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犬のクッシング症候群の末期症状!余命・治療しないとどうなる?

    わんちゃんの病気の中でも、
    治療に長期または生涯かかることが多いのが
    ホルモンの病気です。

    最近はペットの体調が悪いときに対症療法だけ
    ではなく、きちんと精査する飼い主さんが
    増えてきたことがありホルモン疾患の患者数も
    増えてきました。

    クッシング症候群もそのひとつで、猫ちゃんに
    比べるとわんちゃんに多い病気です。

    この病気が判明したら投薬治療や食事療法、
    定期健診など行い維持していくのが理想ですが
    予後がどうなるのかは気になりますよね。

    余命や末期症状を知っておくことで、
    飼い主さんの心構えも違ってくるでしょう。

    そこで、
    クッシング症候群についての基礎知識と、
    もし治療しないとどういう経過が
    考えられるか
    など説明していきます。

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    犬のクッシング症候群とは?

    クッシング症候群は、日本語のフルネームを
    副腎皮質機能亢進症といいます。

    名前から想像がつく通り、副腎皮質ホルモンの
    分泌が過剰になってしまい身体に様々な悪影響を
    引き起こします

    様々な犬種に起こり得るんですが、
    最近流行の犬種だと
    ポメラニアン、ミニチュア・ダックスフンド、
    ポメラニアンなどに多いです。

    副腎皮質ホルモンとはステロイドホルモンの
    ことで、免疫抑制や筋肉の糖化、抗炎症など
    色々な働きを担当していてもちろん生物にとって
    大事なホルモンです。

    性ホルモンなんかもステロイドの一種です。

    しかし過ぎたるは及ばざるが如しで、多すぎると
    生物にとっては不都合が色々出てきます

    その色々な不都合が重なるので、
    ”症候群”という名前なのです。

    もし治療しない場合は
    体内のステロイド濃度が高いまま過ごしている
    ことになり、一気に末期の状態へ進行する
    可能性があります。

    もちろんわんちゃんの身体が頑張って
    正常な分泌に戻ることもありますが、
    奇跡に近いです。

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    犬がクッシング症候群になる原因は?

    クッシング症候群の原因は、
    下垂体依存性、副腎依存性、医原性の3つに
    大きく分けられます。

    前者2つは、自然発症性としても
    まとめられます。

    ひとつひとつ見ていきましょう。

    下垂体依存性副腎皮質機能亢進症

    脳の側にある下垂体という内分泌器官が
    副腎皮質にホルモンを分泌させるホルモン
    (ACTH)
    を過剰に分泌することで
    副腎皮質がホルモンを過剰分泌し、
    結果的にクッシング症候群が発症します。

    簡単にいうと、下垂体が副腎皮質に
    「ホルモンを分泌しろ!」
    という命令を沢山出しているんです。

    これは、下垂体の腫瘍が原因です。

    副腎依存性副腎皮質機能亢進症

    下垂体の指令は正常なのに、
    副腎皮質から過剰にホルモンが分泌されることで
    クッシング症候群を発症します。

    これは副腎の腫瘍が原因です。

    副腎自体が大きくなっているので、
    正常な大きさの時よりもホルモンを
    沢山分泌します。

    医原性副腎皮質機能亢進症

    こちらは、病院にかからず通販サイトなどで
    ステロイドを購入している方は要注意!

    適量でないステロイドを長期間使っていると、
    クッシング症候群と同じ症状が出てきます。

    そして、症状が出たからと言って急に
    ステロイドを止めることで元々ステロイドを
    飲んでいた原因(アレルギーなど)が
    ひどくなったり、副腎不全になることが
    あります。

    普段生物は身体の中にあるホルモン濃度を
    適正量に調節しているのですが、薬物により
    ステロイドを補充していると
    「足りてるから自分では分泌しなくても良い」
    と判断して機能が落ちてしまうのです。

    最近通販サイトや輸入代行でステロイドなど
    強力な薬品が販売されていることもありますが、
    強力なものほどきちんと定期検査を受けながら
    獣医師の指導のもと使ってください

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    犬のクッシング症候群の初期症状は?

