気持ち

犬は耳で気持ちがわかるってホント?倒す時はどんな感情?

何か音がした時、犬の耳が、
ぴん、と音のした方に反応するのを
見たことがありますか?

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犬は、音をより正確に聞き取るため、
頻繁に耳を動かしたり、首をかしげたりします。
カワイイしぐさですが、犬が耳を動かすのは、
必ずしも音を拾うためだけではありません。

犬の耳は、犬の気持ちによって
異なる動きをしているんです。



耳のしぐさで感情表現!こんな時はどんな気持ち?

犬の気持ちが耳に表れるのなら、
それぞれどんな気持ちでいるのか知りたいですよね。

耳がぴんと立っている時や、
耳を倒している時、後ろに伏せている時、
犬はどんな気持ちでいるのでしょうか?

耳をぴんと立てる時

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犬が耳をぴんと立てている時は、
犬は何かに興味を示している、
または注意を惹かれています。

飼い主が話しかけた時や物音がした時、
おもしろそうなものを見つけた時などに
このようなしぐさを見せます。

耳を倒す

犬が耳を前にぐっと倒す場合、
攻撃的な気持ちでいることを示します。

他の犬を威嚇する際に見られるしぐさで、
鼻の上に皺を寄せたり、
歯をむき出しにする場合は、
特に強い威嚇・攻撃性を表しています。

散歩の時、他の犬にこんなしぐさを見せたら
できるだけ早くその場を離れましょう。

耳を後ろに伏せる

では反対に、耳を後ろに伏せる場合、
犬はどんな気持ちなのでしょうか?

頭を撫でようとして触れると、
犬が耳をぺたりと伏せることがあります。

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これは、撫でられるのが気持ちいいから。
おやつをもらう時に耳を後ろに伏せる犬もいます。

ただ、犬が耳を後ろに伏せる時は
必ずしも喜んでいるとは限りません。

怖がっている時や、不安な時、
ストレスを抱えている時にも、
犬は耳を後ろに伏せることがあります。

そのため見分けが難しいのですが、
表情が穏やかでしっぽを振っていれば
それは喜んでいる時だと考えられます。

反対に、口元に力が入っていたり、
目を合わせない・目を伏せているのは
不安やストレスを抱えている時です。

 



耳だけじゃない!しっぽの動きでも気持ちがわかる

耳から読み取れる犬の気持ちをご紹介しましたが、
犬の気持ちを知るヒントになるのは
耳だけではありません。

「犬は嬉しい時しっぽを振る」というのは
みなさんご存知ですよね。

しっぽからも、「嬉しい」だけではない
犬の色々な気持ちが読み取れるのです。

いくつか例を挙げると・・・

しっぽをまっすぐ立てるのは、
何かを警戒している時です。

また、他の犬に対して、
「自分は強いんだぞ」と自信を示す時も、
しっぽをぴんと上げることがあります。

それから、しっぽを足の間に巻き込むのは
恐怖心を表しています。

ひどく怖い思いをした時や、
大嫌いな場所に連れて行かれた時などに、
このようなしぐさを見せます。

しっぽを振る=嬉しい と思いがちですが、
実は犬がしっぽを振るのは
嬉しい時だけではありません。

しっぽをやや低く振るのは、
嬉しい、楽しいという気持ちの時ですが、
警戒している時には、
しっぽをぴんと立てて振るのです。

そのため、しっぽを振っているからと近づくと、
吠えられることがあります。

これは意外!口の動きでも感情がわかる?

耳としっぽの動きから
犬の気持ちを読み取る方法をご紹介しましたが、
垂れ耳の犬やしっぽが短い犬の場合、
気持ちを読み取るのが難しいですよね。

そんな時は、口の動きから
犬の気持ちを推測しましょう!

口がきゅっと閉じている時は、
犬が嗅覚をより働かせようとしている時。

つまり、警戒している時や、
何か嫌なことがある時です。

反対に、笑うように口元が緩んでいる時は、
犬がリラックスしている証拠です。

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このように、犬の気持ちは、
耳やしっぽ、口元などから
読み取ることができます。

ひとつのしぐさからは難しくても、
組み合わせて観察することで
より犬の気持ちを理解することが可能です。

犬のしぐさは見ていてとても楽しく、
私達を癒やしてくれるものですが、
そこにある犬の気持ちを推察することで
より素敵な関係を築くことが可能です。

注意深く犬の表情を観察して、
コミュニケーションを深めていきましょう!