犬種・選び方

チワワにも散歩が必要!最適な頻度や距離はどのくらい?

チワワは体も小さいし、室内だけで
遊んでいれば散歩は必要ないと思って
いませんか?

散歩しない理由として多いのは、
「ウチの子は室内で走り回っているから
十分運動している」「ペットショップで、
チワワには散歩は必要ないと言われた」
ということがあるようです。

でも、本当にチワワには散歩は
必要ないんでしょうか?

いいえ!チワワにも散歩は必要なんですよ!
そこで今回は、チワワに散歩が必要な
理由や最適な頻度や距離などについて
お話したいと思います。

 



 

体の小さいチワワにも散歩は必要!

 

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チワワに散歩が必要ないと思っている人の
多くは、「散歩=運動」という考え方が
多いようです。

確かに、散歩は運動と言えます。
だからと言って、散歩が必要ないとは
言い切れないんですよね。

散歩が必要な理由には、3つの理由
あります。
では、一つずつ見ていきましょう!

室内の運動だけでは足りないの?

チワワに必要な運動量は、どのくらいだと
思いますか?

チワワに必要な運動量は、時間にすると
1日に15分前後、距離にすると1日に1km
言われています。

確かに、この程度の運動量なら室内で
ボール遊びするだけでも必要な運動量は
満たすことができます

でも、家の中にばかり居ると、
チワワは外の世界を知ることもなく、
チワワにとって家の中が全てになって
しまいます。

つまり、視野が狭い犬になる、飼い主以外に
懐かない犬になる、初めて見るものを怖がる
臆病な犬になってしまうことを意味します。

散歩は大事なリフレッシュタイム

チワワを散歩させると、「ストレス発散
心身の健康維持」の効果があります。

犬は、ひとりで留守番させられるなど
室内に閉じこめられることで、ストレスが
溜まってしまいます

外で走らせることで、自然と有酸素運動
させることができます。

有酸素運動には、”エンドルフィン”と
呼ばれる物質を分泌させ、
心地よさを感じる”ことができます。
つまり、ストレス発散になるんですね。

また、継続的に有酸素運動をすることで、
心肺機能を高めたり、免疫力を高め病気や
ケガになりにくい体を作ります
肥満予防にもなりますよね!

さらに、散歩中にいろいろなニオイを
嗅ぐことで、犬本来の好奇心を
満たせることにもなり、自律神経の
バランスも整えることができる
言われています。

散歩を通してしつけができる!

散歩は、チワワに社会性を身につけるための
良いしつけになります。

外に出れば、必ず他の犬や人間に出会います
出会って、ニオイを嗅いで触れたり
遊んだりすることで、犬同士の
コミュニケーションや飼い主以外の
人間との触れ合い方を学ぶことができます!

犬にとって、社会性を身につけることは、
最も重要なしつけなんです。

ここで、散歩のしつけ方がわかる動画
ご紹介しますね♪動画に出ているチワワが
とってもお利口でカワイイですよ♡



 

 

動画の後半で、リードをはずしたしつけを
していますが、安全面を考えると、
ロングリードを使用するのが良いですよ!

チワワの散歩、どのくらいがベスト?

 

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チワワに散歩が必要な理由は、お分かり
いただけたと思います。

では、実際にチワワと散歩に行くには、
どのくらいの頻度や回数、距離や時間が
必要なのでしょうか?
一つずつ見ていきましょう!

犬の散歩についての記事なら、
こちらもおすすめ!

「”犬の散歩に行かないとダメな4つの理由とは?”へ移動する」

「”犬の嫌いな臭いは?TOP5を紹介!”へ移動する」

最適な頻度・回数は?

チワワの散歩は、なるべく毎日を
心がけましょう!

1日に散歩に行く回数は、朝夕の2回が
理想的ですね。もしも、時間的に
難しい場合は、1日に1回は散歩に
連れて行くようにしましょう

散歩の距離はどのくらいがいい?

では、次にチワワの散歩に必要な距離
ついて見ていきます。

チワワを散歩に連れていく際は、
1km程度の距離を目安に散歩をしましょう!

昨日散歩に行けなかったからと、「代わりに
今日は倍の距離を歩く」という散歩の仕方は
チワワにはおすすめできません

一歩が小さいチワワにとって、長距離は
足や膝、腰などに大きな負担をかけてしまう
可能性があるからです。



長時間の散歩でも大丈夫?

犬には1時間散歩が必要だから、チワワを
1時間散歩させている」そんな飼い主さんが
たまにいます。

でも、チワワを長時間散歩させるのは、
あまり良いこととは言えません

なぜなら、長時間歩くことでチワワの足や膝、
腰などに負担がかかってしまうからです。
足や膝、腰に負担がかかると、ケガや
関節炎などの病気になりやすくなって
しまいます

チワワの散歩の時間の目安は、1回に
10~20分程度で十分です。

ハイキングなど長時間歩かせる場合は、
チワワの様子を見ながらこまめに
休憩を取りながら、散歩をさせましょう

寒がりなチワワ、冬も散歩に行くべき?