    わんちゃんのクッシング症候群の初期症状は、
    下記のような症状が現れます。

    段々症状が現れるので、毎日見ていると
    飼い主さんは気づきませんがある日
    「この子こんなだったっけ?」
    とふと異常に気づきます。

    沢山水を飲み大量におしっこする

    喉が渇くので、お水を沢山飲んだ結果
    おしっこも沢山出ます。

    クッシング症候群は血糖値が高くなるので、
    血液に水分が行き細胞の水分が不足します。

    その結果身体は
    「脱水しているからお水飲まなきゃ」
    と感じるんです。

    異常な食欲をみせる

    空腹感が収まらずごはんを沢山食べるように
    なりますが、身体は消耗するので痩せてきます。

    体脂肪がどんどん無くなっていくので、
    その分のエネルギーをとるため食べるのです。

    お腹がふくらんで見える

    たんぱく質が分解されるため筋肉が薄くなって
    いくので、厚かった腹直筋も薄くなってきます。

    そのため内臓の重さを支え切れず、お腹が
    ぽっこり出たような見た目になります。

    飼い主さんが
    「太ったかな?」
    と勘違いしやすい症状です。

    そして獣医師がパッと見
    「あ・・・クッシングっぽい」
    と感じる症状のひとつです。

    左右対称に毛が薄くなる

    ホルモンの影響により脱毛が起こります。

    円形脱毛症のように抜けるわけではなく、
    わんちゃんの場合は全身が薄毛になる場合が
    多いです。

    筋力低下、元気消失

    たんぱく質が分解されることで全身の筋肉が
    少なくなり、動くのがだるくなります。

    パンティング(荒い呼吸)を安静時もずっと
    継続することもあります。

    肝臓が大きくなる

    脂質代謝異常によって、肝臓が脂肪肝になり
    大きくなります。

    体脂肪は減るけれど、内臓脂肪は増えるんです。

    クッシング症候群ぽいわんちゃんが来院したら、
    獣医師が副腎と一緒に絶対エコーで確認する
    ポイントです。

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    犬のクッシング症候群の末期症状になるとどうなるの?

    今まで起きていたステロイドによる症状が、
    より重篤な形で発現します。

    全部挙げきれないくらいの数の心配があるの
    ですが、その中でも末期に発現しやすい症状
    ピックアップします。

    免疫抑制がかかる

    免疫機能が抑制されるので、感染症に
    り患しやすくなります。

    皮膚だと膿皮症、呼吸器だと肺炎、尿路だと
    膀胱炎などです。

    血糖値が高くなる

    ステロイドはたんぱく質の糖化を促進するので、
    血糖値が高くなっていきます。

    この症状によっても易感染性がみられますし、
    血糖値の異常高値が続くと糖尿病になることが
    あります。

    身体に力が入らない

    筋肉が少なくなっているので、動くのが緩慢を
    通り越して自分で動けなくなります。

    神経症状が重なっていると、この症状が
    更に顕著です。

    血栓が形成されやすい

    ステロイドによる血液凝固・溶解因子の増減や
    他の効果も加わり、血栓ができやすくなります。

    この血栓が脳や肺などの重要な組織の血管に
    詰まってしまうことで、うっ血や脳障害など
    引き起こします。

    神経症状

    血栓症にかかわる部分もありますが、
    腫瘍の巨大化、高血糖による糖尿病、
    感染症によるDICなど様々な原因で
    神経症状が起きます。

    犬のクッシング症候群にはどんな薬が使われる?

    クッシング症候群の治療は原因により厳密には
    違うんですが、腫瘍化していても手術するのが
    難しい場合が多くほとんどのケースで
    投薬治療になります。

    日本でよく使用されるのはトリロスタンという
    薬で、これは副腎皮質でステロイドホルモンを
    作ることを邪魔する薬です。

    その子の体調や検査値を見ながら飲む量を
    決めていって、最適な量を継続します。

    ステロイド分泌以外のことに関しては、
    併発した病気ごとに対応していきます。

    そのため、トリロスタンに加えて抗生物質や
    肝臓のサプリ、血圧降下剤などを一緒に
    使っているわんちゃんが多いです。

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    クッシング症候群の薬の副作用は?

