グルーミングは、犬の外見の美しさを
維持するだけでなく、”犬の健康維持”や
”抜け毛の軽減”そして”愛犬との
スキンシップを深める”役割があります。
なるべくなら、全てをプロに任せるのでは
なく、愛犬のためにやれることは自分で
やってみたいと思いますよね!
そこで今回は、グルーミングのやり方は
もちろんのこと、必要な道具やおすすめの
グッズをご紹介したいと思います♪
犬のグルーミング!飼い主が自宅で出来る方法とは?
犬のグルーミングは、道具の使い方や
やり方の手順さえ覚えてしまえば、
誰にでも簡単に行うことができます。
では、必要な道具とやり方の手順を
一つずつ見ていきましょう!
必要な道具とグルーミング用品
グルーミングに必要な道具
スリッカーブラシ
楽天市場さんより引用
スリッカーブラシは、毛のもつれや毛玉を
ほぐしたり、アンダーコートの抜け毛を
取り除くときに使います。
ピンブラシ
ペット用品・ペットグッズ通販のペピィさんより引用
ピンブラシは主に、シングルコートの
中毛種から長毛種に使われているブラシで、
抜け毛やフケ、ホコリなどを取り除くときに
使います。
ラバーブラシ
楽天市場さんより引用
ラバーブラシは主に、短毛種に使われている
ゴム製のブラシです。抜け毛やホコリなどを
取り除いたり、皮膚のマッサージをする際に
使います。
コーム
iDOG&iCATさんより引用
コームは金属製のクシで、歯の半分は間隔が
広い粗目になっていて、残り半分は間隔が
狭い細目になっています。
コームは、まず粗目で毛を梳かしてから、
仕上げに細目で梳かして使用します。
カットバサミ
カットバサミは足裏や足回り、肛門周りの
毛をカットする際に便利です。
グルーミング中に犬が暴れたりすると、
ハサミの刃先でケガをしやすくなるので、
刃先が丸いタイプを選ぶと良いです。
爪切り
犬用の爪切りには、ギロチン型やハサミ型、
ニッパー型の3種類があります。
爪が細く小さい小型犬にはギロチン型。
一方、爪が大きく厚い大型犬はハサミ型が
おすすめです。
ニッパー型は爪を細かく切るときに便利な
爪切りです。ただ、初心者では難しく
上級者向けの爪切りと言えます。
イヤークリーナー(ローション)
イヤークリーナーは、耳掃除に必要です。
ペットショップやホームセンターなどで
簡単に手に入れることができます。
あると便利なグルーミング用品
ブラッシングスプレー
ブラッシングで毛のもつれや毛玉を
ほぐすときに、あると便利なグルーミング
用品です。
特にハーブなど天然成分のものがおすすめ!
ペットショップやホームセンターでも
売っていますが、手作りで簡単に作ることも
できます。
手作りでスプレーを作るなら、こちらの
記事がおすすめ♪
超吸水タオル
ペット用品・ペットグッズ通販のペピィさんより引用
普通の綿タオルの8倍もの吸水力がある
タオルで、ドライヤーの時間短縮ができて
とってもおすすめですよ!
ペット用ドライヤー
ペット用品・ペットグッズ通販のペピィさんより引用
グルーミングで大変なのは、ドライヤーで
濡れた毛を乾かす作業ですよね。
片手にドライヤー、もう片方の手にブラシを
持ちながらは、けっこう大変です。
そこで、便利なのがペット用ドライヤー。
ドライヤーの先はホースのようになっていて
角度や高さを調整したり固定できるので、
両手がフリーになるのでとっても便利!
吸水タオルとドライヤーの詳細は、
こちらから確認できます!
⇒ペット用品・ペットグッズ通販のペピイHPのシャンプー・バス用品のページ
グルーミングのやり方手順
グルーミングに必要な道具が揃ったら、
次はいよいよグルーミングのやり方について
見ていきます。
- ブラッシングで毛のもつれや毛玉を
取り除く - シャンプーで体の汚れを落とす
- ドライヤーで乾かす
- 足裏や足回りの毛をカット
- 爪切り
- 耳掃除
この手順で、グルーミングをしていきます。
では、具体的なやり方を一つずつ
見ていきましょう!
