犬の皮膚病が治らないのはなぜ?効果的に治療を進めるためのPOINT!
愛犬の皮膚病がなかなか治らない。
良くなってきたと思ったら、
また再発してしまう。
皮膚病を患う愛犬の治療に
苦戦している飼い主さんは、
多いことでしょう。
犬の皮膚病は基本的に時間の
かかるものが多いことも特徴です。
しかし、間違った方法で治療を
行っていては、改善は難しいでしょう。
また、家庭での皮膚病対策には、
どのようなポイントがあるのかも
気になりますよね。
この記事では、皮膚病の治療を
効果的に進めるためのポイントを
まとめました。
この記事に書いてること♪
犬の皮膚病が治らない理由
動物病院に連れて行ったのに、
皮膚病がなかなか治らない。
治らない原因は一体どのようなこと
にあるのでしょう。
ここでは、皮膚病がなかなか
治らない代表的な原因を紹介します。
1.診断が間違っている
犬の皮膚病は種類が多く、
全ての診断が正しいとは限りません。
とても似た症状が現れる
皮膚病も存在します。
指示された治療法や処方された薬を
きちんと守っても、
改善が見られなかったり悪化したりする
場合には、診断が間違っている
可能性もあります。
そのような場合には、
その旨を獣医師に告げ、
違う病気の可能性も視野に
入れてみましょう。
また、検査施設など環境が整った
動物病院や、皮膚病に詳しい獣医がいる
病院のセカンドオピニオンを受ける
方法もおすすめです。
2.薬の与え方が間違っている
動物病院で処方された薬は、
きちんと使用していますか?
うっかり飲ませるのを忘れてしまった、
塗るのを忘れてしまったということは
ないでしょうか。
一回や二回くらい忘れても大丈夫だと
過信している方は要注意です。
薬は使用回数や量をきっちり守って
使用しないと、本来の効果が発揮
できません。
本当に愛犬の皮膚病を治したいと
考えているのであれば、処方された
薬はしっかりと使用してください。
皮膚病の薬に関しては、服用して
すぐに効果がでない場合もあります。
しかし、だからといって効いていないと
自己判断で中止してしまうのは
良くありません。
皮膚病の種類や薬の内容によっては、
時間をかけて徐々に効果が表れる
ものもあります。
万が一副作用がでてしまった場合には
すぐに服用を中止し、動物病院を
受診するようにすると良いでしょう。
3.薬が全て効くとは限らない
例えば、抗生物質といっても、
数多くの種類が存在します。
どの種類でも、抗生剤であれば
効果がでるとは限りません。
駆除薬や消炎剤などほかの
薬も同様です。
検査の中には、どの薬が効くのかを
詳しく調べることのできる培養検査
と呼ばれるものもあります。
しかし、それでも100%効果が
表れる保証はありません。
薬を飲ませても全く効果がない場合は、
次の受診の際にその旨を獣医師に
伝えることが大切です。
また、皮膚病の場合には、
薬だけに頼るのではなく、
生活習慣や生活環境の見直しも
大切です。
犬の皮膚病は薬で改善できるのでしょうか。
この記事では、市販で販売されている
皮膚病の薬や、人間用の薬の効果などを
紹介しています。
犬の皮膚病は治療しながら健康を心がけることが大切
犬の皮膚病は薬などの治療だけで
完治させることは難しいでしょう。
皮膚病の治療には、普段の
生活習慣を改善することが
とても重要です。
ここでは、どのようなことを
改善すれば良いのかを紹介します。
●ドッグフードの見直し
犬の皮膚病の原因は免疫力の低下
によるものが多くみられます。
免疫力は普段食べているドッグフード
によっても、大きく左右れます。
栄養バランスの偏ったドッグフードを
与えていては、免疫力を高めることは
できません。
また、穀物や人口添加物を多く
含んだドッグフードは、消化吸収が
悪く、なかにはアレルギーの原因に
なる材料もあります。
皮膚病対策や予防には、
新鮮な肉を豊富に含み、
余分な材料の使用がない良質な
ドッグフードを与えることが大切です。
また、腸内環境を改善することは
皮膚病改善に効果があると
いわれています。
乳酸菌や酵母をはじめ、皮膚に良い
成分であるDHAやオメガ3脂肪酸などを
含んだドッグフードを与えることを
おすすめします。
犬の皮膚病対策におすすめの
ドッグフードを探している方は、
こちらの記事がおすすめです。
⇒犬の皮膚病対策フードランキング!予防にも効果的なおすすめTOP5
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ドッグフードを、ランキング形式で
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●適度な運動
皮膚病対策には、散歩などによる
運動も欠かせません。
適度な運動は体の新陳代謝を促進し、
免疫力を高めます。
また、運動はストレス発散にも
効果的です。
散歩には太陽光による紫外線を
吸収する目的もあります。
紫外線を適度に浴びることは、
体内リズムを整えることや、
抗ストレスホルモンの生成、
ビタミンDの生成に欠かせません。
紫外線は窓ガラス越しでは効果が
ないため、外に散歩に連れて
行くことを毎日の日課にすると
効率的です。
●いつも清潔に
犬の皮膚病には、ほこりやハウスダスト、
カビなどが原因となることがあります。
特に犬は人間よりも体高が低いため、
床に付着した微細なゴミや、
家具の下や隙間にたまったほこりを
吸引してしまいます。
愛犬のいる部屋の掃除はこまめに行い、
カビやほこりなどが溜まらないように
することが大切です。
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おすすめです。
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まとめ
犬の皮膚病がなかなか治らない場合には、
動物病院での診断や薬の種類が病気と
合っていない場合があります。
合っていないと感じても、
決して素人判断は避け、
獣医師に改善が見られない旨を
相談するようにしてください。
あまりにも治らない場合には、
セカンドオピニオンの検討も
視野にいれておくと良いでしょう。
また、皮膚病の治療には、
家庭での生活環境も重要です。
ドッグフードは皮膚に良い良質なものを
与えているか、散歩は十分に行っているか、
ストレスはないか、生活環境は
不衛生でないかなど、もう一度生活環境を
見直してみることも大切です。
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