    トリロスタンの副作用は、副腎の機能を
    抑制しすぎたことによる副腎皮質機能低下症の
    症状がほとんどです。

    つまり、ステロイドが少なすぎる病気の症状。

    急な元気消失、食欲不振~廃絶、嘔吐、下痢、
    高カリウム血症などです。

    トリロスタンの量を少なくするか投与を
    中止することで状態が改善することが多いです。

    犬がクッシング症候群になった場合の余命はどれくらい?

    おうちの子がクッシング症候群を発症した場合、
    余命はその子によりかなり違います

    投薬でうまく管理できれば老衰で亡くなる
    わんちゃんもいますが、腫瘍が転移したり
    併発した病気が重篤化したりという
    様々な理由で、1年以内に亡くなる子
    残念ながらいます。

    ストレスはクッシング症候群の子にとって
    大敵なので、なるべくストレスをかけないように
    気を付けてあげてくださいね。

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    犬のクッシング症候群におすすめな食事はある?

    副腎皮質機能亢進症に対しての食事療法は特に
    ありませんが、併発疾患がある場合はそれに
    対応したフードをあげましょう。

    肝不全であれば肝臓用の療法食、
    糖尿病であれば糖尿病用の療法食です。

    ステロイドによって内臓脂肪をためこみやすく
    筋肉が薄くなっているので、一般食であれば
    低脂肪・高たんぱくなフードがおすすめ。

    米や麦などの炭水化物を主体にしてしまうと
    血糖値が上昇しやすいので、炭水化物の中でも
    食物繊維が多いフードを選びましょう。

    おやつは少しならあげても良いですが、
    あげすぎはフォアグラ状態への第一歩なので
    注意してくださいね♪

    犬のクッシング症候群!ドックフードを見直してみる

    最近はクッシング症候群など
    低脂肪・高たんぱくが必要な病気でも、
    美味しい療法食が開発されています。

    厳格な栄養管理が必要じゃなければ
    このようなフードもおすすめで、
    犬心(いぬこころ)もそのひとつです。

    良質のたんぱく質とオメガ3系脂肪酸、
    食物繊維を最適なバランスで組み合わせることで
    血糖コントロールが上手にできるように
    なっています。

    そのため、クッシング症候群以外にも糖尿病や
    膵炎のわんちゃんにもやさしい配合です。

    ⇒犬心の詳細を公式サイトで確認する

    小袋でまずわんちゃんの食いつきを確かめてから
    定期購入を正式に決定できるので、
    好みが細かい子や食欲がない子には
    うれしいサービスですね♪

    まとめ

    クッシング症候群は発症すると生涯治療が
    必要になる病気です。

    病気が進行するにつれてわんちゃんの
    元気や見た目も激しく変化してくるので、
    飼い主さんにとっても見ていることが辛くなる
    ことがあると思います。

    しかし、早期発見だったり飼い主さんの
    お世話によって長生きできたりもするので、
    怪しいと思ったらすぐ病院へ!

    ホルモンの数値が乱れているのが原因で
    起きる病気なので、バランスをうまくとること
    できれば体調は良くなります。

    生活の質が良い状態をなるべく長く続くように
    するのを目標に、長い目でわんちゃんに
    付き合っていってくださいね。

    こちらもチェックしてみてください♪↓

    ⇒犬の糖尿病の症状とは?末期の余命はどれくらい?

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    比嘉 めぐみ

    比嘉 めぐみ

    動物が好きで好きでたまらず、5年間小動物の動物病院で勤務していました。

    発信した情報が、みなさんとわんちゃんのお役に立てば嬉しいです。

    今興味があるのは行動学と東洋医学で、どちらも動物だとまだ分からないことも多いので、日々勉強していきたいです。