ブラッシングのやり方
ブラッシングは、毛並みに沿って前から
後へ、上から下の順に素早く行うのが
基本です。
ブラッシングの力加減は、自分の手のひらに
当てて痛くない程度の強さで行います。
◆短毛種◆
ラバーブラシで地肌をマッサージする
感覚で行います。
◆中毛種◆
ダブルコートの犬種も多いため、スリッカー
ブラシやピンブラシを使います。
◆長毛種◆
もつれや毛玉ができやすいため、足先から
付け根、お腹周りから背中のように毛先から
徐々に毛の根元へとブラッシングします。
仕上げにはコームを使って、全身を
梳かしましょう。
ブラッシングスプレーは、毛のもつれや
毛玉が取りやすくなるのでおすすめです。
また、静電気の防止や毛艶を良くする
タイプのものなどいろいろあるので、
愛犬に合ったスプレーを選びましょう!
口周りや耳の後ろ、脇の下、内股、
お尻、尻尾、足先はもつれや毛玉が
できやすいので、犬が痛がらないように
優しくブラッシングしてあげましょう!
シャンプーのやり方
シャンプーの成分は、犬の皮膚から
吸収されるため、愛犬の体質に合ったものを
選びましょう。
最近では、天然成分のものやノミやダニが
嫌うハーブの成分を使ったものもあります。
シャンプーの手順 ①お湯をかけ、毛穴を開かせます。 *心臓から遠い後ろ足からお湯をかけ、 徐々に心臓に近づけます。顔は最後に 優しくかけるようにしてください。②全身をお湯で流したら適量のシャンプーを 手に取り、爪を立てないように指の腹で 洗います。③お湯で洗い流すときは、シャワーヘッドを 犬の体に当てるようにして洗い流します。 *体に当てて流すことで、洗い残しを 防ぐことができ、水の音が嫌いな犬を 驚かせない効果があります。④シャンプーをしっかり洗い流したら、 コンディショナーを全身につけて洗い 流します。 *コンディショナーは被毛の潤いを保ち、 毛艶を良くします。⑤コンディショナーを洗い流したら、 タオルで水分を拭き取ります。⑥ブラシを使って、ドライヤーで全身の毛を しっかり乾かします。 *毛が濡れた部分があると、毛玉の原因に なるので、しっかり乾かしましょう! |
足裏や足回りの毛のカットのやり方
ブラッシングやシャンプーの後に、足裏や
足回り、肛門周りの毛をカットします。
足裏や足回りの毛が長いと、滑ってケガを
しやすくなります。
肛門周りの毛は汚れやすく不衛生なので、
定期的にカットしてあげると良いです。
You Tube で足裏や足回りの毛のカットが
分かる動画を発見しました。参考に
ご覧ください♪
爪切りのやり方
爪が伸びると爪の中の神経や血管も
伸びてしまいます。爪を引っかけて折れたり
すると出血や痛みを伴います。
また、爪が伸びすぎると足の裏に刺さって
しまうこともあります。
愛犬の健康のためにも、しっかり爪切りを
しましょう。
爪切りは文字での説明では分かりにくいので
動画をご紹介します。
爪切りのおさらい ①爪の中にある血管を確認②血管より手前を爪切りでカット③さらに切断面の上の角部分をカット④爪をやすりでとぐ |
黒い爪の場合は神経や血管が見えないので、
無理に切らずに動物病院や犬の美容室で
切ってもらうようにしましょう。
耳掃除のやり方
耳掃除を怠ると、外耳炎や耳ダニ皮膚炎など
病気になりやすくなります。
定期的に耳掃除をするようにしましょう!
耳掃除のやり方はこちらの記事に
詳しく載っています。ぜひご覧ください♪
そもそもトリミングとグルーミングの違いってなに?
DOGLIFEさんより引用
犬のお手入れには、トリミングや
グルーミングがありますが、その違いは
何でしょう?
愛犬のお手入れを自宅でやるなら、ぜひ
知っておきたいですね!
では、トリミングとグルーミングの違いを
一つずつ見ていきましょう。
トリミングって何のこと?
トリミングは、英語で「余分なものを
切り落とす」という意味があります。
犬のお手入れでは、毛を抜いたりバリカンで
刈ったり、全身の毛をカットして、その犬が
美しくなるためのお手入れが目的なんです。
グルーミングはお手入れの総称!
一方、グルーミングは犬の健康を保つために
必要なお手入れの総称のことを言います。
自宅であなたが普段愛犬にやっている
ブラッシングやシャンプー、爪切り、
耳掃除は、グルーミングに入ります。
他には、足裏や肛門周りの毛のカットや
目の周りのお手入れなどもあります。
まとめ
いかがでしたか?
グルーミングがいかに愛犬の健康維持の
ために必要なお手入れだということが
分かりましたね。
だからといって最初から全てをやるのは
大変なことです。
愛犬に道具やお手入れの仕方に慣らせながら
少しずつ進めていきましょう!