チワワは冬の寒さに弱い犬種です。
チワワは体が小さいため、体内の熱が
冷めやすいからなんです。

だからと言って、冬に散歩に行かない
というのは間違いです。

雪国に住むチワワだって、散歩が好きで
よっぽどの猛吹雪でない限りは、散歩に
喜んで行っている子もいるんですよ!

もちろん、同じチワワでも個体差は
あるので、必ずしも寒さに平気とは
言い切れません

冬や気温の低い日の散歩は、暖かい素材の
洋服を着せて、寒さからチワワの体を
守ってあげましょう

なるべく、日中の気温が高くなった時間
散歩に行くようにしましょう。

雪が降る場合は、足や体全体を覆うタイプの
レインコートがおすすめですよ。

ついつい忘れがてしまいがちですが、
冬は肉球が乾燥して割れやすいので、
散歩後は犬用の肉球クリームを塗って
ケアしてあげてくださいね!

チワワの散歩、こんな時どうする?

 

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チワワとの散歩で歩くのを嫌がったり、
石などを拾って食べたりして困ることは
ありませんか?

この2つの行動は、意外と多くの犬が
やっている行動なんですよ。
では、一つずつ原因や対策について
見ていきましょう!

歩くのを嫌がる・歩こうとしないとき

まずは、チワワが歩くのを嫌がったり、
歩かないときの
原因には2つあります。

1つは、チワワが病気やケガで足を
痛めたり、体に痛みがあって歩けない
場合です。

チワワの足にトゲなど刺さってないか、
どこか体調が悪くないかを
確認するようにしましょう。

もう1つは、散歩のルートで嫌がる場所が
ある場合です。

犬は一度でも怖い思いをすると、記憶に
その出来事が強く残り、怖いと
感じたものを拒絶するようになります。

もしも、毎回同じ場所で歩かないなら、
その先にチワワが怖がる何かが
あるのでしょう

対策には、まずチワワが怖がるものが
何かを知りましょう。そして、徐々に
慣れさせるようにします。

最初は、抱っこ散歩がおすすめですよ!
抱っこ散歩から始めて、慣れてきたら
リードを付けて怖がるものへ距離を
縮めていくようにしましょう。

ただ、気をつけたいのは、無理強いを
しないことです。無理に怖がるものを
克服させようとすると、さらに恐怖心を
植え付けてしまうことになります

 

MEMO✍

抱っこ散歩とは?

抱っこ散歩は、チワワを抱っこしたまま
散歩することです。

ワクチン接種前の子犬や散歩をさせる前の
準備段階に取られる方法の一つです。

飼い主さんが抱っこすることで、チワワが
恐怖で脱走するのを防げるし、チワワも
飼い主さんに抱っこされていることで、
安心できます

 



散歩中、石などを拾って食べるとき

犬は、散歩中に石など拾って食べることが
あります。これには、3つの原因が
考えられます。

1つ目は、「ストレス」です。運動不足や
飼い主さんの愛情不足から、石などを拾って
食べることがあります。

石を食べるのがおもしろいと感じたり、石を
食べると飼い主さんの気を引ける
学習したのでしょう。


飼い主さんの気を引く行動について、

こんな記事もおすすめ!

「”犬がびっこをひいている!仮病の場合はどうすればいい?”へ移動する」


2つ目は、「鉄分の不足による貧血」です。
通常、栄養バランスの取れたドッグフード
食べていれば、栄養不足になることは
ありません

でも、病気が原因で鉄分が不足している
可能性も考えられます。念のため、
動物病院で診てもらうことを
おすすめします

また、手作り食による栄養不足が原因なら、
食材や栄養バランスを見直しましょう

3つ目は、「拾い食いの習慣」が付いている
場合です。何かのきっかけで、拾い食いの
習慣が付いてしまい、口に入るものなら
何でも食べてしまうことがあります。

対策は、「マテ」「ダメ」「コイ」などの
しつけを徹底させ、拾い食いをする前に、
やめさせるようにしましょう

指示通りできたら、よく褒めてあげることも
大切です。

石を食べる行動の裏には、犬の心理や病気が
潜んでいることがあります。

その原因を取り除いてあげられなければ、
拾い食いを改善することもできません

まとめ

いかがでしたか?
チワワに散歩が必要な理由をご理解
いただけたでしょうか?

飼い主さんとの外での散歩は、
チワワにとって何よりも楽しい時間
なるはずです。

愛犬の健康のためにも、ぜひ今日から
散歩に行きましょう♪