犬を飼い始めて一番驚いたのは、
犬の表情の豊かさでした。
困り顔や笑い顔など、
犬は本当に表情豊かですよね!
でも、困り顔に見えるその顔は本当に
’’困っている’’
という意味なのでしょうか?
笑い顔に見える時は、
本当に笑っているのでしょうか?
今回は犬の表情の意味を調べてみました。
表情豊かな犬の画像もご紹介しますよ♪
犬の表情には感情表現の意味がある?
犬の表情には、私たち人間と同じように
感情表現の意味があるのでしょうか?
答えはもちろん、「その通り!」です。
犬の表情には感情がこもっていて、
意味もあります。
表情から気持ちを読み取るポイントは、
- 目
- 鼻
- 口
です。
→「嬉しい!」
「楽しい!」
●まゆを下げたような目
→「いたずらして申し訳ない」
「退屈だなぁ」
●つり上がった目
→「やめてよ!」
「腹立つなぁ」
●上目づかいのまん丸な目
→「おやつちょーだい!」
「まだかなまだかな」
→「この匂いはなんだろう?」
「この人だれだっけ?」
●鼻にしわを寄せる
→「お前だれだ!!」
「ボクのほうが強いぞ!」
→「嬉しいね!」
「楽しいね!」
●口を半開きでパクパクする
→「はやくはやく!」
「遊ぼー!」
●口を半開きのまま固まる
→「えっ!?(驚いて固まっている)」
「飼い主さんまだかな」
●口を真一文字に結ぶ
→「なんだろうこれ・・・」
「見慣れないおもちゃだなぁ」
耳やしぐさの変化は気持ちの表現?
目・鼻・口のほか、
耳やしぐさの変化も気持ちの表現です。
→「なんの音だろう・・・?」
「なんか楽しそうだな」
●耳を前後左右にピクピク動かしている
→「怪しい音がするぞ・・・」
「変なのがいる!?どうしよう・・・」
●耳を後ろに倒している
→「あなたに服従してますよ」
「穏やかで楽しい気分です」
●耳を後ろに倒してキバをむいている
→「ここから出ていけ!!」
「噛みついてやるぞ!」
※参考記事
⇒犬は耳で気持ちがわかるってホント?倒す時はどんな感情?
→「嬉しい!楽しい!」
●しっぽを小刻みに振る
→「・・・だれ??(警戒心)」
「むむ・・ケンカするか??」
●しっぽを丸めて足の間にいれる
→「怖いよー・・・」
●背中の毛を逆立てている
→「ケンカ上等!!」
「絶対負けないぞ!」
●体がカチコチに固まって動かない
→「心臓とまりそうなくらい
怖いよー・・・」
「一体なにが起こったの!?」
「どうしたらいいの?わからないよー」
犬と接する時に一番注意すべきなのが、
「ケンカ上等!」や「噛みついてやるぞ!」
といった威嚇を示す行動です。
犬が威嚇しているときには、
ご紹介した耳やしぐさの変化の他にも
鳴き声やポーズに特徴がでます。
詳しくは
⇒犬の威嚇は鳴き声やポーズでわかる?種類とその意味を紹介!
をご覧ください。
捨て犬や保健所で保護されていた犬の表情は違う?
捨て犬や保健所で保護されていた犬は、
そうでない犬とは
違う表情をみせるのでしょうか?
わたしの飼い犬は元保護犬ですが、
その経験からいうと、
答えは「ハーフハーフ」です。
たしかに、最初は他の犬とは
違う表情をしていました。
というより、’’無表情’’だったのです。
散歩に行ってもオヤツをあげても、
一切表情が変わりませんでした。
でも2週間もすれば、
他の犬と同じ表情を
見せてくれるようになりました。
楽しいときには笑顔になり、
ケンカをするときには鼻にしわを寄せ、
怒られたときにはたれ目になって
家族を和ませてくれます。
出身がどうであったとしても、
どの犬も犬らしいかわいい表情を
わたしたちに見せてくれますよ!
表情豊かな犬の画像で癒されて♪
ではお待ちかねの
かわいい犬の画像をみていきましょう!
どの画像も表情豊かで、
とーってもかわいいですよ♪
動画もありますよ。
●上目づかいで「まだかなまだかな」
●鼻をヒクヒク「この人だれ??」
●口を大きく開けて「楽しいね!」
●耳をピンっとたてて「なんの音?」
まとめ
いかがでしたか?
犬は本当に表情豊かな動物で、
表情にはそれぞれ意味があります。
感情は目・鼻・口・耳・しぐさに出やすく、
ずーっと一緒にいれば
だんたん気持ちがわかるように
なってくると思います。
ある研究によると、
よく歯をみせて笑う家族に育てられた犬は
楽しい時に口を大きくあけて
歯をみせるようになるそうです。
犬も私たち人間の表情をみて、
気持ちを読み取り
表現を真似ようとしているのですね。
飼い犬が不安そうにしていたり
寂しそうにしていたら、
ぜひ顔を近づけてあなたの表情を
みせてあげてください。
あなたが楽しそうな表情をしていれば、
きっと犬も同じように
楽しくなってくれると思いますよ。