飼い方

犬の鼻が乾いてる!カピカピで変色している場合の原因は?

犬の鼻・・・

’’ピカピカと光るほど濡れていて、
触ると少し冷たい’’
というイメージです。

prologues

そんな犬の鼻が乾燥したり変色したら
とても心配ですよね。

今回は、犬の鼻の乾燥や変色
ほっておいてもいいのか?
病気なのか?
について詳しく調べました。



犬の鼻が乾いてる!カピカピ・カサカサの乾燥の原因は?

まずは犬の鼻の’’乾燥’’について
みていきましょう。

犬の鼻がカピカピ・カサカサに乾いていたら
次のような原因が考えられます。

鼻の乾燥の原因

●寝起き
●睡眠中
●発熱
●水分不足・脱水

犬が寝ている間、鼻は乾いています。

そのため、睡眠中や寝起きの犬の鼻が
乾いていたとしても心配いりません。

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注意が必要なのは、

  • 風邪などの病気による発熱
  • 体内の水分が不足している

ことが原因による鼻の乾燥です。
鼻の乾燥の他に、
元気や食欲がない場合
だるそうにしている場合には、
体調を崩している恐れがあります。

よく様子をみて、必要なら
動物病院に連れていってあげてください。

かさぶたやひび割れ状態の対処法は?

鼻にかさぶたやひび割れが
できているときには、
どのような対処法があるのでしょうか?

まずはかさぶたやひび割れができる原因
みていきましょう。

鼻のかさぶた・ひび割れの原因

●乾燥しすぎ
●すりむいた
●アトピーやアレルギー
●虫などにかぶれた

では、原因ごとに対策法を
ご紹介します。



●乾燥しすぎ
乾燥しすぎて、かさぶたやひび割れが
生じることがあります。

この場合には、
たっぷり水を飲ませてあげましょう。

体内の水分を十分に補ってあげれば、
鼻の乾燥を防ぐことができます。

●すりむいた
散歩中などに転ぶなどして、
鼻先をすりむいたときも
かさぶたができます。

膿んでいなければ数日で治るので、
ほおっておいて大丈夫です。

 

●アトピーやアレルギー
アトピーやアレルギーによって
鼻の皮膚が荒れることもあります。

アレルギーの原因となる
食べ物や植物に触れませんでしたか?

数日清潔に過ごしても
改善がみられなければ、
獣医師の診察を受けましょう。

 

●虫などにかぶれた
虫にさされてかぶれたり、
毒草でかぶれたときも、
鼻にかさぶたやひび割れが
できることがあります。

鼻以外の部分に赤い発疹などがないか
確認してみてください。

清潔にしていれば
通常数日で自然に治りますが、
ひどく痒がったり改善がみられない場合には
動物病院に連れていってあげてください。

 

変色にも注意して!こんな場合の原因と対処法は?

鼻が変色することもあり、
注意が必要です。

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色ごとに変色の原因と対処法が違うので、
みていきましょう。

茶色や黒い色など濃く変色している場合

鼻の色がだんだん茶色や黒い色などに
濃く変色していく場合は、
次のような原因が考えられます。

鼻が濃く変色する原因

●体質や成長
●食べ物の変化

どちらも対処する必要は特になく、
変色以外に体調や見た目に
変化がなければ、心配いりません。

ピンクや赤い色など薄く変色している場合

鼻の色がピンクや赤い色などに
薄く変色している場合
少し注意が必要です。

鼻が薄く変色する原因

●老化
●ケガ
●栄養不足
●皮膚炎
●ウィンターノーズ

原因ごとに、対策法をみていきましょう。

●老化
人間の白髪と同じで、
老化によって鼻の色素が抜けて
鼻が変色することがあります。

急激な変色ではなく、
「そういえばちょっと色が変わった??」
くらいのゆったりな変色が特徴です。

心配のない自然な変色なので、
気にしなくて大丈夫です。

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成長や老化にともなう
色の変化について詳しくは、
’’柴犬は色が変化するってホント?
どんな色に変わるの?
’’

をご覧ください。

柴犬以外の犬種についても
参考になりますよ。



●ケガ
鼻を噛まれたりすりむいたりして
鼻にキズができて変色することがあります。

治る場合と変色したままの場合があり、
どちらも心配はいりません。

キズ跡が化膿していないかにだけ
注意してあげましょう。

 

●栄養不足
栄養不足によって色素が抜けて、

鼻の色が薄くなることがあります。

鼻の色が薄くなる原因の中で
もっとも怖いのがこの栄養不足です。

最近エサやオヤツを変えませんでしたか?

もしかしたら、
栄養が足りていないかもしれません。

肉球の裏や被毛の色も
合わせて退色していたら、
一度元の食事に戻してみましょう。

改善されなければ、
獣医さんに相談してみてください。

 

●皮膚炎
アトピーやアレルギー、
日光や虫かぶれによって皮膚炎を起こし、
鼻の色が薄く見える場合もあります。

日光性皮膚炎は特に
北国原産の色素の薄い犬
よくみられます。

痛みや痒みがなければ、
心配はいりません。

アレルゲンを排除し、
数日清潔に過ごさせましょう。

改善がみられなければ、
獣医師の診察を受けてください。

 

●ウィンターノーズ
ウィンターノーズ(冬鼻)といって、
冬になると鼻の色が薄くなる犬もいます。

紫外線が少なくなるため、
色素が減退するのです。

夏になるとまた元の濃い色に戻るので、
心配いりません。

冬限定の鼻の色を楽しんでください。

まとめ

いかがでしたか?

犬の鼻は健康のバロメーターです。

  • 乾燥

を毎日観察して、
犬の健康チェックをしましょう。

睡眠中・寝起き以外で鼻が乾いている時は、
発熱などの体調不良を疑いましょう。

薄く変色している時には、
もしかしたら栄養不足やケガ・皮膚炎
かもしれません。

いつもより食欲がないなど
鼻以外にもなにか症状がみられたら、
獣医さんの診察を受けてくださいね。