犬が肉球を噛む!血が滲んできた時の対処と原因は?
最近愛犬がずっと肉球を噛んでるけど、
理由があるの?と気になっていませんか?
犬は癖や自然な行動から肉球を
舐めたり、噛んだりする事もあります。
しかし頻繁だったり、肉球が赤く
腫れたり、血が滲むほどとなると
異常な行動と考えるべきです。
日頃から犬を観察していると異常
と思われる行動や、いつもと違うと
気づく事も多いでしょう。
そこで肉球を噛む行為が心配な方へ
今回は以下の内容で詳しく解説しています。
- 犬が肉球を噛む理由
・病気の場合
・ストレスの場合 - 血が出てしまった時の対処法
- 肉球を噛まなくさせる方法
どんな些細な事も敏感に反応出来る
のも毎日愛犬の健康を考えている証拠、
少しでも解決策が見つかると嬉しいです。
この記事に書いてること♪
犬が肉球を噛む理由とは?
犬が肉球を噛む理由は大きく分けると
「怪我・病気」 と「ストレス」との
2通りが考えられます。
犬の肉球はケアをしないでいると
散歩やフローリングなどで常に擦れ、
傷つきやすい所です。
ちょっとした傷や汚れなどが気になり
舐め続ける内に、噛むという行動に
発展して行く事も考えられます。
それでは「病気」と「ストレス」に
ついて更に詳しく解説して行きます。
犬が肉球を噛む理由【病気の場合】
犬が肉球を噛む理由が「病気」の場合
以下の事が考えられます
●怪我によるもの
毎日の散歩やフローリングなどで肉球は
思った以上に傷ついています。
傷や棘、ひび割れ、出血など確認します。
原因が擦り傷や乾燥による物である場合は
出来るだけ湿らせる事を避けましょう。
足はティッシュや乾いた布で拭いたり
肉球クリームなどでケアしましょう。
出血してる場合は止血後、軽傷ならば
自然治癒で良いですが、傷が深い時は
病院で診てもらいましょう。
●アレルギー性皮膚炎
アレルギーの原因は様々で特定が難しい
ですが、主にフードの食物アレルギー
やアトピー性皮膚炎によるもの。
フードの場合はオーガニックや穀物フリー
の物に変更してみたり、アトピーの場合も
まずはアレルゲン検査などを行ってから
治療や対策を考えましょう。
●膿皮症
傷が出来たり、シャンプーのやり過ぎ
より皮脂が失われると細菌に感染しやすく
なり、酷くなると化膿してしまいます。
更に悪化すると色素沈着による皮膚が
黒くなる為、肉球の色が黒濃くなった
時など要注意です。
どの場合も肉球の目に見える部分より
指の間などに問題があり、赤く腫れたり
炎症を起こしている事が多いようです。
毛で覆われて見えづらい場所でもある
のでいつもより念入りにチェックする
ようにしましょう。
犬が肉球を噛む理由【ストレスの場合】
犬が肉球を噛む理由が「ストレス」の
場合には以下のような事が考えられます。
- 新しい家族や環境の変化
- 留守番が多く一人で寂しい
- 飼い主ともっと触れ合いたい
- 散歩が少なく運動不足
- 多頭飼育でかまってもらえない
- 食事の量が少なく不満
その他ストレスは思いもかけない事が
原因だったりします。
肉球を噛みながら飼い主に何か訴えて
いるのに忙しくて気づいてくれない
と噛み癖はエスカレートして行きます。
まずはストレスの要因を取り除いて
あげる事、いっしょに過ごし触れ合う
時間を多くしてあげるなど愛情と温もり
で安心してねと伝えてあげましょう。
犬の肉球から血が出てしまった時の対処方法
犬が肉球を噛み過ぎて血が出てしまう事が
あります。
そんな時はまず止血をします。
清潔な布やガーゼなどで出血が止まる
まで圧迫します。
出血が多い場合は包帯圧迫や犬用の止血剤
があれば使用し様子を見ます。
血が止まっても又噛んでしまうので
噛む事を止めさせる事が重要です。
犬用の靴下などで保護をしても、
すぐに嚙みちぎってしまう事が
多いので効果はないようです。
そこで止めさせるべき躾や対処法に
ついて次でお話ししたいと思います。
犬が肉球を噛まなくさせる方法とは
犬が肉球を噛まなくさせる方法ですが、
何より「噛む原因」を知る事が重要です。
そして噛むのを止めないからと言って
けっして叱ったり、抑えつけたりは
しないで下さい。
特にストレスが要因の場合は、さらに不安
を強くさせ悪化させてしまう事になります。
おもちゃで遊そんで気をそらしたり、優しく
触れて気持ちを落ち着かせてあげましょう。
アレルギーがある場合はアレルゲンを特定
しフードの変更や生活環境の見直しなどを
行ってみましょう。
又シャンプーなどを薬用の物に変え清潔
に保つなどもありますが、洗い残しや
不十分な乾かしには注意しましょう。
思い当たる事がない時も放っておかず
隠れてる病気がないか、病院を受診して
止めさせる方法を相談して下さいね。
まとめ
今回は犬が肉球を噛むをテーマに
まとめてみましたが、原因を特定
するのが一番難しいと痛感しました。
特にストレスの場合で、働いている方
には留守番対策は頭を痛める所ですね。
そうなるとやはり毎日の健康チェックと
コミュニケーションが如何に大切かと
いう事がわかります。
些細な変化に気づいてあげる事、
心の声に耳を傾けてあげる事だけでも
早期発見やストレス軽減に繋がるはず。
気になる事があったら自己判断せず、
気軽に相談できる病院や獣医師を
見つける事も飼い主の重要な役割と
言えるのではないでしょうか。
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