お出かけ

ドッグランのフェンスを手作りする方法とは?

アウトドア派の飼い主さんに
人気のドッグランですが、
最近では自宅の庭などに
手作りする人も増えています。

芝生を植えたり
ささやかなアジリティを設置したり。

愛犬が楽しそうに走り回る姿を想像して
さらに頑張るママやパパ。

そこで誰もが直面してしまう壁・・・
囲いやフェンスはどうしよう?

せっかくの自作ドッグランだから
プロの手は借りずにすべて自分で作りたい
あなたもそう思って作り方を
調べているのではないですか?

そこで、この記事ではフェンスを
簡単にDIYする方法を解説します。

  • 費用
  • 必要な高さ
  • 施工の手順
  • 材料や工具について
  • 扉のつけ方

フェンス作りはこれだけ読めばOK!な
内容になりました♪

飾りつけなどの演出で
オリジナリティ溢れる
世界にひとつのドッグランを
作っちゃいましょ!



ドッグランのフェンスを手作りすることは可能?

ドッグランのフェンスを手作りしよう、
そう思い立ったは良いものの
右も左もわからない状態・・・

そもそも愛犬がとびかかってしまっても
安全で強固なフェンスなんて
手作りできるんでしょうか?

結論から申し上げますと
はい、出来ます。

愛さえあれば・・・なんて
根性論みたいなことは言いません。

手作りでも、既製品に負けないフェンス
作ることはできるんです!

まずはフェンスを手作りするのに
かかる費用から計算していきましょう。

また、犬種によって違ってきますが、
ドッグランのフェンスとして安心な
高さも考えていきましょう。

ひとつ、注意してほしいのが
DIY出来るドッグランのフェンスは
大きくても柴犬くらいの
サイズまでにしておきましょう。

大型犬は体重も重く力も強い、
しかもは知るスピードもかなり出るので、
体当たりされても安全なフェンスを作るのは
私たちでは少し無理があります。

ここはおとなしくプロにお願いしたほうが
後々安く済むことになるかもしれません。

ですので、ここでご紹介するフェンスは
小型犬用のドッグランに最適なもの
ということにしておきますね。

では始めます!



自作の費用はどのくらい?

ドッグランのフェンスを
自作するための費用ですが、
使用する材料によってピンキリです。

フェンスに出来る材料は
ネットや金網などがありますが、
今回はおしゃれに仕上がる
木材をつかっていきたいと思います!

角材や板材を使用して本格的に・・・
したいところなんですが、
簡単でおしゃれなフェンスを作りたいので
すのこやガーデニング用のラティス
活用しちゃいましょう。

これなら費用も
かなり抑えることができますしね。
ただし、これから末永く設置すると
考えているなら耐久性が心配なので
樹脂製のラティスなどで代用してくださいね。

ちなみにラティスとはこれのことです。


出典https://www.irisplaza.co.jp/

で、肝心の費用は・・・

[surfing_su_note_ex]ラティス
高90cm×幅90cm‥3159円~
(高120cm×幅90cm‥4219円~)
支柱・・・角材600~2000円×必要数
塗料・・・木部用の油性防腐剤2000円~
金具類・・・約5000円[/surfing_su_note_ex]

ラティスの数は、フェンスを設置する場所
あらかじめしっかり測ってください。

例えば‥ラティスを16枚使用すると
360cm四方のフィールドができます。
この場合のラティスのみの費用は
(90cm)16枚×3159円=50400円です。

扉をつけたり1辺を壁にくっつけるなら
不要なラティスの枚数を引きましょう。



高さはどのくらい必要

ラティスを選ぶうえでも重要なことですが
ドッグランを囲むフェンスの高さは
およそ90cm~130cm必要になります。

ジャンプ力や体長(立ち上がったときの高さ)、
周囲の目線から隠したいなど
環境に合わせて選びましょう。

心配な人は、先ほどのラティスだと
120cmのものを選んでくださいね。



ドッグランのフェンスをDIY!手順を解説♪

ここからはいよいよ
ドッグランのフェンスをDIYです!

あくまで一般的な作り方ですが
設置場所の地面や地域によっては
向いていない材料もあります。

海の近くなら、金属は腐食しますよね。
費用を抑えると言っても
決して安い買い物ではありません。
場所による条件もしっかり考慮して
DIYをはじめてください。

必要な材料・工具

ドッグランのフェンスに必要な材料は、
先ほどもお伝えしましたが

  • フェンスの面になるラティス
    (すのこや金網、樹脂製の格子など)
  • 支柱になる角材(杭)
  • 腐食防止用塗料
  • 金具類
    (釘やビス、連結金具)

これだけです。
これだけといっても数が多いんですけどね。

必須の工具は

  • ドライバー
  • 水平器
  • ハンマー
  • キリ
  • のこぎり

ですが、電動のドリルや
インパクトドライバーがあれば便利です。

木材にくぎを打つ時には
あらかじめ少し穴を開けますが
その時にキリを使います。

他にものこぎりで着る時に失敗しないために
鋸(のこぎり)ガイドが売っています。
大きなものを作るときは、
数ミリの失敗が後々大きなズレを生みます。
1000円以下で手に入るので、
持っておくと安心ですね。

また、角材は自分で切らなくても
ホームセンターで購入すれば
必要な長さにカットしてくれるので
購入前に聞いてみてくださいね。

※杭の長さはラティスよりも
長めにカットしましょう。
穴を掘るなどして地面に差し込むので、
30cmほど余裕が欲しいです。



施工の手順

それでは、ドッグランのフェンスの
施工手順をざっとご説明しますね。

まず、防腐剤やペイントですが
組み立てる前に済ませておきましょう。

ラティスの両端に脚をつける要領
角材を取り付けます。
1枚1枚に2本ずつつけても良いですし
ラティスを2枚くっつけてしまって、
その両端につけると材料費が少し浮きます。

その場合は大きくなってしまうので
2人以上で作業した方が安全です。

脚を付けたラティスを
地面に並べて設置したら、
横に並んだ同士のラティスを
連結金具で繋いでいけば完成です。

※グラついて不安な時は、
脚の部分に支えを作ってくださいね。

扉をつけるにはどうしたらいい?

ドッグランのフェンス部分に
扉をつけると出入りがしやすくなります。

扉部分はラティスで作っても良いですし
扉用のアルミ部品もあるので活用してください。

どちらの場合も、ラティスにつけた脚に
蝶番(ちょうつがい)という金具で
取り付けます。
扉にする材料の片側を脚と繋いだら、
反対側(開くところ)にはロックをつけて
閉めた状態をキープできるようにしましょう。

引っ掛けるこんなタイプがおすすめですよ。


出典https://www.amazon.co.jp/

内開きにするか外開きにするか、
扉の開く方向も考えてつけてくださいね。

愛犬の楽しみな顔を見ていると
今すぐにでも作ってあげたくなります。
ですが、物を作る時は焦らずにじっくりと
よく考えて準備することが大切です。

せっかく高い材料や道具を揃えたのに
失敗してしまってすべて水の泡・・・
なんて切なすぎますし
お金の無駄遣いになってしまいます。

何事も焦らずゆっくりと。
寸法を測る段階で失敗する人が多いので
とくに注意して何度も確認してくださいね。

工程をリストアップするのもおすすめです。
時間をかけて、失敗のないように
計画を立てましょう。

それでは、ドッグラン用ではありませんが
フェンスを自作している人の
動画をご紹介して終わりにします。

雰囲気だけでも掴んでみてください!