬です。
一人の飼い主様や家族を愛し抜き、
まさに小さな忠犬とも呼べる存在です。
用心深く機敏なところもありますので、
番犬にもなってくれますが、一方臆病な
面も持ち合わせているのです。
チワワの毛色は実に多種多様ですが、
毛色によって性格が違うということは
ありません。
ですので、ブルーマールの毛色のチワワが
特におとなしいとか、活発であるという
わけでなく、チワワの性格は飼い主様の
育て方に100%依存します。
チワワのブルーマールの寿命は短いって本当?
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先ほども述べましたが、ブルーマールの
毛色のチワワ寿命が短いのではなく、
無理な繁殖によって生まれたチワワの
寿命が短いのです。
ですので、レアカラーのリスクや、
交配についての知識があり、
繁殖に真摯に向き合っているブリーダー
さんで産まれたチワワなら大丈夫です。
ただし、生き物ですので当たり前ですが
どれほど注意して繁殖していても、
短命の犬というのはどうしても存在します。
チワワのブルーマールの費用の相場はいくら?
出典:http://wander-one.jugem.jp/
現在では、ブルーマールのチワワが欲しい
と思ってもなかなか手に入らないのが
現状です。
ですので、もし販売されたとしても、
かなり高額であることは
覚悟しなければなりません。
最低でも25万円はするでしょうし、斑模様の
入り方など、毛色が綺麗に配合されている
場合は、非常に高額になります。
このような場合は50万円以上で取引される
ことも、珍しいことではありません。
まとめ
出典:http://www.breeders-direct.com/
ブルーマールに代表される、マール因子を
持っている毛色のチワワは確かに希少です。
しかし、生まれた経緯によっては、大きな
リスクを抱えている子も多いのです。
珍しいから、レアカラーだからというだけで
安易に購入するのは避けましょう。
もし、ブルーマールのチワワの子犬を
どこかで見つけられたとして、飼いたい!と
思っても、どんなブリーダーから生まれたか
ということをきちんと調べましょう。
健全なチワワを購入するにあたり、
どのようにしてブリーダーを選べばいいのか
迷っているという方は、下記の記事も
参考にしてみてください。
⇒チワワの成犬の販売!ブリーダーを見分けるためのコツや注意点は?
あなたにとって、ぴったりの素敵な
チワワに出会えますように!
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